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つうかあ(三宅島)【舞台探訪・聖地巡礼】

2017年10月クールに放送された『つうかあ』の舞台を巡りに、離島めぐりがてら三宅島に赴きました。本ブログは舞台探訪・聖地巡礼のみ扱うことにしておりまして、収載作品も100を超えましたが、沢山の猛者がいるこの界隈より、離島巡りの方が本当はブログを書く価値のある趣味なのかもしれません(今のところその気はないですが)。この三宅島が140島目の訪問島になりました。島を日帰りで観光することを主目的に回ったので、細かいカット合わせなどもしておらず、島旅を楽しみながら「つうかあ」の雰囲気にも浸ってきた。そんな感じですので、半分旅行記みたいになっています。旅程構築にお役立て下さい。

本作はシルバーリンクの10周年記念作品として制作されたオリジナルテレビアニメーションで、三宅島で開催されるサイドカーレース「女子高校レーシングニーラー全国大会」で女子高生達が全国優勝を目指す青春群像劇です。
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三宅島は調布飛行場から空路で行く方法と竹芝桟橋さんから東海汽船の大型客船で向かう方法がありますが、今回は大型客船「橘丸」で現地に向かいました。この黄色く目立つ船体の橘丸は、作中にも登場しています。
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竹芝桟橋自体は、JR浜松町の駅から徒歩10分もあれば着く場所にありますので、大変アクセスが良いですが、運行の時間は結構過酷です。竹芝桟橋を22:30に出発する夜行便が毎日出ているのですが、三宅島に着くのが早朝05:00とかなり朝早くです。04:35には船内の照明が通常照明に切り替わり、船内アナウンスで間もなく到着の旨が放送されますので、どんなに寝れても5時間といったところでしょう。
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往路は特2等、復路は2等を使用してみました。この写真が特2等の船室です。各個人にコインロッカーが割り当てられており、コインはリターン式となっています。照明のところにコンセントの挿し口もあるので、スマホも充電可能です。下の部分も同じ東海汽船のさるびあ丸(2代目)と比べると、かなり柔らかく寝やすいと感じました。カーテンを締めればプライベートな空間が確保できますので、繁忙期に使用する方には、特2等をオススメします。現在の橘丸は2014年に就航した比較的新しい船で、2等室もかなり考えられて造られていますから、夜行バスで4列シートが気にならない方は2等で十分だとは思いますが。

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こちらが2等の部屋です。区画によって差はありますが、10名位入る部屋が多いのではと思います。仕切り版があり、場所はチケットを買う際に指定されるので、空いていれば偏らないように、各部屋数名程度という形で配慮してもらえる筈です。戻りは夜行でもないし空いていそうだったので、2等を使いました。実際、私が使った席では、同じ部屋に3名だけでした。なお、こちらの席では部屋にコンセントが2つのみでした。復路は13:35に三宅島を出て竹芝桟橋に着くのが19:45という昼行便ですので、休憩スペースや外部デッキの椅子で時間をつぶすこともできますし、こういう時間構成の船に乗る時は、行きが指定寝台、帰りが雑魚寝をいつも使っています。東京~三宅島だと3000~4000円違いますしね(時期によって結構値段が違う)。

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さて、上述のとおり橘丸の三宅島への到着は早朝で、私が訪問したのは5月でしたが、まだ薄暗い状態でした。冬だったら真っ暗でしょうね。

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そして、ついに上陸。この日は5月の金曜日夜発便でしたが、三宅島に降り立ったのは150名程でした。お客さんの半分くらいは太公望とバードウオッチャーって感じでしたかね。まだ朝の5時過ぎなので、当然港近くのお店も空いておらず、殆どの人が予約してあった民宿等なのでしょうか、車やバスで何処かに消えて行きました。港の待合所は空いていましたが、ここで時間を潰していたのは、私ともう1グループのみでした。ちなみにここで注意なのが、三宅島のどの港に接岸するかということです。海の状況に問題がなければ、通常は錆ヶ浜(阿古)港に到着しますが、波の高さや向き等によっては別の港に到着することがあります。錆ヶ浜港・三池港・伊ヶ谷港という3つの港があり、いずれもかなり離れています。さらに恐ろしいのは、私も三宅島に着いたあと知ったのですが、行きと帰りで、寄港する港が変わることが稀にあるとのこと。これはリスキーです…。島内のバスは1日5便しかありませんので、万が一港が変ってしまったら、レンタカーをどうするかとか、色々な問題が生じますね。

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無事に錆ヶ浜に着けたなら、ここで早速『つうかあ』に出会えます。阿古漁港船客待合所(愛称:ここぽーと)の正面(と云っても港側から見れば裏側だけど)入ってすぐに『つうかあ』コーナーが設置されていて、実車スケールの「明日葉丸」が展示されています。観光協会のTwitterによると2018年7月に設置されたものらしいので、放送後、かなり時間が経過してからの設置だったようです。既述のとおり、この待合所は早朝も入ることが出来ますので、船で三宅島に着いたなら、まずはこのコーナーを見たいところです。

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なお、このコーナーに『つうかあ』の舞台マップも置かれています。舞台マップといっても、地元が許諾を得て作成したとか、観光協会と版元がコラボして作ったみたいな類のものではなくて、一迅社の発行している雑誌「Febri」内の特集コーナー“舞台百景”を別刷りしたみたいな形のものです。
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島内の舞台モデルが全島バランスよく10カ所に絞ってキャプチャ画像とともに紹介されており、これを参考に舞台巡りをしても良いかもしれません。私もここに掲載されている10カ所は全て参考に回りました。
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他に何処に設置されているかは不明ですが、私が今回廻った限りだと、三宅島空港と作中にも登場する山辺旅館には置いてありました。

ということで、舞台巡りのスタートです…と云いたいところですが、時間はまだ朝5時過ぎ、5月だったので景色が見える位には明るいですが、そもそも足がありません。今回、錆ヶ浜の港から1km超のところにある「朝信レンタバイク」というお店で原付をレンタルしたのですが、借りることが出来たのは朝8時からでした。観光協会の運営しているレンタサイクルにしても、利用できるのは9時からなので、いずれにしたって、時間を港周辺で潰すほかありません。早朝対応のレンタカー屋もあるみたいですが、金銭面や手間、舞台の回りやすさなどの機動力、どれを取っても原付のレンタルが最善なので、初めに港周辺を原付を借りられる8時まで、徒歩で巡ります。港から近い順に行くとこんな感じ。

【大野原島】
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阿古港の西南9 km程のところある無人島です。高い所は100m以上の高さがあるらしく、阿古周辺からだとかなり目立ちます。

【阿古駐在所】
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三宅一周道路沿いに立地しています。そのまんまの姿で登場します。

【民宿 夕景】
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阿古の集落の北の方にある民宿です。作中では民宿・暁となっており、ゆりの実家の民宿のモデルです。入口の大きな岩も再現されています。

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ゆりの実家は「民宿・暁」、めぐみの実家は「みつわ旅館」、作中ではふたつが隣同士ということになっています。上の写真が「民宿夕景」、下の写真が「山辺旅館」なのですが、離れた場所にある2つの宿泊施設を、民宿夕景の位置に並べた設定になっています。

【ヤマノベ旅館】
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阿古の集落の南側にある旅館です。この看板は三宅島一周道路沿いに設置されているものです。観光協会のHPでは「ヤマノベ旅館」とカタカナになっていますが、Googleマップ上では「やまのべ旅館」と平仮名、この看板では「旅館山辺」となっており、どれが正しい表記なのか不明です。旅館の玄関の上の部分には「山辺」とだけ掲げられていました。作中では、民宿暁の隣に立地することになっています。

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内部も一致していました。昼食を頂いた囲炉裏の間も作中そのまんまでした。折角なので、今回はこちらで釜飯を頂きました。旅館の方も「つうかあ」の舞台として登場していることはご存知で、「つうかあ」の舞台巡りで訪問した旨を伝えると、既述の舞台マップを下さいました。また、写真撮影・掲載にも快く応じて下さいました。
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私が頂いたのは海鮮釜飯です。はっきり云って“うまい”です。「つうかあ」目的の方もそうでない方も、是非ご賞味頂きたい味です。税込み1600円でした。お茶碗の真ん中あたりにある貝は、地元の人が「あさり」と呼んでいる貝だそうです。岩場にへばり付いている一枚貝らしいのですが、今まで食べたことのない貝でした。味噌汁もカメノテが入っていたりで、しっかり離島感のある釜飯になっています。ちなみにオススメは金目鯛の釜飯とのことでした。

【ティー・ハウス ノン・ノ】

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作中で多可女学園のまおとひとみが宝塚ばりに踊っていた場所のモデルがこのカフェなのですが、やまのべ旅館に併設されているカフェです。食事は旅館の囲炉裏のある部屋で頂いのですが、釜飯は席に運ばれてから20分ほど加熱するので、その間の時間で見学させて頂きました。とても趣きのある喫茶店です。

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店内には、ポスターのほか、田村正文監督のイラスト入りサイン色紙も飾られていました。

【三宅島一周道路】
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山辺旅館に入る小路の辺りから、阿古の集落方面を撮影したものです。既述の旅館の看板がある辺りですね。この道路の最高速度が、作中では∞となっています。奥に見えるのが錆ヶ浜です。

ということで、以上が錆ヶ浜の阿古集落周辺で、徒歩で回れる舞台モデルです。それ以外の場所の巡り方についてですが、バスは1日5本しかなく、公共交通機関で巡るのは非常に厳しいと思います。今回利用したのが、レンタルバイクでした。レンタルバイクは、いつでもさっと、停車して写真が撮れますし、観光スポットに寄る時も、レンタカーと違って駐車のことなども全く気にする必要がない、最高の交通手段だと思います。値段も車より遥かに安いですしね。幸いにも、阿古の集落には「朝信レンタバイク」というバイク専門のレンタル屋さんがあり、ここが島で唯一のレンタルバイクのお店となっています。
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見た目はオンボロで、店主も常駐はしていませんが、しっかり営業しています。この日は5月の土曜の晴れでしたが、借りに来たのは私1名だけとのことでした。なんででしょう…150名くらい下船した筈なんですけどね。レンタルバイクって無い離島も多いですし、このお店が営業しているということを、幸運と思わないといけない位に思うのですが。ちなみに、そんな感じなので、満車になるということはまずないでしょうが、お店に人が常駐していないということもあり、事前に電話で予約をしておくことをオススメします。
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お店にも「つうかあ」のポスターが貼られていました。私は50ccの原付を借りましたが、原付2種もそれ以上の2輪も用意してあるようです。料金は、基本3時間で2500円、以後、1時間ごとの500円?という計算のようです。8時から13時まで借りて3500円でした。なお、ガソリン代も税金も含まれており、掛かるのはこの値段だけ。かなり良心的です。なんで借りる人いないんだろう…と思いましたが、考えてみたら自分みたいな一人旅の旅行者じゃないと、レンタカーの方借りちゃいますよね。
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貸し出してもらったのは、ホンダのTODAYでした。三宅島の一周道路は起伏も多いので、2ストがいいなぁ…なんて思ったりもしましたが、4ストで十二分です。というわけで、以下から、阿古集落から離れた場所の紹介になります。半時計回りに並べています。

【新澪池跡】
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三宅島TTのスタート地点になっている場所は、観光地でもある新澪池のあたりの一周道路沿いです。
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かつては美しい池があったのですが、1983年の噴火で流入した溶岩により水蒸気爆発が起こり、池の水が無くなってしまったという地球のパワーと畏さが感じられる観光スポットです。

【大路池】
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キービジュアルになっている場所は、大路池の北桟橋です。途中から道路が舗装されていないので、原付での訪問の際は、運転にご注意下さい。

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観光協会のHPによれば「周囲2Km、水深30mの伊豆諸島最大級の淡水湖。」だそうです。

【迷子椎】
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ゆり、めぐみがそれぞれ棚橋コーチを呼び出していたのがこの場所で、大路池の北桟橋に向かう途中にあります。三宅高校からは結構離れている…以前に山奥なので、女子高生がひとりでいるような場所ではありません。ただ、密林に迷い込んでも、この大木を目標にすれば助かるという謂れがあり、自分達を見失いつつあるゆり・めぐみ、それを導く棚橋コーチといった関係性をこの神木に重ねたのでしょう。

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ちなみに、この大路池の周辺は、野鳥の宝庫として知らているらしく、私が訪問した際も幾組ものバードウオッチャーがいました。「三宅島ふれあい自然センター アカコッコ館」という観光施設もこの池の手前に立地しています。アカコッコは、島のシンボル的な存在の野鳥で、伊豆諸島周辺でしか見ることのできない固有種です。作中にも1話冒頭から登場しているうえ、ゆりだかめぐみのバッグにもアカコッコのキーホルダーらしきものが付いていました。島に着いてすぐに阿古の集落で見ることができたので、島をぐるっと回っていれば、どこかで出会えると思います。

【都立三宅高校】
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作中では「三宅女子高等学校」となっていた、島唯一の高校です。男性はどこの高校行ってるんですかね…
校舎はあんまり一致していませんが、校舎とグランド、一周道路との位置関係などはそのまま再現されています。

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学校前の一周道路、これはほぼそのままですね。

【三池浜橋】
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EDで登場している場所です。奥に見えるのが三池浜、そして三池港となっています。

【三七山園地】
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あんまり作中で出ていた記憶はないのですが、既述の舞台百景に紹介されていたので立ち寄ってみました。下の伊豆岬灯台を含め、舞台百景で紹介されている全10スポットは、これで回ったことになります。

【伊豆岬灯台】
比較
1909年に伊豆諸島に初めて建てられた灯台だそうです。四角い柱が特徴的で、抜群のロケーションに建っていてとても絵になります。

ということで、比較画像は以上です。細かく回っていたら、とても1日では済まないと思います。島の観光半分、つうかあ探訪半分という感じならば、大型客船による日帰りで、十分楽しめるかと思います。ただし、原付をレンタルした場合の話ですが。唯一、心残りなのは、作中にも登場していた島の温泉「ふるさとの湯」に入ることが出来なかったことです。さすがにいそいそと観光スポットを回り尽くそうとしている状態で、温泉にゆっくり浸かっている時間はありませんでした。火山の島に行ったら、やっぱり温泉に入って大地のエネルギーを感じたいものです。三宅島の火山は「雄島」という山で、中心にある大きな山がそれです。これなんかは、どの位置から撮ったのかいまいち再現しきれませんでしたが。
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雄島に特徴づけられた空中からの三宅島も観てみたい・・と思ったので、往路は大型客船、復路は航空機ということも考えたのですが、島を周回しているバスが、16:00三宅島発の新中央航空調布行きに接続していないため、結局、帰りも船の方が実質的な滞在時間は確保できるため、航空機の利用は避けました。もちろん、飛行機と飛行場の様子だけは見ておきましたけれども。
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離島に訪れたら、行政施設や郵便局・漁協などは、一通り撮って回るようにしているのですが、三宅島で特徴的だなと思ったのは、役場・高校・空港・国の出先機関などが、それぞれバラバラに別の集落に立地しているということですね。普通は一番大きな集落にこういった施設は集中するものなのですが、「阿古」に村役場・観光協会、「伊豆」に警察署・東京都三宅支庁・ヘリポート、「坪田」に高校・空港などといった具合です。幾度も噴火があり、全島避難の歴史もあるような島なので、特定エリアが壊滅的な打撃を受けても村が機能するように、リスクを分散している…?ということなのかなと思いました。
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というわけで、結論を云うと、離島巡りは楽しいし、アニメ・漫画の舞台だったらさらに最高だということです。まだまだ紹介しきれない素晴らしい場所が山ほどあったのですが、とりあえず今回はここまでとさせて頂きます。長文にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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ぽんこつポン子(沼津市戸田)【舞台探訪・聖地巡礼】

「週刊ビッグコミックスピリッツ」2019年17号より連載が始まった矢寺圭太先生の『ぽんこつポン子』ですが、舞台となる日坂町(ひさかちょう)のモデルが沼津市の戸田地区となっています。第1話冒頭で「静岡」とはっきり書かれており、JR沼津駅南口が描写されていたので、ここから何処まで南下するんだろう…っと思っていたら、ギリギリ沼津市内の旧戸田村がメイン舞台でした。
ちなみにですが、連載の時点では「日坂町」と「日板町」の両方の表記が混在していて、どちらが正解なのか分からない…という状況になっています。
日板町または日坂町
戸田は2005年4月1日に沼津市と合併する前までは田方郡戸田村という独立した自治体だったエリアで、沼津市でありながら沼津駅から車で1時間程掛かるという場所にあります。
伊豆半島にありますので、観光地には勿論なっていますが、西伊豆らしいのんびりとした空気が流れる鄙びた漁村です。本作ののほほんとした雰囲気には良くあった町だと思います。

【出逢い岬あたり】
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作中の様に道路を走るバスと御浜岬、そして集落が同時に見えるという場所はありません。写真は出逢い岬という展望台などがある場所から撮影したものです。多少のデフォルメがありますが、戸田を知っている人が見れば、一瞬で戸田と分かる特徴的な風景です。

【戸田漁業協同組合直売所】
2話?1
集落中心部を南北に走る県道17号線沿いにある漁協直営の直売所の前あたりです。

【港橋】
2話?2
同じく主要地方道17号沼津土肥線の橋「港橋」です。横を流れているのは「大川」という川になります。

【お食事処かにや 戸田本店】
2話2
網元直営のお食事処です。これは再現度がかなり高くて、本当にそのまんまという感じです。

【の一食堂?】
2話3
戸田の名物、タカアシガニや深海魚などを出す食堂です。お店の前に水槽が設置してあり、高足ガニが沢山放り込まれていたので、作中のカットはこの水槽を参考したのではないかなぁ…と思います。

【小舟ヶ浜 桟橋】
2話10
御浜岬の先端側、諸口神社の赤い鳥居の横にある桟橋が手前に描かれています。奥に見えるのは、戸田の中心部です。
山の稜線も、何となく実際のものを再現しているように見えます。

【喫茶セピア】
2話6
作中では“海風”というお店になっています。外観には多少の改変が見られます。

2話?4
写真では左側の方にあるためこの中には収まりませんでしたが、作中同様、なぜかカフェなのに「貸ボート」の看板が出ています。

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外観だけかなぁ…と思って入ってみたところ、なんと内部もそのままモデルになっていました!

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カウンター側も概ね、そのまま。

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お店の方も知り合いから聞いたということで、本作に登場していることは承知をしており、雑誌コーナーに当該エピソードを掲載したスピリッツが設置されていました。

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細かいところはアレンジされていますが、明らかに取材して書いている感じですね。

2話23
私はお店の売りだというセピアラーメンを頂いたのですが、喫茶店のラーメンと侮るなかれ。何故カフェにこんな本格的なラーメンが…というクオリティ。しかも600円(税込)という良心的な価格です。コーヒーも300円(税別)でして、とても伊豆の観光地にある喫茶店とは思えません。観光客は勿論ですが、地域の人がよく使うお店だからこそのメニューや価格設定なんだろうなぁ…と思いました。実際、私が訪問した際は常連さんと思しきお客さんが2組カウンターにおりました。
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現在のところ、一番の“聖地”と云ってもいいようなスポットなので、是非、入店してみてもらいたいお店です。
※なお、お店から許可を頂いて写真撮影およびブログ掲載をしています。

というわけで、西伊豆のちょっと辺鄙な場所にある漁村、旧戸田村でした。最後になりますが、戸田は『へだ』と読みますので、お間違えなく。細い路地裏なんかもとても良い雰囲気の港町なので、またゆっくりと訪れてみたいと思います。
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八十亀ちゃんかんさつにっき(名古屋)【舞台探訪・聖地巡礼】

安藤正基先生による、名古屋のご当地的漫画作品『八十亀ちゃんかんさつにっき』が平成31年4月よりアニメ化され第一話に名古屋駅前のアレなんかが登場したので、現地に足を運んでみました。
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【名古屋駅前】
1話1比較
名古屋人的に云うと“名駅”の桜通口という事になるでしょうか。主人公、陣界斗くんが歩いていたここは、JR名古屋駅前の1階正面を出てきたあたりです。JRから地下鉄なんか乗る場合だと、そのままに地下に入ってしまうので、あまりこの交差点を渡る機会というのは、普通だとないと思います。「東京から転校してきた帰り道」に通る場所としては、珍しいルートです。

1話2比較
微妙に一致はしないのですが、奥の建物は名鉄百貨店本店でした。名古屋駅は、北から南に向かってJR・名鉄・近鉄という形で概ね並んでいます。まさかあの三色がニトリ・無印良品・ロフトだとは思いもしませんでしたが、色はそのままを再現したみたいです。

1話3比較
この円錐型の構造物はスタイリッシュなうんこのオブジェ…ではなく、『飛翔』というタイトルのモニュメントで、名古屋駅前のシンボル的な存在です。その他の作品なんかでも、名古屋っぽい場所を表現するのにたまに登場しているかと思います。先ほど、界斗クンが信号待ちしていた場所を北に進んだ場所で、ちょうどJR名古屋駅の真正面に当たる場所です。

1話4比較
『飛翔』前の歩道を北に向いた絵です。奥に見えるのはJRゲートタワーです。八十亀最中と陣界斗の出会いの場所、凄い場所です。確かに駅の真ん前の割にあんまり人混みになったりしない場所なんですよね、ここ。

1話5比較
そして、再び南側を向いたカットがこちら。何となくのレベルでしか一致はしません。
ということで、比較カットは以上です。

この手の“ご当地漫画”とでも云ったら良いのか、特定の地域にフィーチャーした漫画作品て増えましたよね。本作の他『
お前はまだグンマを知らない』とか『北陸とらいあんぐる』とか『ローカル女子の遠吠え』とか。

その地域に住んでいる人は“あるある”を楽しむことが出きるし、そうでない人にとっては、その地域の事を愉しく識るのに役立だったりするし、地理好きとしてはこういう漫画って良いなぁ…って思います。

『ゾンビランドサガ』なんかもある意味ではそれに近いものだったりするんだと思いますが、こういう内容だと地域企業とのコラボだったりとか、マネタイズもし易そうで、コンテンツビジネスの視点からも興味深いものがあります。
本作などは、なんと公式HPに企業向けのお問い合わせフォームまで用意されていて、その商魂の逞しさがまた名古屋らしくて、名古屋人の精神をそのまま体現したかのようでとても良いと思います。
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アニメ版公式ホームページより引用

実は私も名古屋市に住んでいたことがある身なのですが、住むには本当に良いところでした。また、いつか名古屋に住みたい。八十亀ちゃんを見てるとそんな風に思います。
あんなコテコテの名古屋弁は、河村市長とAMラジオのローカルワイドで位しか聞いたことなかったですけどね…

新幹線変形ロボ シンカリオン(富士・長泉)【舞台探訪・聖地巡礼】

=関連記事=
新幹線変形ロボ シンカリオン(大宮)【舞台探訪・聖地巡礼】
新幹線変形ロボ シンカリオン(熱海)【舞台探訪・聖地巡礼】
新幹線変形ロボ シンカリオン(富士・長泉)【舞台探訪・聖地巡礼】

平成30年1月よりTBS系列で放送されている『新幹線変形ロボ シンカリオン』の第65話「新学期 新展開!!!謎の新幹線祭り(平成31年4月6日放送)」に静岡県富士市の風景が出てきたので、現地に赴きました。
65話は放送が6クール目に入った最初の放送で、前話でキトラルザスとの戦いが終結し、物語に一区切りついた新展開への第1話的な扱いでした。超進化研究所・京都支部へ単身赴任している父・速杉ホクトと大宮に住んでいるハヤトの家族とその仲間達が静岡で落ち合うというエピソードです。

【新富士駅】
65話25
母・速杉サクラが「週末ね、お父さんが京都と東京の中間の静岡に遊び行こう、って云っているの」と云っていましたが、いや、東京じゃなくて大宮に住んでるでしょ、おたくの家族…って突っ込みたくなってしまいましたが、それ以前に東京と京都の中間で静岡ってのは、大分静岡よりの中間だなぁ…っていう感じですかね。

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改札前です。後ろに見える発車標が青い文字ばかり…そう、新富士駅ですからね、こだましか停まりません。

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微妙にアレンジがみられて、柱と改札前までの距離感などは一致しないです。

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これも改札前なのですが、奥の方、全然一致しません。完全にアレンジされてますね。これ、熱海駅でもそうだったんですが、JR各社が協力している割に、意外と駅構内は完全一致しない感じなんですよね。

【富士山れんげまつり会場】
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場所は富士東部土地改良区内の須津地域の田圃です。春になると「富士山れんげの会」という有志団体のボランティア活動で撒かれたレンゲが花を咲かせ、辺りに美しいピンク色の絨毯が広がります。「花見と云っても、桜の花じゃないんだなぁ~。」と得意げなハヤト君でしたが、何故小学生が静岡のローカルなお花スポットを知ってるんでしょう。さすが、鉄道が絡むスポットには詳しいですね。

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富士山と新幹線が一緒に撮れる撮影スポットとして、この辺りは有名な場所ですね。作中の富士山は、かなりアレンジされている感じです。

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全体的に、このれんげまつり会場付近のカットは一致しないです。現地の様子をそのまま作中に反映したという感じではないですね。新幹線の軌道の反対側は駿河湾のある平地側ですし、奥にあのような山を望む場所はありません。

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こんな感じの土手もありません。立派なカメラを構えた撮影者はたくさん来てはいましたが。

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これ、スザクの手なのですが…レンゲソウってこんなに大きな花ではないですよ…

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こんな表情のスザクを見ることができるなんて、思いもしなかったですよね。

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 「富士山れんげの会」の名前がEDで“協力”ということでクレジットされており、主催者側は事前に作中にレンゲ畑が登場することを知っていたようですね。平成31年4月28日(日)には「第5回 富士山れんげまつり」が開催されます。素晴らしい場所なので、是非、シンカリオンをきかっけに此処を知った方には訪れて欲しい場所です。
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【長泉町下土狩】

…比較写真準備中…

ハヤト達が乗る東京行きの東海道新幹線と御殿場線を走行する新しいタイプの漆黒の新幹線?がクロスした場所です。謎の黒い新幹線が走行していたのは狭軌軌道の御殿場線ですが、狭軌を走る新幹線・・・ってもはや新幹線ではないですけど、こうなると在来線があるところ何処にでも敵が現れることになりますので、今後、色々な場所が出てくるのではないかと楽しみになります。

ということで、東海道新幹線沿いであるためか、特に支部等もないのにまたもや登場した静岡県の風景でした。

Dr.STONE(相良油田)【舞台探訪・聖地巡礼】

「週刊少年ジャンプ」に連載されており、 2019年7月からアニメも放送されることが決まっている稲垣理一郎先生原作、Boichi先生作画の漫画『Dr.STONE』に登場した静岡県牧之原市にある相良油田を訪ねて来ました。
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本作は3700年後の神奈川県~静岡県あたりを舞台に物語が展開しており、箱根や鎌倉の大仏など、実在の場所が幾つか出てくる中で、石油を入手するために向かった場所として相良油田が登場します。
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というわけで、遥か未来の話であるため、現在の相良油田に存在しているものが、果たして3700年後にも遺っているのか…というところではあるのですが、なんと、第94話「黒い宝石の香り」の扉絵で復元された手掘り井戸の小屋がそのまんま登場するのです。
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現在、相良油田が存在した場所は「相良油田の里公園」として整備されており、こちらの小屋は、相良油田が現役だった明治時代に林立していたとされる手掘り井戸小屋を再現して設置された展示物で、よく見ると説明パネルも作中でそのまま描写されています。
鎌倉の大仏以上にきれいに遺ったんですね、3700年後まで。
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作中の様に付近に石油が沸き出ている場所は見当たりませんが、現在も機械掘りのやぐらが遺っており、イベントの際などにここから原油が汲み上げられています。相良油田の原油は大変に高質なもので、濾過するだけで、使用できるのだとか。凄いぜ、相良油田様。
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因みに、相良油田側も漫画内で相良油田が登場したことを把握しており、公園の中にある相良油田資料館の入口には、相良油田登場回が掲載されたジャンプが置かれていました。
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ということで、何となく作品の雰囲気を楽しみにくる程度のカットしか登場はしませんが、現地に赴くと本作においてキーになる科学アイテム“石油”を身をもって理解することができ、作品をより深く楽しむ一助になると思います。
大変シブい観光スポットですが、是非、一度足を運んでみて欲しいです。
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スカイDJ

Author:スカイDJ
※2015年春頃までに作成した記事についているMAPがGoogleの何らかの仕様変更で現在閲覧不能になっております。申し訳ございません(_ _)作成者である私自身も地図にアクセスできない状態なのです。

アニメや漫画の舞台を巡って旅する旅行中毒者。B級スポット・離島・神社・水族館なども好物です。

・BTC舞台探訪者コミュニティ関西支部所属
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