のんのんびより りぴーと(旧柿ノ木駅)【舞台探訪・聖地巡礼】
2009年より月刊コミックアライブにて連載中の「のんのんびより」のアニメ版第2期『のんのんびより りぴーと』の第1話「一年生になった」に登場した、JR只見線の柿ノ木駅を訪ねました。
といっても、OAの時点ではすでに廃駅になっていたので、柿ノ木駅跡とでもいうのが正しいでしょうか。
それどころか、2015年にはホームも駅舎も撤去され、そこに駅があったという事実さえも、現地を訪れると分からないような状況でした。

位置でいうとこの辺りに駅舎とホームが存在していたらしいのですが、在りし日の写真と見比べないと、その位置が駅だったことも分かりません。
廃止になったのはいいとして、駅舎やホームまで撤去する必要があったのかな…と素人としては思うのですが、雪深いエリアなので、除雪の問題であるとか、何か理由がある感じなんでしょうか。
以下、比較画像です。

駅の入口あたりです。

現状ではここが舞台であったとはっきり分かるのは、この左手の建物だけですね。
こちらは「柿ノ木籾乾燥調製施設」という建物です。

ホームも駅舎もきれいになくなってます。

これはアレンジがあって一致しませんが、駅とその脇を走る国道252号線側を撮ると、家屋があるのは駅よりやや踏切側の部分です。

ホームには入れないので、ホームの反対側の道路から撮影したもの。

只見線を走っているのは国鉄キハ40系気動車ですが、作中のものは何でしょう。写真は、藪神駅で撮ったもの。
塗装に関しては新潟色と雰囲気は似てますが。

只見駅方面を撮影したもの。ホームには入れなかったので、写真は踏切から。


ホームがあった場所は草が生い茂っており…という以前に、そもそももはや公的な場所でもない私有地ですので、入ることは許されないでしょう。というわけで、このカットは再現もできなければ、雰囲気だけ合わせることも叶いませんでした。
柿ノ木駅のあった只見線沿線は、紅葉が綺麗なことで有名な場所でもあります。柿ノ木駅周辺も秋めいた雰囲気になっていました。
駅前の民家に大きな柿ノ木があり、ちょうど収穫しているところでした。のんのんびよりの舞台となるにふさわしい、のどかな雰囲気の場所でした。放送からかなり時間が経ってしまいましたが、訪れることができて良かったです。
といっても、OAの時点ではすでに廃駅になっていたので、柿ノ木駅跡とでもいうのが正しいでしょうか。
それどころか、2015年にはホームも駅舎も撤去され、そこに駅があったという事実さえも、現地を訪れると分からないような状況でした。

位置でいうとこの辺りに駅舎とホームが存在していたらしいのですが、在りし日の写真と見比べないと、その位置が駅だったことも分かりません。
廃止になったのはいいとして、駅舎やホームまで撤去する必要があったのかな…と素人としては思うのですが、雪深いエリアなので、除雪の問題であるとか、何か理由がある感じなんでしょうか。
以下、比較画像です。

駅の入口あたりです。

現状ではここが舞台であったとはっきり分かるのは、この左手の建物だけですね。
こちらは「柿ノ木籾乾燥調製施設」という建物です。

ホームも駅舎もきれいになくなってます。

これはアレンジがあって一致しませんが、駅とその脇を走る国道252号線側を撮ると、家屋があるのは駅よりやや踏切側の部分です。

ホームには入れないので、ホームの反対側の道路から撮影したもの。

只見線を走っているのは国鉄キハ40系気動車ですが、作中のものは何でしょう。写真は、藪神駅で撮ったもの。
塗装に関しては新潟色と雰囲気は似てますが。

只見駅方面を撮影したもの。ホームには入れなかったので、写真は踏切から。


ホームがあった場所は草が生い茂っており…という以前に、そもそももはや公的な場所でもない私有地ですので、入ることは許されないでしょう。というわけで、このカットは再現もできなければ、雰囲気だけ合わせることも叶いませんでした。
柿ノ木駅のあった只見線沿線は、紅葉が綺麗なことで有名な場所でもあります。柿ノ木駅周辺も秋めいた雰囲気になっていました。
駅前の民家に大きな柿ノ木があり、ちょうど収穫しているところでした。のんのんびよりの舞台となるにふさわしい、のどかな雰囲気の場所でした。放送からかなり時間が経ってしまいましたが、訪れることができて良かったです。

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のんのんびより(津山)【舞台探訪・聖地巡礼】

2009年より月刊コミックアライブにて連載中の「のんのんびより」の舞台探訪です。
本編とは関係ないですが、第2巻の帯に因美線の知和駅が登場していました。
また、4巻に収録の第30話に、知和駅に似た駅が登場しており、比較してみました。

2013年10月~12月放送のアニメ版では、東京から6時間掛かる場所ということや2巻の帯の件もあり、岡山県津山市の因美線知和駅周辺が舞台ではないかという話もありましたので、周辺地域を調査した結果も合わせて記事にしたいと思います。
なお、今回の訪問は、海街さんのacqua altaの記事を参考にさせて頂きました。
【JR因美線 知和駅】

コミックス2巻帯より
今回は比較画像はありません。というのも、2013年10月からアニメ放送がスタートした為、帯はその告知に変わってしまったのです。
2013年11月現在は下記の様な帯になっています。

次に4巻に収録の第30話の駅です。
2巻の帯がどの時期から知和駅になっていたか確認が取れませんが、初版から付いていたとすると発売日が2010年12月になるので、時系列で行くと2012年4月号に掲載された30話の方が後になります。
だとすると、作者の“あっと”氏が本編に駅を登場させるに当たって、2巻の帯の知和駅を意識し描いたという可能性が考えれます。

大まかな構造は似ています。植え込みに隠れてしまっていますが、右手には階段もあります。
しかしながら庇の形も違うし、奥の方を見ると全然違っています。
果たして知和駅をモデルに改変して描いたのか、別の駅がモデルなのか判断に迷うところです。
鉄道に詳しい方は駅を観れば、何処かすぐに分かるのではないでしょうか。
お分かりの方がいらしたらお知らせ下さい。別のカットも比較しておきます。
ホームの方はあんまり一致してません。




川に掛かる橋は周辺を観て廻りましたが、こういう鉄橋しか見当たりませんでした。

なお、因美線ですが、一日に5本レベルです。
列車を撮影しようと思ったら、時刻を合わせて来ないと辛いですw


駅にはノートも設置されていました。「のんのんびよりのアニメを観てきました」というような書き込みが幾件もありましたが、アニメとこの駅は直接関係ないと思うのですが…
作中の様な田舎の雰囲気を味わうとこにはいい素敵なところですけれども。
【知和駅周辺集落】
既述の様に、アニメ版の舞台が津山でないかと云われていたわけですが、水車や学校・駄菓子屋等のモデルなどは関東地方のものがチョイスされています。
(参考:舞台探訪アーカイブ「のんのんびより」 )
というわけで、知和駅周辺ということはないであろうと思っていましたが、案の定、アニメ版の雰囲気とも原作の雰囲気とも違っていました。




一番の違いは、この辺りの平地はさほど広くないため、作中の様に田園が続く開けた雰囲気のところではないというところです。四方がすぐに山という感じですね。
とはいえ、のんのんびよりに出てきてもおかしくない様な田舎の風景は沢山あります。





因美線の駅はどこも素敵なところばかりです。
こちらは知和駅より3つ津山寄りの美作滝尾駅ですが、ホームから田園風景を見渡せる素晴らしい眺望の駅でした。
作中の様な開けた感じは、こちらの方が合ってますね。

ということで、アニメと津山に関係を見出すことはできませんでした。
これまで登場しているところの傾向からすると、関東近郊でパーツパーツをモデルにしているという感じですし、特定の場所がモデルということはないでしょう。
原作にしても、あとがきで「どこかの町を舞台にしたというわけではなく 自分の家周辺やばーちゃんじーちゃんちの記憶から ひっちゃかめっちゃかとりだしただけだったり」と記されています。
視聴者それぞれが、それぞれののんのんびよりの舞台を何処かに見いだせればそれでいいのかもしれませんね。
原作もアニメもパーツにはモデルがあったりしているので、引き続き追っていきたいと思います。

より大きな地図で のんのんびより【舞台探訪・聖地巡礼】 を表示