幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-(沼津市)【聖地巡礼・舞台探訪】
『ラブライブ!サンシャイン!!』の公式スピンオフで、2023年7月から放送が始まるアニメ『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』の舞台モデルであるヌマヅこと静岡県沼津市を訪ねてきました。

アニメで初めて具体的なヌマヅのまちが描かれたのは、6月4日に公開された第2弾予告PV。
明らかに実在の沼津の風景をモデルにしているものも含まれていたので、その場所を訪ねて記したのが本記事となります。
ファンタジーな世界に改変されているので、現状、ここがそうなのかな…程度のものも含まれるので、ご注意下さい。
また、今回はイラストシリーズと漫画版は一切気にせず、アニメ版で現状、舞台であると思われるものを巡っています。
場所は北のものから記載しています。
【JR沼津駅】

ホームにある駅名標です。一応、JR東海のカラーであるオレンジっぽい色が使用されています。文字数を見ると、ちゃんと前の駅が片浜(かたはま)、次の駅が三島(みしま)となっているようですね。進行方向を示す矢印が両方向なので、トカイとヌマヅを繋ぐ列車は、上下線がひとつの乗り場に着くんでしょうか。

沼津駅南口です。なんとなく、面影があるようにも思えてきます。

タクシー乗り場前や公園等にもこうした案内看板があるので、モデルがあるのかは分かりませんが、ヌマヅ駅の周辺のどこかに設置されている設定ということだけは確かでしょう。ヌマヅのマップを見ると、ほぼほぼ今の沼津市と同じような感じですが、1974年に廃止された国鉄沼津港線(通称:蛇松線)らしき軌道が描かれているのが興味深いですね。

そして、これが地図に描かれていると思われる鉄道路線。架線は見当たりませんが、路面電車?ということでいいんでしょうか。作中のマップでは、JR線と並行して東方面に走り、ぐるっとしてから南に向かうように描かれているのですが、なぜか路面電車自体は駅舎と直角に進んでいるので、駅前から真南に走っていて矛盾しています。もしかしたらこれとは別途、鉄道があるのかもですね。なお、列車の外観は沼津駅~ 沼津港間で運行されているEVバスによく似ています(残念ながら故障のため2023年3月23日から運休中です)。

これははっきりと、沼津駅南口がモデルだと言い切れるカットです。『ラブライブ!サンシャイン!!』でも登場した沼津機関区の碑をモデルにしたらしきオブジェが描かれています。
【沼津仲見世商店街(旧マルサン書店仲見世店付近)】

アーケードのような構造物が見てとれるので、仲見世商店街のどこかをモデルにしているとみられますが、なんとなく2022年5月31日に閉店したマルサン書店仲見世店の辺りに該当しそうです。植え込みもありますし。
【中央公園】

ここは現状では参考までかなと思っていますが、公衆トイレの外観が、作中の建物によく似ていているので、ここをモデルにしたのではないかなーと睨んでいます。
【御成橋】

『ラブライブ!サンシャイン!!』でもお馴染みの狩野川に架かる橋で、津島善子…もといヨハネの住んでいる住居のモデルとなったマンションの目の前にあります。こんなデザインの下路アーチ橋は市街では御成橋位なので、モデルとみてほぼ間違いないと思いますが、柱のようなものも描かれていて、それはあゆみ橋の吊り橋の塔みたいにも見えますね。
【香貫山】

写真は山頂付近にある展望台から撮影したものです。概ね一致していますが、現実世界でいうところの黒瀬橋が作中では見えていたりとか、微妙に高さが違うような感じもします。まあ、そもそも色々といじられているファンタジー世界なので、とりあえずは香貫山に行けば、この景色っぽいものは楽しめます。
【富士山】

沼津市内から撮影すれば、概ね一致するような場所はいくらかあるはずです。写真は香貫山の展望所に登ったついでに撮影したものですが、撮影位置の標高が高すぎますね。作中のものはもっと下から見上げた感じです。
【内浦周辺?】

これは他のアングルなどが今後出てこないと分からない案件ですね。写真は三の浦総合案内所前から撮ったものです。三津浜だと人工物が手前に入ってしまいますが、作中ではこういう自然に置き換えられてもおかしくないですし、現状、沼津市の南の方の海のどこかだろう…程度の感じかと。
というわけで、PV第2弾に登場の場所はこんなところです。連載イラストの位置をヒントに考えれば、ほかにもここじゃないの?というものはあるかもしれませんが。これは違うようとか、ここじゃないの?というのがあったらご指摘下さい。

アニメで初めて具体的なヌマヅのまちが描かれたのは、6月4日に公開された第2弾予告PV。
明らかに実在の沼津の風景をモデルにしているものも含まれていたので、その場所を訪ねて記したのが本記事となります。
ファンタジーな世界に改変されているので、現状、ここがそうなのかな…程度のものも含まれるので、ご注意下さい。
また、今回はイラストシリーズと漫画版は一切気にせず、アニメ版で現状、舞台であると思われるものを巡っています。
場所は北のものから記載しています。
【JR沼津駅】

ホームにある駅名標です。一応、JR東海のカラーであるオレンジっぽい色が使用されています。文字数を見ると、ちゃんと前の駅が片浜(かたはま)、次の駅が三島(みしま)となっているようですね。進行方向を示す矢印が両方向なので、トカイとヌマヅを繋ぐ列車は、上下線がひとつの乗り場に着くんでしょうか。

沼津駅南口です。なんとなく、面影があるようにも思えてきます。

タクシー乗り場前や公園等にもこうした案内看板があるので、モデルがあるのかは分かりませんが、ヌマヅ駅の周辺のどこかに設置されている設定ということだけは確かでしょう。ヌマヅのマップを見ると、ほぼほぼ今の沼津市と同じような感じですが、1974年に廃止された国鉄沼津港線(通称:蛇松線)らしき軌道が描かれているのが興味深いですね。

そして、これが地図に描かれていると思われる鉄道路線。架線は見当たりませんが、路面電車?ということでいいんでしょうか。作中のマップでは、JR線と並行して東方面に走り、ぐるっとしてから南に向かうように描かれているのですが、なぜか路面電車自体は駅舎と直角に進んでいるので、駅前から真南に走っていて矛盾しています。もしかしたらこれとは別途、鉄道があるのかもですね。なお、列車の外観は沼津駅~ 沼津港間で運行されているEVバスによく似ています(残念ながら故障のため2023年3月23日から運休中です)。

これははっきりと、沼津駅南口がモデルだと言い切れるカットです。『ラブライブ!サンシャイン!!』でも登場した沼津機関区の碑をモデルにしたらしきオブジェが描かれています。
【沼津仲見世商店街(旧マルサン書店仲見世店付近)】

アーケードのような構造物が見てとれるので、仲見世商店街のどこかをモデルにしているとみられますが、なんとなく2022年5月31日に閉店したマルサン書店仲見世店の辺りに該当しそうです。植え込みもありますし。
【中央公園】

ここは現状では参考までかなと思っていますが、公衆トイレの外観が、作中の建物によく似ていているので、ここをモデルにしたのではないかなーと睨んでいます。
【御成橋】

『ラブライブ!サンシャイン!!』でもお馴染みの狩野川に架かる橋で、津島善子…もといヨハネの住んでいる住居のモデルとなったマンションの目の前にあります。こんなデザインの下路アーチ橋は市街では御成橋位なので、モデルとみてほぼ間違いないと思いますが、柱のようなものも描かれていて、それはあゆみ橋の吊り橋の塔みたいにも見えますね。
【香貫山】

写真は山頂付近にある展望台から撮影したものです。概ね一致していますが、現実世界でいうところの黒瀬橋が作中では見えていたりとか、微妙に高さが違うような感じもします。まあ、そもそも色々といじられているファンタジー世界なので、とりあえずは香貫山に行けば、この景色っぽいものは楽しめます。
【富士山】

沼津市内から撮影すれば、概ね一致するような場所はいくらかあるはずです。写真は香貫山の展望所に登ったついでに撮影したものですが、撮影位置の標高が高すぎますね。作中のものはもっと下から見上げた感じです。
【内浦周辺?】

これは他のアングルなどが今後出てこないと分からない案件ですね。写真は三の浦総合案内所前から撮ったものです。三津浜だと人工物が手前に入ってしまいますが、作中ではこういう自然に置き換えられてもおかしくないですし、現状、沼津市の南の方の海のどこかだろう…程度の感じかと。
というわけで、PV第2弾に登場の場所はこんなところです。連載イラストの位置をヒントに考えれば、ほかにもここじゃないの?というものはあるかもしれませんが。これは違うようとか、ここじゃないの?というのがあったらご指摘下さい。
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夢見る男子は現実主義者(浜松市)【聖地巡礼・舞台探訪】
2023年夏放送のアニメ『夢見る男子は現実主義者』の舞台モデルとなっている静岡県浜松市を訪問して来ました。
といっても、訪問時はまだアニメ放送は始まっておらず、PVが2本公開されているだけの状態でしたので、本放送の内容ではなく、PVに描かれている場所と、モデルになったと明らかにされている場所などを巡ったものです。

本作は、おけまる先生によるライトノベルが原作で、HJ文庫から小説が刊行。2021年には漫画化され、今回、2023年夏からアニメが放送されることになりました。
浜松市によると、原作は特定の地域がモデルになっているわけではないそうですが、アニメ化に際して浜松市が舞台になることになったとのことでした。その辺りは、2022年11月の浜松市の市長定例記者会見で発表されていて、浜松市のHP(2分30秒辺りからです)でも確認できます。自治体の公式チャンネルが発信した広報用動画で、高度の公共性があり、引用は許容範囲と考えるので説明のため動画から画像を引用します。

引用:YouTube はままつ動画チャンネル「2022年11月 浜松市長定例記者会見」より
浜松市担当者からの説明によれば、アニメの製作(制作?)スタッフ側から浜松市に問い合わせがあり、市内のロケーションを気に入ってもらい、アニメ化に際して舞台になることになったそうです。フィルムコミッションがスタッフに同行して市内を案内したそうですが、その際、弁天島海浜公園やアクト通りを訪れたことが明らかにされています。ただし、市の方は、訪れたどの場所が実際にアニメに描かれるのは、少なくともこの時点では、把握していないと回答していました。
同じに日に発表された浜松市のプレスリリースでは、主人公らの通う学校のモデルが浜松市立高校であることが明かされていますが、6月4日時点では、2本発表されているPVで確認できる具体的な舞台モデルは、アクト通り位という状況となっています。
というわけで、比較画像です。
【アクト通り】

PV第1弾および第2弾より。 静岡県で最も高い建造物であり、浜松市を代表するランドマークである「浜松アクトシティ」から北に延びる通りです。描写を見ると主人公・佐城渉やヒロイン・夏川愛華らが通う高校への通学路のモデルになっているようです。前述した通り、学校のモデルは浜松市立高校ですが、実際の市高生らが距離や立地的にこの通りを歩く可能性は低いでしょう。
また、こちらのモデルになったのは国道152号線の少し北辺りと思われますが、周囲の建造物や竹槍のような特徴的な白いオブジェ(管楽器をイメージしているんでしょうか?)と街路樹の位置関係など、細かい部分はあまり一致しません。あくまで、作画の際に参考にしたといったような描き方ですね。

浜松市とのコラボビジュアルより。こちらは弁天島海浜公園に設置されているパネルなどに描かれている同じくアクト通りですが、PVとは少し描き方が異なっています。奥に見える建造物をみると、確かにモデルになっているらしいことがわかりますが、これはアクト通りの北端の向こう側にあるマンションと店舗兼住宅で、上述の国道152号線の少し北辺りからだと、左側の建物は見えません。写真は、アクト通りを一番北のエリアまで行って撮影したものですが、そのエリアでは竹槍のようなオブジェは設置されていません。

PV第1弾および第2弾より。白い竹を斜めに切ったようなオブジェをみるに、ここがアクト通りであろうことは疑いがないのですが、やはり周囲の建造物は探してみたのですが、それらしきものはありませんでした。1枚目の比較画像では、左手の建物などは、この建物だよな…という感じの描き方はしていますが、かなり改変されています。
あくまでアクト通りをイメージしたカットといった形で、実際の浜松市の風景を精緻に描こうとしているといった感じではないように見受けられます。少なくともアクト通りの描写を観る限りは。
【浜松市立高校】

浜松市が設置した男女共学の高等学校です。女子高として設立され2004年度までは女子高でした。2022年11月29日に浜松市から発表されたリリースで、この学校が主人公らの通う高校のデザインのモデルになったと明らかにされています。
何風の建築というのかよく分かりませんが、講堂(写真左)が西洋風の外観でかなり特徴的なので、作中に登場したりしそうですね。

というわけでまだ殆ど登場カットはありませんが、弁天島海浜公園にはパネルが設置されていますし、市内各所にポスターや冊子が設置されるなどしていて、アニメ放送に向けた盛り上げりが感じられる浜松市の訪問記でした。
といっても、訪問時はまだアニメ放送は始まっておらず、PVが2本公開されているだけの状態でしたので、本放送の内容ではなく、PVに描かれている場所と、モデルになったと明らかにされている場所などを巡ったものです。

本作は、おけまる先生によるライトノベルが原作で、HJ文庫から小説が刊行。2021年には漫画化され、今回、2023年夏からアニメが放送されることになりました。
浜松市によると、原作は特定の地域がモデルになっているわけではないそうですが、アニメ化に際して浜松市が舞台になることになったとのことでした。その辺りは、2022年11月の浜松市の市長定例記者会見で発表されていて、浜松市のHP(2分30秒辺りからです)でも確認できます。自治体の公式チャンネルが発信した広報用動画で、高度の公共性があり、引用は許容範囲と考えるので説明のため動画から画像を引用します。

引用:YouTube はままつ動画チャンネル「2022年11月 浜松市長定例記者会見」より
浜松市担当者からの説明によれば、アニメの製作(制作?)スタッフ側から浜松市に問い合わせがあり、市内のロケーションを気に入ってもらい、アニメ化に際して舞台になることになったそうです。フィルムコミッションがスタッフに同行して市内を案内したそうですが、その際、弁天島海浜公園やアクト通りを訪れたことが明らかにされています。ただし、市の方は、訪れたどの場所が実際にアニメに描かれるのは、少なくともこの時点では、把握していないと回答していました。
同じに日に発表された浜松市のプレスリリースでは、主人公らの通う学校のモデルが浜松市立高校であることが明かされていますが、6月4日時点では、2本発表されているPVで確認できる具体的な舞台モデルは、アクト通り位という状況となっています。
というわけで、比較画像です。
【アクト通り】

PV第1弾および第2弾より。 静岡県で最も高い建造物であり、浜松市を代表するランドマークである「浜松アクトシティ」から北に延びる通りです。描写を見ると主人公・佐城渉やヒロイン・夏川愛華らが通う高校への通学路のモデルになっているようです。前述した通り、学校のモデルは浜松市立高校ですが、実際の市高生らが距離や立地的にこの通りを歩く可能性は低いでしょう。
また、こちらのモデルになったのは国道152号線の少し北辺りと思われますが、周囲の建造物や竹槍のような特徴的な白いオブジェ(管楽器をイメージしているんでしょうか?)と街路樹の位置関係など、細かい部分はあまり一致しません。あくまで、作画の際に参考にしたといったような描き方ですね。

浜松市とのコラボビジュアルより。こちらは弁天島海浜公園に設置されているパネルなどに描かれている同じくアクト通りですが、PVとは少し描き方が異なっています。奥に見える建造物をみると、確かにモデルになっているらしいことがわかりますが、これはアクト通りの北端の向こう側にあるマンションと店舗兼住宅で、上述の国道152号線の少し北辺りからだと、左側の建物は見えません。写真は、アクト通りを一番北のエリアまで行って撮影したものですが、そのエリアでは竹槍のようなオブジェは設置されていません。

PV第1弾および第2弾より。白い竹を斜めに切ったようなオブジェをみるに、ここがアクト通りであろうことは疑いがないのですが、やはり周囲の建造物は探してみたのですが、それらしきものはありませんでした。1枚目の比較画像では、左手の建物などは、この建物だよな…という感じの描き方はしていますが、かなり改変されています。
あくまでアクト通りをイメージしたカットといった形で、実際の浜松市の風景を精緻に描こうとしているといった感じではないように見受けられます。少なくともアクト通りの描写を観る限りは。
【浜松市立高校】

浜松市が設置した男女共学の高等学校です。女子高として設立され2004年度までは女子高でした。2022年11月29日に浜松市から発表されたリリースで、この学校が主人公らの通う高校のデザインのモデルになったと明らかにされています。
何風の建築というのかよく分かりませんが、講堂(写真左)が西洋風の外観でかなり特徴的なので、作中に登場したりしそうですね。

というわけでまだ殆ど登場カットはありませんが、弁天島海浜公園にはパネルが設置されていますし、市内各所にポスターや冊子が設置されるなどしていて、アニメ放送に向けた盛り上げりが感じられる浜松市の訪問記でした。
星屑テレパス(静岡市)【聖地巡礼・舞台探訪】
「まんがタイムきらら」に連載中の大熊らすこ先生の漫画『星屑テレパス』の舞台モデルとなっている静岡県静岡市を訪ねてきました。作中では、舞台が静岡市であることは明示されませんが、主人公らの通う「藤野岬高校」や、ライバル的な扱いのモデルロケットの強豪校「竜岡科学技術高校」が静岡市内の学校をモデルとして作画されており、その他にも市内の風景が登場していることから、静岡市をモデル地として描いている作品であることは疑いがありません。
2023年10月からアニメの放送が予定されていますが、本記事は原作漫画に登場した場所を巡ったもので4巻(第44話)分までを収載しています。概ね西側から東側の順に紹介しています。
【藤野岬高校】

第1話「彗星エンカウント」より。主人公、小ノ星海果らの通う高校です。実は1話からいきなり登場していて、外観もそのまんま、校章までそのまま参考に作画されているので、本気で特定しようと思えば、連載1話目から特定は可能だった…というわけです。静岡市内にある学校がモデルになっています。

第19話「勝敗チキンエッグ」より。校庭と校舎です。この学校が校舎正面だけでなく、学校全体でモデルになっていることが分かります。

第19話より。グラウンド側の校舎外観です。細かい部分は排除して作画していますが、きちんとこの学校をモデルに描いています。
【用宗踏切】

第25話「踏切チョーカー」より。用宗駅近くにあるJR東海道線が長田街道(県道366号)とクロスする場所にある踏切です。多少アレンジはありますが、道路標識が全く同じになっているので、特定は難しくなかったです。

第25話より。踏切の南東側です。描き方が写真から作画したような感じですね。

第25話より。踏切の北西側です。

第25話より。踏切の北西側の歩道から、用宗駅方向を見たものになります。

第25話より。踏切の北西側を踏切の側から北西に見たものです。これはちょっとアレンジが多い感じですね。奥に見えるのは東海道新幹線です。

第25話より。同じく、踏切の北西側です。

第25話より。東海道線の架線柱。

第25話。踏切警報器。こちら、警報灯と方向指示器は作者が参考にした時のものから更新されているかもしれないですね。
【マックスバリュ静岡丸子店】

第22話「惑星グラビティ」より。海果が穂波に言われて買い物にきたスーパーマーケットです。作中では「MARS MARKET」となっています。宇宙を目指す本作のテーマを意識して“火星”と名付けた感じですかね。作中ではかなり簡略化されて描かれていますが、柱の位置やガラス窓の構造などがそのままなので、ストリートビューで確認し、ここだろうという確信はありました。

第22話より。海果と秋月慧が邂逅した駐輪場です。スーパーの外観自体はアレンジがありましたが、現地でこの駐輪場を見たら、このスーパーがモデルであることは疑いがなくなりました。

第22話より。ひとつ上のカットとは逆方向、スーパーの建物側を向いたものです。
【東新田公園】

第22話より。海果と慧がスーパーから移動してやってきた公園です。ここは現状、参考まで…という場所です。ただ、主人公らの通う高校があり他にも複数個所がモデルとして登場している安倍川右岸側にあり、鉄棒とカバの遊具の位置関係が一致しているので、参考にした可能性は結構あるかなと。

第22話より。作画を見るに、写真から起こしたもののように見えるのですが、奥の木々の様子などが一致していません。ただ、位置関係は合いませんが、この公園には、鉄棒・カバの遊具・丸太の様な遊具という3つの要素が揃ってはいます。カバが移動した可能性もありますが…。なお、2人が腰かけていた木を囲んだ円型のベンチはこの公園にはありません。いずにしても、モデルがあるとすれば、複数の公園を参考に描いているのではと考えています。
【青葉シンボルロード】

第9話「胸裏シークレットベース」より。ロケット研究同好会のメンバーがロケットの資材を買い出しにきた際に集合場所としていたスポットのモデルと思われる場所です。青葉公園などと呼ばれている静岡市役所から西に延びる中心市街地の憩いの場ですが、呉服町通りの西に面した区画に、特徴的なコの字型のオブジェが並んでいてます。時計の形状も違いますし、参考程度ですが、買い出しにわざわざ行くにふさわしい場所と考えられる静岡駅周辺で、こうした形のオブジェはほかにないので、モデルの可能性は結構あると思います。

第9話より。コの字型のオブジェの周辺がチェーンで囲まれているという点も一致はしています。
【JR東静岡駅】

第27話「約束ミッション」より。竜岡科学技術高校のモデルとなっている静岡県立科学技術高校のJRの最寄り駅で、北口が竜岡科技高校を訪問する際の集合場所となっていました。

第27話より。同じく北口付近です。
【静岡県立科学技術高校】

第27話より。作中では「竜岡科技高校」となっています。何気に“竜”を“静”に帰れば、そのまんま静岡なんですよね。同校の「宇宙研究開発部」はモデルロケット選手権の強豪という扱いで、科技高の外観がそのまんま描かれています。集合場所の東静岡駅からは600m程度の場所にありますが、最寄り駅は静岡鉄道の長沼駅です。
【ルルエミネット】

17話より。作中でケーキビュッフェを食べていたフレンチレストランです。静岡県立美術館に向かう坂の途中にあります。

17話より。カラフルな3つのドアを持つ特徴的な外観を持ったお店なのですが、あえてなのかドアの部分側は描かれていません。と言っても連載はモノクロですが。外観はしっかり一致しています。

17話より。ランチタイムに地元産ポークを使った肩ロース肉のローストをいただきました。時間が早かったためか他に誰もお客さんがいなかったので、店員さんに許可をいただいてモデルと思しきテーブルの写真を撮ってみましたが、内部も参考にはなっていそうな感じですね。

17話より。お店の前のシーンも恐らく店の付近の前の歩道だと思われます。
【幸せの黄金鯛焼き県立美術館前店】

37話より。上述のルルエミネットのすぐそばにあるたい焼き屋です。作中ではアイスクリームとアボカドみかん味、抹茶大納言味のたい焼きを食べていましたが、たい焼きに同じ味はありませでした。似たもので云うと、抹茶クリームと駄納言つぶあんがありました。季節限定味とカスタード味、大納言つぶあんの3つをいただきましたが、もちもちしていて美味しかったです。
【久能海岸】

28話「再戦シーサイド」より。海果らと雷門瞬のロケット勝負の舞台となった海岸です。こちらのカットに描かれている山の稜線と、堤防の法面の構造物が一番のヒントになりました。山の稜線の形から久能海岸沿いであろうと考えていましたが、衛星写真でみてみると、この穴の開いた堤防の構造物がある場所はここ位なのです。

28話より。もう1つの大きなヒントがこのカット。右奥に大きな建築物が写っています。久能海岸は民家はたくさんありますが、こうした大きな建物は少ないので、ひとつ上のカットともに、概ねの場所を導きだすことができました。具体的には、久能山東照宮の参道を海側に向かい国道150号線とぶつかる「久能山下」という交差点の少し東側です。ちょうどこの辺りは海岸に下りることができるようになっています。

28話より。現地に来るまで確信の持てませんでしたが、上記のカットともにこうしたカットをみると、この場所がモデルであるということは疑いがなくなります。右半分の家屋の屋根や柱上の構造物が、作中と同じです。

28話より。久能海岸は「石垣イチゴ」や徳川家康の眠っていた「久能山東照宮」などが有名な、日本平の南側に静岡市駿河区から清水区にかけて延びる長い海岸です。こちらは清水方向に向いています。

28話より。こちらは静岡市駿河区方面を向いたカット。

28話より。本作のメイン舞台となっている、安倍川右岸から高校生が来るには、ちょっと遠い場所ですね。藤野岬高校のモデルとなっている場所からは、10㎞以上離れています。
【三保松原】

41話より。宇宙人から届いた数字を座標値だと考え訪れた松林。付近の地図も作中に登場しており、三保松原付近であることが示唆されています。後述の三保灯台からは2㎞ほどの場所です。Y字に見える二股の松は、根本近くが別方向に曲がった2本の松が重なってそう見えており、最初、全然場所が分かりませんでした。

41話より。ひとつ上の場所と近くの場所にあります。こちらは真ん中付近にある右に延びた枝がある松を頼りに探し歩きました。その松と左右の松との位置関係などからも、この場所で撮った写真などから作画したことは間違いないかと思います。
【三保灯台(清水灯台)】

本作で最も印象的な場所といえば、第2話以降、頻繁に登場する自称宇宙人・明内ユウが暮らす灯台です。3巻の表紙や、アニメ化が発表された際のキービジュアルも飾っています。しかし、残念ながらこの灯台のモデルと思われるものは、静岡市内にはありません。ただ、静岡市内で、こうした歴史ある白亜の灯台は、この三保灯台こと清水灯台しかないので、大熊らすこ先生が意識した可能性はあるかもしれません。

ご覧の通り、灯台の形状は全く一致しません。

こちらは灯台の正面が見えるところまで回り込んで撮影したもの。小屋のようなものの位置関係も逆ですね。

なお、三保灯台は1995年に無人化されていますが、作中のようにすでに使われていない灯台ではなく、現役となっています。ちなみに、作中に1895年と読み取れる看板があるのですが、三保灯台が竣工したのは1912年です。

立地している場所も作中とはかけ離れています。あくまで、本作の雰囲気を静岡市内で楽しめる場所…といったところかと思います。
【清水西里温泉「やませみの湯」】

44話より。学校をサボって入っていた温泉です。静岡市清水区の山間部に立地し、学校のモデル地からは凄まじく離れています。

44話より。源泉を汲み上げるポンプが故障しているらしく、現在は井戸水を温めて営業しているそうです。

44話より。 本施設については2023年7月8日に大熊らすこ先生がモデルにしたとX(旧ツイッター)でポストしており、特定作業は必要ありませんでした。

44話より。内部の写真は当然ありませんが、しっかり参考にされていますね。一行が入っていたのは窓の形状から入って左側の浴場。男湯…?とか思ったけれど、ここの温泉は男女の入れ替えしていたような。

44話より。少し俯瞰気味のカットなのでちゃんとは合いませね。モデルにしたというだけあってほぼほぼそのまんまですが、多少アレンジはある感じです。

44話より。ひものののぼりが主張しすぎでしたね。
以上、星屑テレパスの舞台をめぐる旅でした。
2023年から放送のアニメ版でも舞台が静岡市になるのか、気になりますね。
今回訪問した場所は、以下のマップを参考にして下さい。
2023年10月からアニメの放送が予定されていますが、本記事は原作漫画に登場した場所を巡ったもので4巻(第44話)分までを収載しています。概ね西側から東側の順に紹介しています。
【藤野岬高校】

第1話「彗星エンカウント」より。主人公、小ノ星海果らの通う高校です。実は1話からいきなり登場していて、外観もそのまんま、校章までそのまま参考に作画されているので、本気で特定しようと思えば、連載1話目から特定は可能だった…というわけです。静岡市内にある学校がモデルになっています。

第19話「勝敗チキンエッグ」より。校庭と校舎です。この学校が校舎正面だけでなく、学校全体でモデルになっていることが分かります。

第19話より。グラウンド側の校舎外観です。細かい部分は排除して作画していますが、きちんとこの学校をモデルに描いています。
【用宗踏切】

第25話「踏切チョーカー」より。用宗駅近くにあるJR東海道線が長田街道(県道366号)とクロスする場所にある踏切です。多少アレンジはありますが、道路標識が全く同じになっているので、特定は難しくなかったです。

第25話より。踏切の南東側です。描き方が写真から作画したような感じですね。

第25話より。踏切の北西側です。

第25話より。踏切の北西側の歩道から、用宗駅方向を見たものになります。

第25話より。踏切の北西側を踏切の側から北西に見たものです。これはちょっとアレンジが多い感じですね。奥に見えるのは東海道新幹線です。

第25話より。同じく、踏切の北西側です。

第25話より。東海道線の架線柱。

第25話。踏切警報器。こちら、警報灯と方向指示器は作者が参考にした時のものから更新されているかもしれないですね。
【マックスバリュ静岡丸子店】

第22話「惑星グラビティ」より。海果が穂波に言われて買い物にきたスーパーマーケットです。作中では「MARS MARKET」となっています。宇宙を目指す本作のテーマを意識して“火星”と名付けた感じですかね。作中ではかなり簡略化されて描かれていますが、柱の位置やガラス窓の構造などがそのままなので、ストリートビューで確認し、ここだろうという確信はありました。

第22話より。海果と秋月慧が邂逅した駐輪場です。スーパーの外観自体はアレンジがありましたが、現地でこの駐輪場を見たら、このスーパーがモデルであることは疑いがなくなりました。

第22話より。ひとつ上のカットとは逆方向、スーパーの建物側を向いたものです。
【東新田公園】

第22話より。海果と慧がスーパーから移動してやってきた公園です。ここは現状、参考まで…という場所です。ただ、主人公らの通う高校があり他にも複数個所がモデルとして登場している安倍川右岸側にあり、鉄棒とカバの遊具の位置関係が一致しているので、参考にした可能性は結構あるかなと。

第22話より。作画を見るに、写真から起こしたもののように見えるのですが、奥の木々の様子などが一致していません。ただ、位置関係は合いませんが、この公園には、鉄棒・カバの遊具・丸太の様な遊具という3つの要素が揃ってはいます。カバが移動した可能性もありますが…。なお、2人が腰かけていた木を囲んだ円型のベンチはこの公園にはありません。いずにしても、モデルがあるとすれば、複数の公園を参考に描いているのではと考えています。
【青葉シンボルロード】

第9話「胸裏シークレットベース」より。ロケット研究同好会のメンバーがロケットの資材を買い出しにきた際に集合場所としていたスポットのモデルと思われる場所です。青葉公園などと呼ばれている静岡市役所から西に延びる中心市街地の憩いの場ですが、呉服町通りの西に面した区画に、特徴的なコの字型のオブジェが並んでいてます。時計の形状も違いますし、参考程度ですが、買い出しにわざわざ行くにふさわしい場所と考えられる静岡駅周辺で、こうした形のオブジェはほかにないので、モデルの可能性は結構あると思います。

第9話より。コの字型のオブジェの周辺がチェーンで囲まれているという点も一致はしています。
【JR東静岡駅】

第27話「約束ミッション」より。竜岡科学技術高校のモデルとなっている静岡県立科学技術高校のJRの最寄り駅で、北口が竜岡科技高校を訪問する際の集合場所となっていました。

第27話より。同じく北口付近です。
【静岡県立科学技術高校】

第27話より。作中では「竜岡科技高校」となっています。何気に“竜”を“静”に帰れば、そのまんま静岡なんですよね。同校の「宇宙研究開発部」はモデルロケット選手権の強豪という扱いで、科技高の外観がそのまんま描かれています。集合場所の東静岡駅からは600m程度の場所にありますが、最寄り駅は静岡鉄道の長沼駅です。
【ルルエミネット】

17話より。作中でケーキビュッフェを食べていたフレンチレストランです。静岡県立美術館に向かう坂の途中にあります。

17話より。カラフルな3つのドアを持つ特徴的な外観を持ったお店なのですが、あえてなのかドアの部分側は描かれていません。と言っても連載はモノクロですが。外観はしっかり一致しています。

17話より。ランチタイムに地元産ポークを使った肩ロース肉のローストをいただきました。時間が早かったためか他に誰もお客さんがいなかったので、店員さんに許可をいただいてモデルと思しきテーブルの写真を撮ってみましたが、内部も参考にはなっていそうな感じですね。

17話より。お店の前のシーンも恐らく店の付近の前の歩道だと思われます。
【幸せの黄金鯛焼き県立美術館前店】

37話より。上述のルルエミネットのすぐそばにあるたい焼き屋です。作中ではアイスクリームとアボカドみかん味、抹茶大納言味のたい焼きを食べていましたが、たい焼きに同じ味はありませでした。似たもので云うと、抹茶クリームと駄納言つぶあんがありました。季節限定味とカスタード味、大納言つぶあんの3つをいただきましたが、もちもちしていて美味しかったです。
【久能海岸】

28話「再戦シーサイド」より。海果らと雷門瞬のロケット勝負の舞台となった海岸です。こちらのカットに描かれている山の稜線と、堤防の法面の構造物が一番のヒントになりました。山の稜線の形から久能海岸沿いであろうと考えていましたが、衛星写真でみてみると、この穴の開いた堤防の構造物がある場所はここ位なのです。

28話より。もう1つの大きなヒントがこのカット。右奥に大きな建築物が写っています。久能海岸は民家はたくさんありますが、こうした大きな建物は少ないので、ひとつ上のカットともに、概ねの場所を導きだすことができました。具体的には、久能山東照宮の参道を海側に向かい国道150号線とぶつかる「久能山下」という交差点の少し東側です。ちょうどこの辺りは海岸に下りることができるようになっています。

28話より。現地に来るまで確信の持てませんでしたが、上記のカットともにこうしたカットをみると、この場所がモデルであるということは疑いがなくなります。右半分の家屋の屋根や柱上の構造物が、作中と同じです。

28話より。久能海岸は「石垣イチゴ」や徳川家康の眠っていた「久能山東照宮」などが有名な、日本平の南側に静岡市駿河区から清水区にかけて延びる長い海岸です。こちらは清水方向に向いています。

28話より。こちらは静岡市駿河区方面を向いたカット。

28話より。本作のメイン舞台となっている、安倍川右岸から高校生が来るには、ちょっと遠い場所ですね。藤野岬高校のモデルとなっている場所からは、10㎞以上離れています。
【三保松原】

41話より。宇宙人から届いた数字を座標値だと考え訪れた松林。付近の地図も作中に登場しており、三保松原付近であることが示唆されています。後述の三保灯台からは2㎞ほどの場所です。Y字に見える二股の松は、根本近くが別方向に曲がった2本の松が重なってそう見えており、最初、全然場所が分かりませんでした。

41話より。ひとつ上の場所と近くの場所にあります。こちらは真ん中付近にある右に延びた枝がある松を頼りに探し歩きました。その松と左右の松との位置関係などからも、この場所で撮った写真などから作画したことは間違いないかと思います。
【三保灯台(清水灯台)】

本作で最も印象的な場所といえば、第2話以降、頻繁に登場する自称宇宙人・明内ユウが暮らす灯台です。3巻の表紙や、アニメ化が発表された際のキービジュアルも飾っています。しかし、残念ながらこの灯台のモデルと思われるものは、静岡市内にはありません。ただ、静岡市内で、こうした歴史ある白亜の灯台は、この三保灯台こと清水灯台しかないので、大熊らすこ先生が意識した可能性はあるかもしれません。

ご覧の通り、灯台の形状は全く一致しません。

こちらは灯台の正面が見えるところまで回り込んで撮影したもの。小屋のようなものの位置関係も逆ですね。

なお、三保灯台は1995年に無人化されていますが、作中のようにすでに使われていない灯台ではなく、現役となっています。ちなみに、作中に1895年と読み取れる看板があるのですが、三保灯台が竣工したのは1912年です。

立地している場所も作中とはかけ離れています。あくまで、本作の雰囲気を静岡市内で楽しめる場所…といったところかと思います。
【清水西里温泉「やませみの湯」】

44話より。学校をサボって入っていた温泉です。静岡市清水区の山間部に立地し、学校のモデル地からは凄まじく離れています。

44話より。源泉を汲み上げるポンプが故障しているらしく、現在は井戸水を温めて営業しているそうです。

44話より。 本施設については2023年7月8日に大熊らすこ先生がモデルにしたとX(旧ツイッター)でポストしており、特定作業は必要ありませんでした。

44話より。内部の写真は当然ありませんが、しっかり参考にされていますね。一行が入っていたのは窓の形状から入って左側の浴場。男湯…?とか思ったけれど、ここの温泉は男女の入れ替えしていたような。

44話より。少し俯瞰気味のカットなのでちゃんとは合いませね。モデルにしたというだけあってほぼほぼそのまんまですが、多少アレンジはある感じです。

44話より。ひものののぼりが主張しすぎでしたね。
以上、星屑テレパスの舞台をめぐる旅でした。
2023年から放送のアニメ版でも舞台が静岡市になるのか、気になりますね。
今回訪問した場所は、以下のマップを参考にして下さい。
「オーバーテイク!」(御殿場市)【聖地巡礼・舞台探訪】
2023年1月に制作が発表されたアニメ『オーバーテイク!』のティザーPVに登場する場所を訪ねてきました。
本作は、「F1」を頂点としたフォーミュラカーレースの入門カテゴリー「F4」を題材とした作品で、レースの舞台として富士スピードウェイなど実在する場所がモデルとして登場します。
とはいえ、現時点(2023年4月30日)ではティザーPVが公開されているだけで、静岡県小山町にある「富士スピードウェイ」以外で登場が確認できるのは、静岡県御殿場市の1シーンだけです。
【萩原西 交差点】

国道138号線沿いにある交差点。PVの冒頭で主人公の高校生F4レーサー、浅雛悠(声:古屋亜南)が自転車で走っていた場所です。左手前に見えるのは「SWEN御殿場店」、奥に見える高架は県道138号線と立体交差している国道246号線となります。まあ、訪問時、霧がすごくて写真では分かりませんが…

Pの表示は、「SWEN御殿場店」「にぎりの徳兵衛 御殿場店」の共用駐車場の案内となっています。青看板の横に「富士スピードウェイ」への道案内があるので、あえてPVではここを選んだのかなぁ…という印象も受けます。
ここから富士スピードウェイまでは直線距離で6.5km強、状況から考えると主人公は御殿場市在住か御殿場市の高校に通っていて、レースの舞台として富士スピードウェイが登場といったところでしょうか。
TROYCAの10周年記念作品と位置づけられた本作は監督にあおきえい監督、キャラクター原案に志村貴子先生を迎え、同社制作で大ヒットとなった『アルドノア・ゼロ』のスタッフが集結した作品となっていて、どんな展開になるのか、期待が高まります。

地元自治体の協力もあるようで、御殿場市役所を訪れたところ、正面玄関にポスターが掲げられていました。
放送時期は未定となっていますが、仮に2023年7月クールだった場合、このほかに静岡県を主な舞台にした作品として『幻日のヨハネ(沼津市)』『夢見る男子は現実主義者(浜松市)』があり、同時に3作品が放送・配信されることになるので、複数の作品の舞台を静岡県で同時に巡ることができる静岡フィーバーなクールになる可能性があります。
まあ、ヨハネは沼津市ではなくヌマヅではありますが…
本作は、「F1」を頂点としたフォーミュラカーレースの入門カテゴリー「F4」を題材とした作品で、レースの舞台として富士スピードウェイなど実在する場所がモデルとして登場します。
とはいえ、現時点(2023年4月30日)ではティザーPVが公開されているだけで、静岡県小山町にある「富士スピードウェイ」以外で登場が確認できるのは、静岡県御殿場市の1シーンだけです。
【萩原西 交差点】

国道138号線沿いにある交差点。PVの冒頭で主人公の高校生F4レーサー、浅雛悠(声:古屋亜南)が自転車で走っていた場所です。左手前に見えるのは「SWEN御殿場店」、奥に見える高架は県道138号線と立体交差している国道246号線となります。まあ、訪問時、霧がすごくて写真では分かりませんが…

Pの表示は、「SWEN御殿場店」「にぎりの徳兵衛 御殿場店」の共用駐車場の案内となっています。青看板の横に「富士スピードウェイ」への道案内があるので、あえてPVではここを選んだのかなぁ…という印象も受けます。
ここから富士スピードウェイまでは直線距離で6.5km強、状況から考えると主人公は御殿場市在住か御殿場市の高校に通っていて、レースの舞台として富士スピードウェイが登場といったところでしょうか。
TROYCAの10周年記念作品と位置づけられた本作は監督にあおきえい監督、キャラクター原案に志村貴子先生を迎え、同社制作で大ヒットとなった『アルドノア・ゼロ』のスタッフが集結した作品となっていて、どんな展開になるのか、期待が高まります。

地元自治体の協力もあるようで、御殿場市役所を訪れたところ、正面玄関にポスターが掲げられていました。
放送時期は未定となっていますが、仮に2023年7月クールだった場合、このほかに静岡県を主な舞台にした作品として『幻日のヨハネ(沼津市)』『夢見る男子は現実主義者(浜松市)』があり、同時に3作品が放送・配信されることになるので、複数の作品の舞台を静岡県で同時に巡ることができる静岡フィーバーなクールになる可能性があります。
まあ、ヨハネは沼津市ではなくヌマヅではありますが…
限界集落温泉(下田市)【舞台探訪・聖地巡礼】
鈴木みそ先生が『コミックビーム』に2012年まで連載していた漫画「限界集落温泉」の舞台を訪ねて来ました。
限界集落と書いて“ギリギリ”と読みます。
文字通り、ギリギリな温泉地を舞台とした作品ですが、その温泉地は鈴木みそ先生の出身地である下田市にある設定となっています。
当該の集落にモデルがあるのかは不明ですが、そういったわけで下田市の市街地などが作中に登場しています。
【下田駅前】

伊豆急下田駅の駅前のロータリーです。

ソテツの木が南国を感じさせるロータリーです。

奥に見える山が寝姿山ですね。ロープウェイがあります。

ロータリー近くにあるトヨタレンタカー下田駅前店。

駅前にある黒船オブジェ「サスケハナ号」。下田駅前といえば…という風景ですね。

右手に見えるローソンは「夏色キセキ」で登場した、静岡県で最も有名なローソンですね、多分。

「ハトヤ」というお店が特徴的。中島橋の交差点近くです。

こちらも中島橋の交差点の近くなのですが、ちょっと合いません。奥に下田市観光協会 駅前案内所が見えるのですが、位置的に通り沿いからだとこんな感じに
【金谷旅館】

下田駅の隣、蓮台寺駅の近くにある老舗の温泉旅館です。4巻のあとがきで、山里館の温泉のモデルであることが明かされています。
外観は作中のそれとは別モノでしたが、伊豆随一の広さを誇る木造大浴場があり、温泉の方がモデルになっています。

日帰り入浴も可能なので、作品の世界感を味わいに立ち寄ってもいいかもしれません。
というわけで、「限界集落温泉」のモデル地の訪問記でした。
本作は非常に、次から次へと新たな展開が待っていて、テンポよく読み進めることができる作品です。
4巻というちょうどよい長さでもあり、読み終わるとまるで映画を1本映画館で観たような、そんな気分になりました。
本当に、映画の原作なんかにいい作品なんじゃなかな…なんて思うのですが。
限界集落といいながら、記事に上げているのは市街地ばかりなので、いつかモデルがあるのであれば、ギリギリの集落を訪れてみたいものです。
連載開始からすでに12年、本当に集落がなくなってしまうかもしれませんしね。
限界集落と書いて“ギリギリ”と読みます。
文字通り、ギリギリな温泉地を舞台とした作品ですが、その温泉地は鈴木みそ先生の出身地である下田市にある設定となっています。
当該の集落にモデルがあるのかは不明ですが、そういったわけで下田市の市街地などが作中に登場しています。
【下田駅前】

伊豆急下田駅の駅前のロータリーです。

ソテツの木が南国を感じさせるロータリーです。

奥に見える山が寝姿山ですね。ロープウェイがあります。

ロータリー近くにあるトヨタレンタカー下田駅前店。

駅前にある黒船オブジェ「サスケハナ号」。下田駅前といえば…という風景ですね。

右手に見えるローソンは「夏色キセキ」で登場した、静岡県で最も有名なローソンですね、多分。

「ハトヤ」というお店が特徴的。中島橋の交差点近くです。

こちらも中島橋の交差点の近くなのですが、ちょっと合いません。奥に下田市観光協会 駅前案内所が見えるのですが、位置的に通り沿いからだとこんな感じに
【金谷旅館】

下田駅の隣、蓮台寺駅の近くにある老舗の温泉旅館です。4巻のあとがきで、山里館の温泉のモデルであることが明かされています。
外観は作中のそれとは別モノでしたが、伊豆随一の広さを誇る木造大浴場があり、温泉の方がモデルになっています。

日帰り入浴も可能なので、作品の世界感を味わいに立ち寄ってもいいかもしれません。
というわけで、「限界集落温泉」のモデル地の訪問記でした。
本作は非常に、次から次へと新たな展開が待っていて、テンポよく読み進めることができる作品です。
4巻というちょうどよい長さでもあり、読み終わるとまるで映画を1本映画館で観たような、そんな気分になりました。
本当に、映画の原作なんかにいい作品なんじゃなかな…なんて思うのですが。
限界集落といいながら、記事に上げているのは市街地ばかりなので、いつかモデルがあるのであれば、ギリギリの集落を訪れてみたいものです。
連載開始からすでに12年、本当に集落がなくなってしまうかもしれませんしね。