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こちら葛飾区亀有公園前派出所(沖永良部)【舞台探訪・聖地巡礼】

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」と云えば、当然ながら葛飾がメイン舞台の作品ですが、警察官であるにも関わらず、結構色々なところに制服のまま赴いているのが両さんです。勿論、その中には離島も含まれており、今回50巻に収録されている第489話「恋の沖えらぶの巻」の舞台である沖永良部島を訪ねて来ました。
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本エピソードは、「こち亀にオレを出せ!!コンテスト」なる読者公募企画に作文を出した沖永良部在住の“健一くん”の元を両さんが訪ねるという構成になっており、こち亀ではよく見られるメタフィクション的な展開からスタートします。
しかしながら、その後の展開は、沖永良部近くの小さな島で、小学校教師として働いているゆりこ先生に恋心を抱くものの、ゆりこ先生には離れた場所に想い人がおり…という切ない話になっており、こち亀の中でも名作と評されているエピソードだと思います(多分…)。
そんなこともあってか、50巻のタイトルは本エピソードと同じ「恋の沖えらぶの巻」となっています。
それでは、比較画像です。と云っても、実は沖永良部から渡船で15分の架空の島がメイン舞台だったりするんで、ほとんど沖永良部の風景は出てこなかったりするんですがw
ちなみにですが、見開きページにある南西諸島ではトカラ列島が無かったことになっていますが、こんなに鹿児島から近くはないですよ…

【沖永良部空港】
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さて、順を追っていきましょう。先ずは沖永良部島の玄関口、沖永良部空港です。えらぶゆりの島空港という愛称が付けられています。こんなアングルでは写真は撮れませんが、管制塔…というのでしょうか。空港の上の構造物は同じ形です。まあ、大体あんなデザインのことが多いかと思いますが。秋本治先生も本エピソードでは現地に取材に行っているらしいので、写真なんかを参考に作画したのだろうなと思います。

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島に降り立った両さん…使用されている航空機のデザインが全く違いますね。それもその筈、50巻が発売されたのは、1988年2月でして、30年以上も前の話です。前のカットもご覧頂きたいのですが、使用されている航空機は、今は亡きYS-11です。現在は運航会社は日本エアコミューター (JAC)ですが、当時は東亜国内航空(TDA)の路線だった筈です。作中でTDAとなっているのは、TDAのことだと思われます。

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こちらのカットが謎でした。ターミナルビルの構造を見ると、現在の空港のそれと同じっぽい雰囲気です。手摺がある点や手摺の前に何か置かれているなども一致しています。ただ、管制塔的な構造物は、ターミナルビルの上ではなく、この左隣の建物になるので、空港感を出すために漫画的な表現として、付加したのかもしれません。確かにこれがあると、パッと見で読者は空港と分かりますからね。ただ、いずれにせよ空港のあのエリアは、制限エリアなんで、迎えの人達が飛行機の真ん前で待ってるなんてことはないでしょう。もしかしたら、当時の空港ってOKだったんでしょうか…。ということで空港のカットは終了です。

【半崎】
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両さんは沖永良部島の観光を4時間で終えたといっています。その島内観光を表す描写として、このカットが登場します。こちらは半崎という、沖永良部島の景勝地です。島のちょうどど真ん中の北側に突き出した場所になります。作中では「半崎の黒瀬」という看板の文字が確認できますが、この半崎の岬の先っぽあたりにある岩場(軍艦島など)が、黒瀬ということらしいです。作中では岬の断崖絶壁だけが描かれていますが、あの崖の下に黒瀬がある筈です。ということで、比較写真は半崎をちょっと東側から見たものです。あの先っぽに見える岩場が、半崎の黒瀬です。
作中にあるような看板ですが、現地にはなかったように思います。雨が降っていたので、歩き回ったりはしませんでしたが、ストリートビューで見ても確認できないので、今は撤去されてしまったのではないでしょうか。何せ30年以上も前のことですしね…

【田皆岬】
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島の西側、北に突き出た岬で、景勝地として有名な場所です。両さんはこの付近で今回のヒロイン「ゆりこ先生」と出会うことになります。ここが田皆岬だという説明は作中では特にありませんが、田皆岬にある矢護仁屋埼灯台(ヤクニヤ埼灯台)とデザインがほぼ同じですし、灯台の後ろの海岸線の状況から考えても、この灯台と考えて差し支えなかろうと思います。

さて、このゆりこ先生ですが、沖永良部島から船で15分の場所にある小さな島で学校の先生をしており、両さんも一日三便の船でその島に渡ることになります。ということで、沖永良部島に登場する舞台はこんなもので、あとはこの小さな島が舞台となります。沖永良部の最寄りの有人離島は与論島であり、作中に登場するこの島は架空の島ということになりますね。

ということで、沖永良部島のモデル地巡りは以上です。
沖永良部島は“花と鍾乳洞の島”というのが島のキャッチフレーズだそうです。訪問したのは2月上旬でしたが、菜の花が咲き乱れ、とても美しい島でした。是非、皆さんも恋を探しに沖のえらぶを訪問してみて下さい。ただし、両さんみたいに観光を4時間だけで終えようと思うと、スケジュール的にしんどいと思いますヨ。
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プロフィール

スカイDJ

Author:スカイDJ
※2015年春頃までに作成した記事についているMAPがGoogleの何らかの仕様変更で現在閲覧不能になっております。申し訳ございません(_ _)作成者である私自身も地図にアクセスできない状態なのです。

アニメや漫画の舞台を巡って旅する旅行中毒者。B級スポット・離島・神社・水族館なども好物です。

・BTC舞台探訪者コミュニティ関西支部所属
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