ばらかもん②(第5話~8話編)【舞台探訪・聖地巡礼】五島列島福江島
=関連記事=
ばらかもん(原作漫画編)【舞台探訪・聖地巡礼】
ばらかもん①(第1話~4話編)【舞台探訪・聖地巡礼】 ※アニメ版
ばらかもん②(第5話~8話編)【舞台探訪・聖地巡礼】 ※アニメ版
ばらかもん③(第9話~12話編)【舞台探訪・聖地巡礼】 ※アニメ版
ばらかもん(第1話~12話まとめ&アクセスガイド)【舞台探訪・聖地巡礼】 ※アニメ版

2008年4月号よりガンガンONLINEにて連載中で、2014年7月からアニメ放送がスタートした「ばらかもん」の舞台探訪です。
アニメ放送開始後としては2回目の訪問で、5話~8話までの五島列島福江島の登場風景を紹介します。
福江島と云っても登場するのはほぼ、旧富江町に該当する場所です。旧富江町が原作者、ヨシノサツキ先生の出身地の様ですね。


前回の7月の訪問時と同様、今回も現地は聖地としての盛り上がりを見せていました。商店街のいたるところにポスターが貼られていましたし、福江港ターミナルではなんとポスターが無料配布されていたり(※訪問時の平成26年8月下旬時点の情報です)。私自身も空港で巡礼者の方にお会いしたりましたね。また、8月26日~8月31日には、キービジュアルを手掛けた五島市出身の山本二三氏の作品展示会「山本二三展~森の声、海の声~」の開催も。

ただし、7月に福江港ターミナルの2Fにあった筈の“なる”のパネルは、何故か奈留島の奈留ターミナルの観光案内所の前に移動していました。これはびっくりしましたw奈留だから「なる」ってことでしょうかね。作中では奈留島の風景は登場しませんが、フェリーで福江島から40分程度ですので、なるに会いにいくのもいいかもしれません。
さて、それでは、作中との比較画像です。
【倭寇漁港(山崎地区)】
倭寇漁港は福江島最南端の漁港で、南側から「坪地区」「山崎地区」「女亀地区」の三つに分かれています。
夕陽を眺める1話、漁船に文字を書く4話などで登場するのは倭寇漁港(坪地区)ですが、なるが堤防の先から海へダイブする5話、みんなで釣りを楽しむ7話で登場するのが山崎地区だと思われます。

5話。堤防の先の灯りの形状からもこの漁港だと思われるのですが、一致はしません。

5話。磯遊びしていた場所からそのままの位置関係で撮影すると、こんな感じになります。

5話。堤防の先っぽを取ろうとすると、再現不可能です。足場がありませんのでw

5話。こちら倭寇漁港(女亀地区)で撮影した写真になります。海上から撮影できれば、山崎地区でも似たような写真は再現できるはずです。灯台のようなものの形状が女亀と山崎で同じだからです。

つまり、実際の倭寇漁港(山崎地区)の磯と堤防はこのような位置関係になっています。右側が磯ですね。中心あたりで奥に向かっているのが作中では堤防の先端になっているようなのですが、実際はそこから左に曲がっていって、その先が堤防の先端になっております。

5話。でも、堤防の先の灯台のようなものが右端あたりに位置していることなども一致していますので、ここがモデルでよいのではないかと思うのです。灯台の形状もほぼ一致。(灯台ではなくて何か呼び方があるのでしょうか、この構造物。)

5話。ということで、このあたりのカットは雰囲気が合うだけの感じです。

5話。富江町内の漁港しか調べていないので、全然違う場所に完全一致の場所があったら申し訳ありません。

5話。この回の濡れたタマはかわいかったですね。
ここからは7話「ひさんいを」の魚釣りに登場したカットです。

7話。これは、堤防の手前の別の突堤みたいな場所のところにあります。

7話。実際には先端に灯台の様なものがある堤防は、右手の堤防のさらに奥にあります。

7話。実際にはここにこういう階段はありませんでした。

7話。ほら、階段がないです。

7話。堤防の先端の方ですね。

7話。これは、こういうことで合ってると思いますが、あまり一致はしませんね。

7話。この漁港を見つける手がかりになったのが、このコンクリートの模様です。

7話。堤防の上にある階段で撮影。

7話。対岸から撮影しました。

7話。これは、一脚でもないと完全には合わせられませんね。

7話。意外と合ってますね。

7話。作中の方が角度が急になっています。

7話。堤防の先端の方です。

7話。こういうのはわざわざ撮影しなくてもいいと思うんですけどね…w

7話。www

7話。階段はありませんが、他の部分は結構近い感じで描かれています。

7話。堤防の上から漁港内を眺めたカット。

7話。堤防の上で外海側に糸を垂らしています。

7話。先端の灯台の様なものも一致しています。

7話。背景を追う作業をしていると、たまに、これは絶対にモデルある、とかわかるようになってくるのですが、これは実際にロケハンをして、撮影した写真をもとに作画したのではないかという感じがします。随時、動くものなので、完全に一致したわけではありませんが。明らかに他のカットより、気合の入った描きこみ方になっているのがわかります。

7話。漁港の内部から堤防を撮影した図。

7話。堤防の上ですね。

7話。これもカットを見た時からモデルがあると確信したカットですね。漁具同様、他のカットと比べて、描きこみ方に力が入っており、すごき綺麗な絵になっています。再現度もかなり高いです。
【さんさん富江キャンプ村】
6話で東京から来た川藤&神崎が宿泊していた場所です。バンガローからテントサイトまであるキャンプ場で、アスレチック・テニスコートも完備しており、隣接した海水浴場で泳ぐこともできる総合レジャー施設です。

6話。作中では「富江」が省略されていますね。

6話。テントサイトです。ほぼそのまんま。しかし、なぜホテルに宿泊しなかったのでしょうかw
※管理事務所の許可を得て撮影しています。
【多郎島海水浴場突堤】
6話で川藤が海を眺めていた場所で、さんさん富江キャンプ村に隣接している海水浴場にあります。

6話。この場所からだと、島や陸が映り込んでしまうので、作中の様に全面海というわけにはいきません。

6話。作中とちょっとブロックの構造が違ってます。

6話。なんとか、撮影可能です。このカットは。

6話。確かに実際のブロックの様ななだらかな斜面だと座っていて絵にならないのかもしれませんね。

6話。さすがにここまで海は青くなかったですが、五島の海はきれいですよ~。

6話。これはやや俯瞰気味なので、こんなもんで。

6話。これはどっちかなぁ。実はこの突堤2か所あるのです。雰囲気的に北側よりのところで撮影したのですが、その突堤の根本はこんな感じです。

6話。南側の突堤で撮影したのがこんな具合。いずれにしても改変ありってとこですね。
【福江空港】
主に6話で川藤&神崎が東京に帰る際に大量のカットが登場しました。
◆ターミナルビル外部◆

5話。なんと、訪問時は改修が行われておりました・・・。もしかしてですが「福江空港」だったものを最近決まった愛称である「五島つばき空港」に変えるとか!?

7話。ほとんどそのまんまですね。改修中だったのが悔やまれます。

5話。空港の出入り口を出たところです。どうも、完全には一致する感じではないです。

5話。ひとつ上と同様、空港の出入り口を出たあたり。植え込みや横断歩道の位置が微妙に改変されていますね。横断歩道の向こう側は駐車場になっています。

5話。植え込みも整える作業中でした。位置はここで合っていると思います。

7話。空港へのアクセス道路の途中です。見送りをしていた場所。

7話。

7話。

7話。

7話。

7話。

7話。ここはあんまり一致しないですね。

ちなみになんですが、ひろしとみわ達が飛行機を見送っていたこの場所、見送り・見学等はご遠慮くださいとの看板が…。
誰かをここで見送ることはないと思いますが、再現しないようにしてくださいねw
◆ターミナルビル内部◆

7話。1階です。1階のカットはこの一枚のみ。

7話。ここから先はすべて2階です。

7話。看板までほぼ一致。

7話。保安検査場の入り口あたりですね。

7話。これは、何処なのかよくわからなかったので、ヤマト運輸の看板で合わせました。ロケハン時と看板の設置場所が変わっているのだと思います。

7話。シートの色だけ変わってます。

7話。保安検査場の入り口前あたりに設置されているイス。

7話。微妙に一致しないのですよね、この柱と屋根の構造。

7話。看板と時計の位置関係もそのまんまです。撮影時間がバレてしまう…。でも、今回は撮影に2度訪問していますので、空港の比較写真は別の日のものが入り混じってます。

7話。保安検査上の入り口あたりです。作中で真ん中で横を向いている青いものは、機内持ち込みのバッグのサイズを計るもののようで、実際は、左手に正面を向いて設置されています。

7話。このあたりのカットは搭乗時間前あたりは、保安検査上の入り口なので、人が往来するため撮影できません。

7話。この顔w

7話。奥に見ているのが売店です。

7話。売店の上の看板も作中と同じもののようになっているようです。

7話。空港ターミナルビル2階のカットはかなり多めなので、一部端折っております。
◆ターミナルビル内部売店◆
福江空港2F、エスカレーターを上がった正面のところにある売店です。

7話。一致しませんね。実は、この売店ですが、平成26年4月から運営会社が変わった様で、それに伴って、売り場の配置などが大きく変わったのです。

7話。以前に使用していた什器などはそのまま使用している感じですが、配置が変わっております。商品構成も変わっているかもしれません。3月以前にロケハンをしたした時点では、作中の様になっていたのだと思います。

7話。左手の「ばらもんくん」の掛かっている網棚で合わせるとこんな感じ。

7話。平成26年4月より前に2回、福江島を訪問していますが、確かに原作探訪の時点では、この様になっていました。というか、原作でもアニメと同じ様に、当時の売り場がそのまま再現されています。

7話。レジ前から撮影したカット。


なお、鼻メガネは扱っていないそうですw
※売店内部の写真は事前に申請をして許可を得た上で、他のお客さんがいない時間に訪問し、撮影・掲載させて戴いております。
◆エプロン周辺◆

7話。撮影した飛行機はDHC8-Q400です。作中では「福岡便635便は10時20分より搭乗手続きを…」とアナウンスが流れていましたが、現在、福江発福岡行にはそれに該当する便はなさそうです。

7話。これは、エプロンから望遠レンズで撮影すれば、再現できるかもしれませんがw

7話。これは致命的なミスで、回収できませんでした。帰りの時点ではどこにあるか把握できていたのですが、帰路では撮影不可の場所にあります。飛行機を降りた後、空港のターミナルビルに向かって歩いていくと、その入り口の手前あたりに設置されています。回収には、長崎か福岡から飛行機で福江入りする必要があります。
◆ボンバルディア式DHC-8型機機内◆
福江空港の定期便は長崎・福岡の2路線です。使用されている飛行機はボンバルディアDHC8-Q200またはDHC8-Q400のどちらかなのですが、作中の飛行機はオリエンタルエアブリッジのDHC8-Q200(dash8-200)の様です。なお、比較の写真はDHC8-Q400です。

7話。

7話。
【旧富江町内某集落】
本作のメインの舞台となる場所です。田舎の集落で民家やお墓がモデルですので、場所の情報に関しては控えさせて頂きたいと思います。
◆木下商店モデルの民家◆

6話。もうちょっとローからが正解ですが、現在は普通の民家と思われるので、あまり目立つ様な撮影の仕方は避けた方がよいかと思います。

6話。なるが貝を売っていましたね。

6話。自販機は作中の方がややスリムです。

6話。作中では塀がかなり高めに描かれています。

6話。※良い子はゆでて食べよう!

6話。この角度から見てもかなり忠実に描かれているのがわかります。

6話。奥に見える建物もなんとなく一致はしていますね。

6話。実は作画の矛盾が生じています。商店の比較カット、上から3枚目を見てみると、貝を置いてあるビールケースをひっくり返した様な黄色い箱はもう少し奥に描かれているのですが、このカットなどを見ると、側溝の蓋ギリギリに移動しているのがわかります。
◆ザリガニ釣りの池◆

5話。

5話。カットをそのまま再現しようとすると、私有地に入る形になってしまうので、撮影可能な位置からだとこんな感じになります。

5話。池の位置的に、この道路のカットは池の前の道路だと思うのですが、こんな感じになります。右手の建物などは一致しています。
◆墓地◆


8話のメインの舞台となる墓地ですが、こちらもとある集落内にモデルがあります。左のカットなどは完全に一致する場所がありました。本墓地はお寺の敷地内などではなく、公道に面した場所にある集落の共同墓地といった雰囲気の場所ですので、見学すること自体は可能かと思います。風景の一部としてお墓が写りこんだり、通路などが主体のカットに関しては、撮影は許容されるかもしれませんが、私が判断できることでもありません。墓地という場所もあり、今回は撮影を控えました。何卒、ご了承ください。また、もし訪問されることがあるようであれば、節度ある行動をして頂く様お願い致します。

8話。8話のタイトル「オンデ」の元にもなっているチャンココです。チャンココは福江島などに伝わる念仏踊りで、毎年旧盆8月13日~15日に行われます。お盆に訪問すれば本物が見れたのですが、長崎県の指定無形民俗文化財にもなっている福江の風物詩だけあって、島のあちこちでチャンココの踊り子の像などを確認することができます。こちらは増田トンネルで撮影しました。
【その他福江島内観光スポット】
7話で川藤が上げていた福江島の観光スポットです。


◆堂崎天主堂◆
五島列島で最初に建てられた教会で、長崎県指定有形文化財に指定されています。
現在は堂崎天主堂キリシタン資料館という施設になっています。
◆石田城(福江城)◆
1863年に完成した、城壁の三方が海に囲まれている日本唯一の海城だそうです。
現在は敷地内は公共施設等が立地しています。
◆大瀬崎灯台◆
映画「悪人」で二人が愛の逃避行の末に辿り着いたクライマックスの灯台シーンのロケ地です。
五島列島では一番有名な観光地かもしれません。
◆高浜海水浴場◆
福江、というか五島では有名なとっても綺麗な海水浴場です。
ここだけ、未訪問。次回、行ってきたいと思います。
以上で5話~8話分の比較カットは終了です。


季節的なものか、五島の道路上には沢山のアカテガニ・ベンケイガニが歩いていました。
ばらかもん探訪・巡礼はレンタカーが必須な感じですが、カニくんを轢かない様に、是非のんびり走って下さいね。
Googleのマイマップ機能の仕様変更の影響で地図にアクセスできなくなっているようです。
こちらのリンクから地図をご利用下さい→ばらかもん舞台探訪MAP
より大きな地図で ばらかもん(アニメ版)【舞台探訪・聖地巡礼】MAP を表示
ばらかもん(原作漫画編)【舞台探訪・聖地巡礼】
ばらかもん①(第1話~4話編)【舞台探訪・聖地巡礼】 ※アニメ版
ばらかもん②(第5話~8話編)【舞台探訪・聖地巡礼】 ※アニメ版
ばらかもん③(第9話~12話編)【舞台探訪・聖地巡礼】 ※アニメ版
ばらかもん(第1話~12話まとめ&アクセスガイド)【舞台探訪・聖地巡礼】 ※アニメ版

2008年4月号よりガンガンONLINEにて連載中で、2014年7月からアニメ放送がスタートした「ばらかもん」の舞台探訪です。
アニメ放送開始後としては2回目の訪問で、5話~8話までの五島列島福江島の登場風景を紹介します。
福江島と云っても登場するのはほぼ、旧富江町に該当する場所です。旧富江町が原作者、ヨシノサツキ先生の出身地の様ですね。


前回の7月の訪問時と同様、今回も現地は聖地としての盛り上がりを見せていました。商店街のいたるところにポスターが貼られていましたし、福江港ターミナルではなんとポスターが無料配布されていたり(※訪問時の平成26年8月下旬時点の情報です)。私自身も空港で巡礼者の方にお会いしたりましたね。また、8月26日~8月31日には、キービジュアルを手掛けた五島市出身の山本二三氏の作品展示会「山本二三展~森の声、海の声~」の開催も。

ただし、7月に福江港ターミナルの2Fにあった筈の“なる”のパネルは、何故か奈留島の奈留ターミナルの観光案内所の前に移動していました。これはびっくりしましたw奈留だから「なる」ってことでしょうかね。作中では奈留島の風景は登場しませんが、フェリーで福江島から40分程度ですので、なるに会いにいくのもいいかもしれません。
さて、それでは、作中との比較画像です。
【倭寇漁港(山崎地区)】
倭寇漁港は福江島最南端の漁港で、南側から「坪地区」「山崎地区」「女亀地区」の三つに分かれています。
夕陽を眺める1話、漁船に文字を書く4話などで登場するのは倭寇漁港(坪地区)ですが、なるが堤防の先から海へダイブする5話、みんなで釣りを楽しむ7話で登場するのが山崎地区だと思われます。

5話。堤防の先の灯りの形状からもこの漁港だと思われるのですが、一致はしません。

5話。磯遊びしていた場所からそのままの位置関係で撮影すると、こんな感じになります。

5話。堤防の先っぽを取ろうとすると、再現不可能です。足場がありませんのでw

5話。こちら倭寇漁港(女亀地区)で撮影した写真になります。海上から撮影できれば、山崎地区でも似たような写真は再現できるはずです。灯台のようなものの形状が女亀と山崎で同じだからです。

つまり、実際の倭寇漁港(山崎地区)の磯と堤防はこのような位置関係になっています。右側が磯ですね。中心あたりで奥に向かっているのが作中では堤防の先端になっているようなのですが、実際はそこから左に曲がっていって、その先が堤防の先端になっております。

5話。でも、堤防の先の灯台のようなものが右端あたりに位置していることなども一致していますので、ここがモデルでよいのではないかと思うのです。灯台の形状もほぼ一致。(灯台ではなくて何か呼び方があるのでしょうか、この構造物。)

5話。ということで、このあたりのカットは雰囲気が合うだけの感じです。

5話。富江町内の漁港しか調べていないので、全然違う場所に完全一致の場所があったら申し訳ありません。

5話。この回の濡れたタマはかわいかったですね。
ここからは7話「ひさんいを」の魚釣りに登場したカットです。

7話。これは、堤防の手前の別の突堤みたいな場所のところにあります。

7話。実際には先端に灯台の様なものがある堤防は、右手の堤防のさらに奥にあります。

7話。実際にはここにこういう階段はありませんでした。

7話。ほら、階段がないです。

7話。堤防の先端の方ですね。

7話。これは、こういうことで合ってると思いますが、あまり一致はしませんね。

7話。この漁港を見つける手がかりになったのが、このコンクリートの模様です。

7話。堤防の上にある階段で撮影。

7話。対岸から撮影しました。

7話。これは、一脚でもないと完全には合わせられませんね。

7話。意外と合ってますね。

7話。作中の方が角度が急になっています。

7話。堤防の先端の方です。

7話。こういうのはわざわざ撮影しなくてもいいと思うんですけどね…w

7話。www

7話。階段はありませんが、他の部分は結構近い感じで描かれています。

7話。堤防の上から漁港内を眺めたカット。

7話。堤防の上で外海側に糸を垂らしています。

7話。先端の灯台の様なものも一致しています。

7話。背景を追う作業をしていると、たまに、これは絶対にモデルある、とかわかるようになってくるのですが、これは実際にロケハンをして、撮影した写真をもとに作画したのではないかという感じがします。随時、動くものなので、完全に一致したわけではありませんが。明らかに他のカットより、気合の入った描きこみ方になっているのがわかります。

7話。漁港の内部から堤防を撮影した図。

7話。堤防の上ですね。

7話。これもカットを見た時からモデルがあると確信したカットですね。漁具同様、他のカットと比べて、描きこみ方に力が入っており、すごき綺麗な絵になっています。再現度もかなり高いです。
【さんさん富江キャンプ村】
6話で東京から来た川藤&神崎が宿泊していた場所です。バンガローからテントサイトまであるキャンプ場で、アスレチック・テニスコートも完備しており、隣接した海水浴場で泳ぐこともできる総合レジャー施設です。

6話。作中では「富江」が省略されていますね。

6話。テントサイトです。ほぼそのまんま。しかし、なぜホテルに宿泊しなかったのでしょうかw
※管理事務所の許可を得て撮影しています。
【多郎島海水浴場突堤】
6話で川藤が海を眺めていた場所で、さんさん富江キャンプ村に隣接している海水浴場にあります。

6話。この場所からだと、島や陸が映り込んでしまうので、作中の様に全面海というわけにはいきません。

6話。作中とちょっとブロックの構造が違ってます。

6話。なんとか、撮影可能です。このカットは。

6話。確かに実際のブロックの様ななだらかな斜面だと座っていて絵にならないのかもしれませんね。

6話。さすがにここまで海は青くなかったですが、五島の海はきれいですよ~。

6話。これはやや俯瞰気味なので、こんなもんで。

6話。これはどっちかなぁ。実はこの突堤2か所あるのです。雰囲気的に北側よりのところで撮影したのですが、その突堤の根本はこんな感じです。

6話。南側の突堤で撮影したのがこんな具合。いずれにしても改変ありってとこですね。
【福江空港】
主に6話で川藤&神崎が東京に帰る際に大量のカットが登場しました。
◆ターミナルビル外部◆

5話。なんと、訪問時は改修が行われておりました・・・。もしかしてですが「福江空港」だったものを最近決まった愛称である「五島つばき空港」に変えるとか!?

7話。ほとんどそのまんまですね。改修中だったのが悔やまれます。

5話。空港の出入り口を出たところです。どうも、完全には一致する感じではないです。

5話。ひとつ上と同様、空港の出入り口を出たあたり。植え込みや横断歩道の位置が微妙に改変されていますね。横断歩道の向こう側は駐車場になっています。

5話。植え込みも整える作業中でした。位置はここで合っていると思います。

7話。空港へのアクセス道路の途中です。見送りをしていた場所。

7話。

7話。

7話。

7話。

7話。

7話。ここはあんまり一致しないですね。

ちなみになんですが、ひろしとみわ達が飛行機を見送っていたこの場所、見送り・見学等はご遠慮くださいとの看板が…。
誰かをここで見送ることはないと思いますが、再現しないようにしてくださいねw
◆ターミナルビル内部◆

7話。1階です。1階のカットはこの一枚のみ。

7話。ここから先はすべて2階です。

7話。看板までほぼ一致。

7話。保安検査場の入り口あたりですね。

7話。これは、何処なのかよくわからなかったので、ヤマト運輸の看板で合わせました。ロケハン時と看板の設置場所が変わっているのだと思います。

7話。シートの色だけ変わってます。

7話。保安検査場の入り口前あたりに設置されているイス。

7話。微妙に一致しないのですよね、この柱と屋根の構造。

7話。看板と時計の位置関係もそのまんまです。撮影時間がバレてしまう…。でも、今回は撮影に2度訪問していますので、空港の比較写真は別の日のものが入り混じってます。

7話。保安検査上の入り口あたりです。作中で真ん中で横を向いている青いものは、機内持ち込みのバッグのサイズを計るもののようで、実際は、左手に正面を向いて設置されています。

7話。このあたりのカットは搭乗時間前あたりは、保安検査上の入り口なので、人が往来するため撮影できません。

7話。この顔w

7話。奥に見ているのが売店です。

7話。売店の上の看板も作中と同じもののようになっているようです。

7話。空港ターミナルビル2階のカットはかなり多めなので、一部端折っております。
◆ターミナルビル内部売店◆
福江空港2F、エスカレーターを上がった正面のところにある売店です。

7話。一致しませんね。実は、この売店ですが、平成26年4月から運営会社が変わった様で、それに伴って、売り場の配置などが大きく変わったのです。

7話。以前に使用していた什器などはそのまま使用している感じですが、配置が変わっております。商品構成も変わっているかもしれません。3月以前にロケハンをしたした時点では、作中の様になっていたのだと思います。

7話。左手の「ばらもんくん」の掛かっている網棚で合わせるとこんな感じ。

7話。平成26年4月より前に2回、福江島を訪問していますが、確かに原作探訪の時点では、この様になっていました。というか、原作でもアニメと同じ様に、当時の売り場がそのまま再現されています。

7話。レジ前から撮影したカット。


なお、鼻メガネは扱っていないそうですw
※売店内部の写真は事前に申請をして許可を得た上で、他のお客さんがいない時間に訪問し、撮影・掲載させて戴いております。
◆エプロン周辺◆

7話。撮影した飛行機はDHC8-Q400です。作中では「福岡便635便は10時20分より搭乗手続きを…」とアナウンスが流れていましたが、現在、福江発福岡行にはそれに該当する便はなさそうです。

7話。これは、エプロンから望遠レンズで撮影すれば、再現できるかもしれませんがw

7話。これは致命的なミスで、回収できませんでした。帰りの時点ではどこにあるか把握できていたのですが、帰路では撮影不可の場所にあります。飛行機を降りた後、空港のターミナルビルに向かって歩いていくと、その入り口の手前あたりに設置されています。回収には、長崎か福岡から飛行機で福江入りする必要があります。
◆ボンバルディア式DHC-8型機機内◆
福江空港の定期便は長崎・福岡の2路線です。使用されている飛行機はボンバルディアDHC8-Q200またはDHC8-Q400のどちらかなのですが、作中の飛行機はオリエンタルエアブリッジのDHC8-Q200(dash8-200)の様です。なお、比較の写真はDHC8-Q400です。

7話。

7話。
【旧富江町内某集落】
本作のメインの舞台となる場所です。田舎の集落で民家やお墓がモデルですので、場所の情報に関しては控えさせて頂きたいと思います。
◆木下商店モデルの民家◆

6話。もうちょっとローからが正解ですが、現在は普通の民家と思われるので、あまり目立つ様な撮影の仕方は避けた方がよいかと思います。

6話。なるが貝を売っていましたね。

6話。自販機は作中の方がややスリムです。

6話。作中では塀がかなり高めに描かれています。

6話。※良い子はゆでて食べよう!

6話。この角度から見てもかなり忠実に描かれているのがわかります。

6話。奥に見える建物もなんとなく一致はしていますね。

6話。実は作画の矛盾が生じています。商店の比較カット、上から3枚目を見てみると、貝を置いてあるビールケースをひっくり返した様な黄色い箱はもう少し奥に描かれているのですが、このカットなどを見ると、側溝の蓋ギリギリに移動しているのがわかります。
◆ザリガニ釣りの池◆

5話。

5話。カットをそのまま再現しようとすると、私有地に入る形になってしまうので、撮影可能な位置からだとこんな感じになります。

5話。池の位置的に、この道路のカットは池の前の道路だと思うのですが、こんな感じになります。右手の建物などは一致しています。
◆墓地◆


8話のメインの舞台となる墓地ですが、こちらもとある集落内にモデルがあります。左のカットなどは完全に一致する場所がありました。本墓地はお寺の敷地内などではなく、公道に面した場所にある集落の共同墓地といった雰囲気の場所ですので、見学すること自体は可能かと思います。風景の一部としてお墓が写りこんだり、通路などが主体のカットに関しては、撮影は許容されるかもしれませんが、私が判断できることでもありません。墓地という場所もあり、今回は撮影を控えました。何卒、ご了承ください。また、もし訪問されることがあるようであれば、節度ある行動をして頂く様お願い致します。

8話。8話のタイトル「オンデ」の元にもなっているチャンココです。チャンココは福江島などに伝わる念仏踊りで、毎年旧盆8月13日~15日に行われます。お盆に訪問すれば本物が見れたのですが、長崎県の指定無形民俗文化財にもなっている福江の風物詩だけあって、島のあちこちでチャンココの踊り子の像などを確認することができます。こちらは増田トンネルで撮影しました。
【その他福江島内観光スポット】
7話で川藤が上げていた福江島の観光スポットです。


◆堂崎天主堂◆
五島列島で最初に建てられた教会で、長崎県指定有形文化財に指定されています。
現在は堂崎天主堂キリシタン資料館という施設になっています。
◆石田城(福江城)◆
1863年に完成した、城壁の三方が海に囲まれている日本唯一の海城だそうです。
現在は敷地内は公共施設等が立地しています。
◆大瀬崎灯台◆
映画「悪人」で二人が愛の逃避行の末に辿り着いたクライマックスの灯台シーンのロケ地です。
五島列島では一番有名な観光地かもしれません。
◆高浜海水浴場◆
福江、というか五島では有名なとっても綺麗な海水浴場です。
ここだけ、未訪問。次回、行ってきたいと思います。
以上で5話~8話分の比較カットは終了です。


季節的なものか、五島の道路上には沢山のアカテガニ・ベンケイガニが歩いていました。
ばらかもん探訪・巡礼はレンタカーが必須な感じですが、カニくんを轢かない様に、是非のんびり走って下さいね。
Googleのマイマップ機能の仕様変更の影響で地図にアクセスできなくなっているようです。
こちらのリンクから地図をご利用下さい→ばらかもん舞台探訪MAP
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Re: こんばんは!
>とらちよ様
コメント、ありがとうございます!
こちらこそで、あの時は声をかけて戴きましてありがとうございました(_ _)
ブログを見たとか、参考になったとかというのが、こういう記事を書いていて、一番うれしいです。
もう一度、訪問して、最終話の分まで完成させるつもりでおりますので、また参考にして頂けたら幸いです。
河合荘のカフェのモデルは複数のカフェが混ざってできており、メインは記事で紹介した桂翠館なのですが、残念ながら現在は閉館しております。内部モデルのひとつである、「左岸(岐阜県岐阜市松屋町1)」さんは、現在も営業しておられるので、訪問してみてもいいかもしれません。
実は、現地に行って確認もしてきて、撮影許可ももらってあるのですが、記事を修正するのが面倒で、そのままになってました…(汗 近く、修正しておきます。モデルで間違いないと思います。
大概の週末は全国のアニメの舞台地に赴いておりますので、何処かでお会いすることがあれば、その時はよろしくです。
何かあれば、気軽にコメントなりツイッター(スカイDJ@sky_dj_)の方なりに連絡頂ければ幸いです。
コメント、ありがとうございます!
こちらこそで、あの時は声をかけて戴きましてありがとうございました(_ _)
ブログを見たとか、参考になったとかというのが、こういう記事を書いていて、一番うれしいです。
もう一度、訪問して、最終話の分まで完成させるつもりでおりますので、また参考にして頂けたら幸いです。
河合荘のカフェのモデルは複数のカフェが混ざってできており、メインは記事で紹介した桂翠館なのですが、残念ながら現在は閉館しております。内部モデルのひとつである、「左岸(岐阜県岐阜市松屋町1)」さんは、現在も営業しておられるので、訪問してみてもいいかもしれません。
実は、現地に行って確認もしてきて、撮影許可ももらってあるのですが、記事を修正するのが面倒で、そのままになってました…(汗 近く、修正しておきます。モデルで間違いないと思います。
大概の週末は全国のアニメの舞台地に赴いておりますので、何処かでお会いすることがあれば、その時はよろしくです。
何かあれば、気軽にコメントなりツイッター(スカイDJ@sky_dj_)の方なりに連絡頂ければ幸いです。