京騒戯画(第4話編)【舞台探訪・聖地巡礼】
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※9~10話はモデルのありそうな京都の風景が出てこなかったので記事はありません。
2013年10月放送スタートの『京騒戯画』第4話「次女と素敵な妖怪達」の舞台探訪です。
【高山寺】
先ずは、1話から登場している一家の住まい高山寺から。4話では回想シーンとしての登場でした。


【2代目京都駅舎】
この建物のモデルは1914年~1950年まで使用されていた京都駅でした。
現在の京都駅は4代目なので、2代前の京都駅ということになります。

※右画像引用元 ウィキペディア 「Kyoto Station Early Showa」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Kyoto_Station_Early_Showa.jpg
軌道が路面に敷設されているのですが、当時京都には路面電車である京都市電が走っていましたので、その軌道かと思います。しかしながら、作中の様に京都駅舎正面に路線が通っていたわけではなかったようです。

※画像引用元 ウィキペディア 「京都市電 路線図 昭和6年」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Shiden.jpg
2代目駅舎の存在していた1931年の京都の路線図です。
作中の様に駅前の大通りに真っ直ぐ伸びているとすると、烏丸通になるはずなのですが、現在はこんな感じですね。

というわけで、舞台探訪にはなりませんが、とりあえず情報まで。

なお、2代目京都駅及び京都市電路線図の画像に関しては、著作権法の定めるところにより、著作権が切れているらしいので、ウィキペディアから引用・編集致しました。問題があれば削除します。
また、京都市電に関する情報は忘れられた庭の静かな片隅-Forsaken Gardens-のlos_endosさんより教えて戴いたことを併せてご報告します。
【山手西洋館】
1話から登場している八瀬の本拠地のモデルです。
位置モデルとしては、京都の八瀬として描かれている感じですが、実際は1話でもご報告した通り、横浜にある「山手西洋館」の外交官の家がモデルになっています。[※背景坊主(high__k)さんより特定情報を頂きました]


改変や撮影位置の制約で、再現度はこんなものです。なお、内部に関しては一致しません。
なお、この洋館ですが位置モデルとしては京都市左京区の八瀬にあることになっています。
作中に登場した洋館は、下記の様な場所にあるのですが、山間の集落である八瀬地域の雰囲気が出ていますね。

【4話:未特定の場所】
モデルがありそうで見つけられなかった場所です。
ご存知の方がいらっしゃれば教えてくださいませ。

雰囲気からすると木屋町通あたりだと思ったのですが、こういう弧状の橋は実在していないようです。

全くもって分かりません。お手上げでしたw
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「京騒戯画」舞台探訪・聖地巡礼OP編 (高山寺・伏見稲荷大社・渋谷・南禅寺水路閣・山手西洋館)
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【高山寺】
先ずは、1話から登場している一家の住まい高山寺から。4話では回想シーンとしての登場でした。


【2代目京都駅舎】
この建物のモデルは1914年~1950年まで使用されていた京都駅でした。
現在の京都駅は4代目なので、2代前の京都駅ということになります。

※右画像引用元 ウィキペディア 「Kyoto Station Early Showa」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Kyoto_Station_Early_Showa.jpg
軌道が路面に敷設されているのですが、当時京都には路面電車である京都市電が走っていましたので、その軌道かと思います。しかしながら、作中の様に京都駅舎正面に路線が通っていたわけではなかったようです。

※画像引用元 ウィキペディア 「京都市電 路線図 昭和6年」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Shiden.jpg
2代目駅舎の存在していた1931年の京都の路線図です。
作中の様に駅前の大通りに真っ直ぐ伸びているとすると、烏丸通になるはずなのですが、現在はこんな感じですね。

というわけで、舞台探訪にはなりませんが、とりあえず情報まで。

なお、2代目京都駅及び京都市電路線図の画像に関しては、著作権法の定めるところにより、著作権が切れているらしいので、ウィキペディアから引用・編集致しました。問題があれば削除します。
また、京都市電に関する情報は忘れられた庭の静かな片隅-Forsaken Gardens-のlos_endosさんより教えて戴いたことを併せてご報告します。
【山手西洋館】
1話から登場している八瀬の本拠地のモデルです。
位置モデルとしては、京都の八瀬として描かれている感じですが、実際は1話でもご報告した通り、横浜にある「山手西洋館」の外交官の家がモデルになっています。[※背景坊主(high__k)さんより特定情報を頂きました]


改変や撮影位置の制約で、再現度はこんなものです。なお、内部に関しては一致しません。
なお、この洋館ですが位置モデルとしては京都市左京区の八瀬にあることになっています。
作中に登場した洋館は、下記の様な場所にあるのですが、山間の集落である八瀬地域の雰囲気が出ていますね。

【4話:未特定の場所】
モデルがありそうで見つけられなかった場所です。
ご存知の方がいらっしゃれば教えてくださいませ。

雰囲気からすると木屋町通あたりだと思ったのですが、こういう弧状の橋は実在していないようです。

全くもって分かりません。お手上げでしたw
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京騒戯画(第3話編)【舞台探訪・聖地巡礼】
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※9~10話はモデルのありそうな京都の風景が出てこなかったので記事はありません。
2013年10月放送スタートの『京騒戯画』第3話「長男と愉快で科学な仲間」の舞台探訪です。
【高山寺】
1話から再三登場の一家の住まいのモデル、高山寺の石水院です。











改変がそこそこあったり、撮影位置に制約があったりしますので、まあ、こんなものということでご勘弁下さい。
【平安神宮 應天門】

鞍馬寺からのお知らせが空中に浮かび上がっていたところですね。
【鞍馬寺 本殿金堂】
鞍馬が率いるハイテク集団の本拠地です。鞍馬寺の本殿金堂ですね。
右の撮影写真は同じ写真ですが、比較のため3枚並べます。

こちらが最初に登場した時の本殿ですね。装飾などが全くない状態です。
鞍馬の本拠地だから鞍馬寺だろうという発想がなければ、改変もあるので、ほぼ気づかないレベルです。

時を経るに連れて、周囲や本殿自体に色々と余分なものがくっついていきます。
ここは勿論お寺なのですが、何故か巨大な注連縄が。出雲大社の神楽殿にある注連縄を彷彿とさせます。

と思ったらこちら。亀甲紋です。出雲大社の社紋も亀甲紋なんですね。何か意図があるのでしょうか。
ちなみに、亀甲が三つくっついた紋は三盛亀甲と呼ばれ、厳島神社のお守りで見覚えがあるという人もいるのではないでしょうか。(亀甲の中のデザインは違うので作中とは別の紋になりますが)
【大徳寺 孤篷庵】

コトと鞍馬が話をしていた茶室の庭にあった手水鉢はここのもののようです。
茶室自体は、ネットで調べた限りでは孤篷庵のものとは違いそうです。
なお、ここは通常非公開となっており、特別公開などに合わせて訪問する他なさそうです。
※手水鉢に関しては、にーぷーさん・コーラブさんから、大徳寺のものではないかという情報を頂きました。
【3話:未特定の場所】
モデルがありそうで見つけられなかった場所です。
ご存知の方がいらっしゃれば教えてくださいませ。

コトと鞍馬が話をしていた茶室です。有名処は全てチェックしてみたつもりなのですが、いずれの茶室も一致しません。特定のポイントになるのは、部屋の一室ではなく、独立した造りであることと、二畳というところですね。


鞍馬が設計図を描いていた建物です。
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「京騒戯画」舞台探訪・聖地巡礼OP編 (高山寺・伏見稲荷大社・渋谷・南禅寺水路閣・山手西洋館)
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※9~10話はモデルのありそうな京都の風景が出てこなかったので記事はありません。
2013年10月放送スタートの『京騒戯画』第3話「長男と愉快で科学な仲間」の舞台探訪です。
【高山寺】
1話から再三登場の一家の住まいのモデル、高山寺の石水院です。











改変がそこそこあったり、撮影位置に制約があったりしますので、まあ、こんなものということでご勘弁下さい。
【平安神宮 應天門】

鞍馬寺からのお知らせが空中に浮かび上がっていたところですね。
【鞍馬寺 本殿金堂】
鞍馬が率いるハイテク集団の本拠地です。鞍馬寺の本殿金堂ですね。
右の撮影写真は同じ写真ですが、比較のため3枚並べます。

こちらが最初に登場した時の本殿ですね。装飾などが全くない状態です。
鞍馬の本拠地だから鞍馬寺だろうという発想がなければ、改変もあるので、ほぼ気づかないレベルです。

時を経るに連れて、周囲や本殿自体に色々と余分なものがくっついていきます。
ここは勿論お寺なのですが、何故か巨大な注連縄が。出雲大社の神楽殿にある注連縄を彷彿とさせます。

と思ったらこちら。亀甲紋です。出雲大社の社紋も亀甲紋なんですね。何か意図があるのでしょうか。
ちなみに、亀甲が三つくっついた紋は三盛亀甲と呼ばれ、厳島神社のお守りで見覚えがあるという人もいるのではないでしょうか。(亀甲の中のデザインは違うので作中とは別の紋になりますが)
【大徳寺 孤篷庵】

コトと鞍馬が話をしていた茶室の庭にあった手水鉢はここのもののようです。
茶室自体は、ネットで調べた限りでは孤篷庵のものとは違いそうです。
なお、ここは通常非公開となっており、特別公開などに合わせて訪問する他なさそうです。
※手水鉢に関しては、にーぷーさん・コーラブさんから、大徳寺のものではないかという情報を頂きました。
【3話:未特定の場所】
モデルがありそうで見つけられなかった場所です。
ご存知の方がいらっしゃれば教えてくださいませ。

コトと鞍馬が話をしていた茶室です。有名処は全てチェックしてみたつもりなのですが、いずれの茶室も一致しません。特定のポイントになるのは、部屋の一室ではなく、独立した造りであることと、二畳というところですね。


鞍馬が設計図を描いていた建物です。
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京騒戯画(第2話編)【舞台探訪・聖地巡礼】
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※9~10話はモデルのありそうな京都の風景が出てこなかったので記事はありません。
2013年10月放送スタートの『京騒戯画』第2話「やってきたのは妹」の舞台探訪です。
【伏見稲荷大社】
コトが幼少時代、稲荷の下で学んでいた際に出てきていた神社世界のモデルのひとつです。

参道正面から楼門を見た絵です。手水舎も松の木も右の建物もきっちり一致していますね。

千本鳥居です。これも思っていたよりずっと、忠実に再現されている感じです。

以下のカットは全て拝殿の後ろの方にある境内社「玉山稲荷社」近辺のカットになります。正面奥に見えているのが玉山稲荷社です。


お社の形は結構一致していますね。

奥に見えているのは「奥宮」です。

これは見下ろしたカットなので、写真はこれでご勘弁を。石の敷かれ方が結構違っています。

やっぱり社や灯篭などはかなり再現度が高いです。

これは、ちょっと撮影位置をミスしました。

ここなんですがね、夕日が見えている方向は、実際に西の方角なんです。
ということで、伏見稲荷大社は、そこそこ一致する感じでした。
しかしながら、これも伏見稲荷と思われる下記周辺のカットは見つかりませんでした。
こういう場所は伏見稲荷内にはないと思うのですが・・・

【旧遷喬尋常小学校】
幼き頃のコトが神社世界で学んでいた学校のモデルです。
ここは、岡山県真庭市にある旧遷喬尋常小学校というところで、明治40年に建てられた独特な擬洋風校舎として国の重要文化財に指定されています。OPでも渋谷が出ていましたし、1話では横浜の洋館も出ていましたので、京都以外のモデル地も本作では突然出てくることがあるようです。



外観は一致度高いですね。トレスだと思います。
本作はアレンジを加えられたモデルが多いのですが、何故かこの小学校の外観だけは非常に高い一致度を誇りますw
残念ながら、内部は一致しませんでした。外観だけモデルにして内部は別の学校をモデルにしたか、架空のデザインになっているかと思います。合わせようと思えば、ほぼ一致というカットもないわけではないですが、学校の作りというのは基本的に何処も同じなので、まあそうなるかと。




内部も殆ど一致しないのですが、当然下記の様な場所もありませんでした。
ボランティの案内係の方が、なんとこの学校の出身者の方だったのですが、体育館が存在した頃もこんな体育館ではなかったとおっしゃっておられました。


70枚以上のキャプ画像を持っていったのに…(涙
しかし、『ALWAYS 三丁目の夕日』など数々の映画のロケ地としても使用されている校舎で、なかなか見応えがあり、1時間ほど滞在しましたが、大変面白くオススメですよ。
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【伏見稲荷大社】
コトが幼少時代、稲荷の下で学んでいた際に出てきていた神社世界のモデルのひとつです。

参道正面から楼門を見た絵です。手水舎も松の木も右の建物もきっちり一致していますね。

千本鳥居です。これも思っていたよりずっと、忠実に再現されている感じです。

以下のカットは全て拝殿の後ろの方にある境内社「玉山稲荷社」近辺のカットになります。正面奥に見えているのが玉山稲荷社です。


お社の形は結構一致していますね。

奥に見えているのは「奥宮」です。

これは見下ろしたカットなので、写真はこれでご勘弁を。石の敷かれ方が結構違っています。

やっぱり社や灯篭などはかなり再現度が高いです。

これは、ちょっと撮影位置をミスしました。

ここなんですがね、夕日が見えている方向は、実際に西の方角なんです。
ということで、伏見稲荷大社は、そこそこ一致する感じでした。
しかしながら、これも伏見稲荷と思われる下記周辺のカットは見つかりませんでした。
こういう場所は伏見稲荷内にはないと思うのですが・・・

【旧遷喬尋常小学校】
幼き頃のコトが神社世界で学んでいた学校のモデルです。
ここは、岡山県真庭市にある旧遷喬尋常小学校というところで、明治40年に建てられた独特な擬洋風校舎として国の重要文化財に指定されています。OPでも渋谷が出ていましたし、1話では横浜の洋館も出ていましたので、京都以外のモデル地も本作では突然出てくることがあるようです。



外観は一致度高いですね。トレスだと思います。
本作はアレンジを加えられたモデルが多いのですが、何故かこの小学校の外観だけは非常に高い一致度を誇りますw
残念ながら、内部は一致しませんでした。外観だけモデルにして内部は別の学校をモデルにしたか、架空のデザインになっているかと思います。合わせようと思えば、ほぼ一致というカットもないわけではないですが、学校の作りというのは基本的に何処も同じなので、まあそうなるかと。




内部も殆ど一致しないのですが、当然下記の様な場所もありませんでした。
ボランティの案内係の方が、なんとこの学校の出身者の方だったのですが、体育館が存在した頃もこんな体育館ではなかったとおっしゃっておられました。


70枚以上のキャプ画像を持っていったのに…(涙
しかし、『ALWAYS 三丁目の夕日』など数々の映画のロケ地としても使用されている校舎で、なかなか見応えがあり、1時間ほど滞在しましたが、大変面白くオススメですよ。
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※9~10話はモデルのありそうな京都の風景が出てこなかったので記事はありません。
2013年10月放送スタートの「京騒戯画」のオープニング映像の舞台探訪です。
なお、本作品でOPが流れるのは2話からで、1話はアバン終了の4分後位からOP音楽である「たむらぱん」の『ココ』だけがBGMとして流れるという作りになっています。
OP登場順に行きます。
【渋谷駅前交差点】

京都舞台と思っていたら、OP初っ端から渋谷の交差点です。
結構改変はあるのですが、横断歩道と標識からすると、撮影位置はこの辺りっぽいのですが、一致はしませんね。
【京都風の街並み】

これは、モデルはないと思われるので、とりあえず雰囲気だけ比較画像として載せておきました。
撮影場所は祗園の茶屋が軒を連ねる新橋通りの巽橋の南側です。もうちょっと、広めの通りの方が良かったかな。
【高山寺の参道】

実在した明恵上人が開山したお寺が高山寺です。一家の住んでいた建物はこのお寺の石水院というところがモデルになっていました。この場所は、石水院より少し上当たりの参道です。
京都市街からはかなり距離があるので、訪問の際はスケジューリングにご注意ください。
【南禅寺水路閣】

周辺の雰囲気が大分違いますが、京都が舞台のアニメであるということを考えれば、南禅寺の水路閣以外はないかと思います。
細かく見るとデザインはかなり似ています。
【山手西洋館の外交官の家】

当初は何処だか不明でしたが、4話視聴後、横浜にある外交官の家が八瀬の家のモデルであることが分かりました。
しかし、内部は一致していませんでした。
【伏見稲荷大社の千本鳥居】

2話では中央軸統合機関神社で勉強中のコトが、同級生をブン殴ったりしていたの神社のモデルが伏見稲荷です。
イメージで描かれているのかと思いましたが、ぶらさがっている灯の形まで一致しているので、千本鳥居のところをモデルに描かれていると云っていいかと思います。
OP映像の舞台探訪は以上です。
渋谷のカットは気が向いたら撮影しにいきますw
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「京騒戯画」舞台探訪・聖地巡礼OP編 (高山寺・伏見稲荷大社・渋谷・南禅寺水路閣・山手西洋館)
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OP登場順に行きます。
【渋谷駅前交差点】

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結構改変はあるのですが、横断歩道と標識からすると、撮影位置はこの辺りっぽいのですが、一致はしませんね。
【京都風の街並み】

これは、モデルはないと思われるので、とりあえず雰囲気だけ比較画像として載せておきました。
撮影場所は祗園の茶屋が軒を連ねる新橋通りの巽橋の南側です。もうちょっと、広めの通りの方が良かったかな。
【高山寺の参道】

実在した明恵上人が開山したお寺が高山寺です。一家の住んでいた建物はこのお寺の石水院というところがモデルになっていました。この場所は、石水院より少し上当たりの参道です。
京都市街からはかなり距離があるので、訪問の際はスケジューリングにご注意ください。
【南禅寺水路閣】

周辺の雰囲気が大分違いますが、京都が舞台のアニメであるということを考えれば、南禅寺の水路閣以外はないかと思います。
細かく見るとデザインはかなり似ています。
【山手西洋館の外交官の家】

当初は何処だか不明でしたが、4話視聴後、横浜にある外交官の家が八瀬の家のモデルであることが分かりました。
しかし、内部は一致していませんでした。
【伏見稲荷大社の千本鳥居】

2話では中央軸統合機関神社で勉強中のコトが、同級生をブン殴ったりしていたの神社のモデルが伏見稲荷です。
イメージで描かれているのかと思いましたが、ぶらさがっている灯の形まで一致しているので、千本鳥居のところをモデルに描かれていると云っていいかと思います。
OP映像の舞台探訪は以上です。
渋谷のカットは気が向いたら撮影しにいきますw
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京騒戯画(1話編)【舞台探訪・聖地巡礼】
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※9~10話はモデルのありそうな京都の風景が出てこなかったので記事はありません。
2013年10月より放送がスタートした『京騒戯画』のテレビアニメ版の第一話に登場した舞台を訪ねに京都に行って来ました。
訪問日は2013年10月13日・10月26日・10月27日の3日間です。

【高雄山】
嵐山のさらに10㎞ほど北にある紅葉で有名な山です。
第一話によれば、明恵上人は“都会の喧騒を離れ高雄の山中に居を構えた”とのこと。


現在の高雄山の山中には、当然こんな場所に建築物などありません。あるとすると、山の南側に「神護寺」というお寺がある位です。
一応、訪問してみましたが、全くもって一致しませんでした。
明恵上人と云えば「鳥獣人物戯画」で有名な高山寺の開基です。
本作も当然ながら鳥獣人物戯画もモチーフの一つとしているわけでして、だとすると、高雄山の山中ではなく、栂尾山では?(栂尾山は山号なので、実際の山としては峰山の南麓に当たる感じ)と思うのですが、京都辺りでは、この辺りの山地をまとめて高雄山と云ったりするのでしょうか。
実際に一家の住んでいた場所のモデルになっているのは、普通に下記に紹介する高山寺した。
高雄山は言葉として、作中に出てくるだけのようです。
【高山寺】
一家の住んでいた場所のモデルは高山寺の石水院というところです。国宝ですよw
高山寺は史実の明恵上人が開山したお寺でして、この設定は納得ですね。

桜の木はなかったっぽいけど。紅葉はキレイです。

軒を合わせたら床が水平になりません。どうやって撮ればこうなるんでしょう・・・

結構すぐ側まで木が生えているので、作中みたいに解放感がある感じじゃないですね。

お庭です。雰囲気は近いものがあります。庭に下りられないので、撮影できる位置は限られています。似た感じになるように写真は反転させてます。

襖の位置は開け方で変わります。

ここは改変が大きいですね。モデルとは言い難いです。

この方向の襖は全て外されていました。

これは、もうちょっと低い位置から撮るべきだったな。

石水院は庭に下りることが出来ないので、これが精一杯の写真です。そのため、下記の様な外から見た図は撮れないのです。

【辰巳大明神】
明恵が女の子を口説いていた場所です。改変が多いですが、作中でも「辰巳大明神」の文字が読み取れるので、ここがモデルなのでしょう。




【源光院】
「悟りの窓」「迷いの窓」で有名な源光院です。いい演出ですよね、ここ。




【鞍馬寺】


これは、鞍馬寺の仁王門なのでしょうか?お寺の山門の形はそんなに寺によってかけ離れているわけではないので、似ていると云われれば似ているような気もしますが…
実はここは、3話以降で下記の本殿などが登場し、きっちり一致します。

【八瀬の集落】

八瀬は、京都の東側、左京区にある地名です。
最初は何故、八瀬なんて微妙な場所が・・・なんて、思っていたのですが、「八瀬童子」と称する一族が鬼の子孫という伝承が残っており、次女・八瀬の元ネタはまさにそれですね。
さて、肝心の作中に出てくる洋館は一体なんなのでしょう。八瀬と付く地名の辺りを走りまわってみましたが、こんな洋風なものはありませんでした。強いて言うならエクシブがある位のものです。


「八瀬の集落」の写真を実際撮ったら、普通に家が並んでアスファルト舗装の道路があるだけでしたw
洋館のモデルに関してですが、背景坊主(high__k)さんが横浜にある山手西洋館の外交官の家であることを発見されました。

※2014年1月20日写真追加
以上でテレビ放送用アニメ版1話分の探訪は終了です。
なお、辰巳大明神と源光院は忘れられた庭の静かな片隅のlos_endosさんより教えて抱きました。
より大きな地図で 京騒戯画(舞台探訪・聖地巡礼) を表示
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訪問日は2013年10月13日・10月26日・10月27日の3日間です。

【高雄山】
嵐山のさらに10㎞ほど北にある紅葉で有名な山です。
第一話によれば、明恵上人は“都会の喧騒を離れ高雄の山中に居を構えた”とのこと。


現在の高雄山の山中には、当然こんな場所に建築物などありません。あるとすると、山の南側に「神護寺」というお寺がある位です。
一応、訪問してみましたが、全くもって一致しませんでした。
明恵上人と云えば「鳥獣人物戯画」で有名な高山寺の開基です。
本作も当然ながら鳥獣人物戯画もモチーフの一つとしているわけでして、だとすると、高雄山の山中ではなく、栂尾山では?(栂尾山は山号なので、実際の山としては峰山の南麓に当たる感じ)と思うのですが、京都辺りでは、この辺りの山地をまとめて高雄山と云ったりするのでしょうか。
実際に一家の住んでいた場所のモデルになっているのは、普通に下記に紹介する高山寺した。
高雄山は言葉として、作中に出てくるだけのようです。
【高山寺】
一家の住んでいた場所のモデルは高山寺の石水院というところです。国宝ですよw
高山寺は史実の明恵上人が開山したお寺でして、この設定は納得ですね。

桜の木はなかったっぽいけど。紅葉はキレイです。

軒を合わせたら床が水平になりません。どうやって撮ればこうなるんでしょう・・・

結構すぐ側まで木が生えているので、作中みたいに解放感がある感じじゃないですね。

お庭です。雰囲気は近いものがあります。庭に下りられないので、撮影できる位置は限られています。似た感じになるように写真は反転させてます。

襖の位置は開け方で変わります。

ここは改変が大きいですね。モデルとは言い難いです。

この方向の襖は全て外されていました。

これは、もうちょっと低い位置から撮るべきだったな。

石水院は庭に下りることが出来ないので、これが精一杯の写真です。そのため、下記の様な外から見た図は撮れないのです。

【辰巳大明神】
明恵が女の子を口説いていた場所です。改変が多いですが、作中でも「辰巳大明神」の文字が読み取れるので、ここがモデルなのでしょう。




【源光院】
「悟りの窓」「迷いの窓」で有名な源光院です。いい演出ですよね、ここ。




【鞍馬寺】


これは、鞍馬寺の仁王門なのでしょうか?お寺の山門の形はそんなに寺によってかけ離れているわけではないので、似ていると云われれば似ているような気もしますが…
実はここは、3話以降で下記の本殿などが登場し、きっちり一致します。

【八瀬の集落】

八瀬は、京都の東側、左京区にある地名です。
最初は何故、八瀬なんて微妙な場所が・・・なんて、思っていたのですが、「八瀬童子」と称する一族が鬼の子孫という伝承が残っており、次女・八瀬の元ネタはまさにそれですね。
さて、肝心の作中に出てくる洋館は一体なんなのでしょう。八瀬と付く地名の辺りを走りまわってみましたが、こんな洋風なものはありませんでした。強いて言うならエクシブがある位のものです。


「八瀬の集落」の写真を実際撮ったら、普通に家が並んでアスファルト舗装の道路があるだけでしたw
洋館のモデルに関してですが、背景坊主(high__k)さんが横浜にある山手西洋館の外交官の家であることを発見されました。

※2014年1月20日写真追加
以上でテレビ放送用アニメ版1話分の探訪は終了です。
なお、辰巳大明神と源光院は忘れられた庭の静かな片隅のlos_endosさんより教えて抱きました。
より大きな地図で 京騒戯画(舞台探訪・聖地巡礼) を表示