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ゆるキャン△ SEASON2(特報)【舞台探訪・聖地巡礼】

『まんがタイムきららフォワード』に連載中の「ゆるキャン△」のアニメ版2期に当たる「ゆるキャン△ SEASON2」の最新のプロモーション映像が、2020年9月21日夜に公開されました。
TVアニメ『ゆるキャン△ SEASON2』特報 │ 2021.1 ONAIR
こちらの映像は“特報”と題され、2021年1月から放送されるアニメの本編映像を使用したPVになっています。
その中で、山梨県南部のお馴染みの場所や、2期の中心舞台になるであろうと想定される静岡県の舞台が登場したので、現地を訪問して来ました。
登場順だと分かりにくいので、導線を考えつつ概ね南の方から順に並べています。

【御前埼灯台】
特報1
2期を象徴する場所とも云える、静岡県は御前崎市にある御前埼灯台です。2期では原作通りに進む様であれば、山梨県よりもむしろ静岡県の登場舞台の方が多いと思われます。御前埼灯台はそんな静岡の旅のはじまりの場所となるはずで、特報でも最初に登場するスポットです。ちなみにですが、地名は御前崎ですが灯台の名前は“御前埼”です。

特報3
灯台の南側にある展望スペースです。灯台のシーンは原作では5巻に収録の25話に該当します。

特報2
灯台から海側の駐車場に至る階段の途中にある場所です。石畳の石の形から、そのまんまという感じですね。

【御前崎サンロード】
特報9
灯台を見学後、リンが次なるスポットへ原付を走らせているであろうシーンです。この辺りの海沿いの道路はサンロードと呼ばれているのですが、灯台から2.5km程西へ行った辺りだけ、ガードレール?などの構造が作中と同じ様な感じになっています。写真は、なるべくススキが生えている場所を選んで撮ってみました。

特報7
もう少し秋も深まるとススキが増えてくる場所なのかもしれません。訪問時は本当に写真を撮ったあたりにしか生えていませんでした。しかもまだ穂が出てきたばかりという感じです。

特報8
追い越し禁止の道路です。まあ、一応撮ってみたという程度のものですw

【南部橋東詰交差点】
特報18
ここからは山梨県のお馴染みのエリアです。南部橋は南部町にある冨士川に架かる橋で、1期ではなでしこが自転車で渡っていた橋です。その左岸側の袂にある交差点が南部橋東詰です。アングル的には北側から南側を向いたものになっていますが、やや俯瞰気味な上に車道から見た感じなので、完全に再現することはできません。ちなみに左に見える建物は「JA山梨みらい 栄支店」です。

【しょうにん通り ポケットパーク】
特報16改
南部町の次は身延町です。1期でも登場している場所なので特報を見た瞬間にあそこだ!と思った方は多い筈。身延駅前に南北に伸びる商店街、しょうにん通り沿いにあるポケットパーク前です。

特報15改
歩道のデザインも一致していますね。なお、この2枚の画像については作中カットの明るさを上げて見やすくしてあります。

【波木井集落の農地】
特報4
なでしこが自転車で走っていた場所です。波木井という集落にあります。正直言って青い倉庫くらいしか一致せず、なでしこが走っている場所には道もありません。ただ、原作で同様になでしが走っているシーンがこの付近なので、ここをモデルにしたと考えていいように思います。身延町の消防団身延第二分団第二部の倉庫の前あたりから北西を見た感じです。

特報5
山の稜線も全く一致しないです。

【酒の川本身延店】
特報11
こちらもおなじみの場所ですね。千明のアルバイト先である酒屋のモデルで、イヌ子がアルバイトしている「セルバみのぶ店」の前にあります。もともと空き店舗になっていた場所ですが、2020年4月にファンを楽しんでもらおうと、店名の表記などが再現されました。千明がいた場所は、店の裏側にあたる北側の部分であると思われます。

旧下部小学校・中学校跡
特報17
本栖高校の位置モデルになっている旧下部小学校・中学校跡です。ここは位置モデルで、校舎や校庭は一致しませんので、雰囲気だけ再現という感じですね。

特報14
これ、何をしてるんでしょうねwなお4連休の最終日でしたが、甲斐常葉駅にも常幸院にも下部中跡にも同業者はおらず空いていました。

特報12
2020年1月に実写版のゆるキャン△のロケセットが旧下部中内に再現された際に撮影しておいたものです。狭くて広角が確保できませんでしたけどねw

【本栖湖】
特報6
そして本作のキースポットともいえる本栖湖です。西側の展望台から撮影しましたが、実際には湖畔にあり作中で登場する浩庵キャンプ場から見た光景といったところでしょうか。残念ながらこの日、富士山は見えませんでした…。

というわけで比較カットは以上です。
訪問日前日の夜遅くに特報が公開されたため、なでしこが自転車で走っているシーンだけ、後日の訪問でした。
一応マップをつけてあるので参考にして下さい。
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ゆるキャン△(小淵沢・入笠山)【舞台探訪・聖地巡礼】

「ゆるキャン△」の短編スピンオフ漫画「サウナとごはんと三輪バイク」の舞台モデルを訪ねて来ました。
本作は、ヤマハ発動機の販促活動として展開されている「サウナとバイクでととのう漫画」のひとつとして2019年3月に掲載されたもので、内容は“トリシティ125”のプロモーションになっています。この書下ろしのスペシャルエピソードは、単行本では10巻に収録され、アニメ化もされたものが「へやキャン△」のDVD&ブルーレイの特典映像となっています。
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・ヤマハ発動機株式会社「サウナとバイクでととのう漫画」公式HP
基本的にはアニメ版の舞台も、漫画と同様になっているので、本記事では漫画版の舞台について記載しています。
それでは現地との比較画像です。時系列で並べると、ちょっと遠回りのルートになってしまうので、訪問の参考用に東から順に並べています。

【ひまわり市場】
住所:山梨県北杜市大泉町谷戸2008
電話番号:0551-38-4744
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リンがキャンプ用の買い出しに立ち寄るのが、八ヶ岳南麓にあるスーパーマーケット「ひまわり市場」です。テレビ朝日の「激レアさんを連れてきた。」でも社長が登場した、ちょっと変わったスーパーとして有名です。お店の外観はそのままですが、あfろ先生が多様する超広角カット…というか全天球カメラで作画参考用の記録写真を撮った様なカットなので、普通のカメラでは再現できません。写真は、パノラマ撮影機能で撮影したものです。スーパーの様な業態のお店において、店内で写真撮影することは非常識だと思いますので、内部の写真はありません。ただ店内もしっかりとモデルになっていますし、品ぞろえやPOPなど、色々と面白いので、是非、お買い物してみて下さい。

【高岡和食処】
住所:山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332−17
電話番号:0551-36-5035
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ご飯を食べに立ち寄ったお店がこちらです。外観のそのまんまで、作中の店名もそのままです。

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天ぷら定食は、竹が1000円(税別)、松が1500円(税別)でした。写真は竹です。

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リンちゃんが座っていたのは、入口入って右手の奥の席です。店内の写真は、昼の営業の閉店間際(14時30分)に、お客さんが私のみとなったので、お店の方にお声がけして撮影させて頂いたものです。

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窓際には水槽があって、大きな金魚が飼われていました。作中では冬だったので、扇風機はありませんでしたね。

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写真では車で隠れていて見えませんが、実際に窓の奥には隣の家の屋根が見えていました。

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店内のレイアウトから、掲示物に至るまで、実際のものそのままでした。

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販促漫画だけあって、ちょこちょこ入ってくるトリシティのPR。お店の前の未舗装の駐車スペースです。

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なお、お店の入口には、あfろ先生のイラスト入りサイン色紙や「へやキャン△」のポスターなどが掲示されていて、交流ノートも設置されていました。

【延命の湯】
住所:山梨県北杜市小淵沢町2968−1
電話番号:0551-36-6111
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寒さで顔が固まったリンが入った温泉は、「スパティオ小淵沢」というレストランや体験施設等のある複合観光施設の一角にあります。内部の写真は勿論ありませんが、きちんと参考に作画されています。サウナは新型コロナの影響で休止していましたが、訪問時には、入口に7月3日から再開したと掲示されていました。

【入笠山】
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リンが今回のキャンプ地に選んだ場所は、南アルプスこと赤石山脈の一番北側に位置するのが入笠山にあります。“にゅうかさやま”と読みます。入笠山に至るまでの道路も作中に登場し、実在の風景を参考に作画されていました。こちらはJA信州諏訪富士見町中央支所西山営業所の少し西側のあたりです。

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入笠山に徐々に上り始めるあたりの道路です。「青木の森」という別荘地へ行く道路と、入笠山への道の分岐点あたりかと思われます。右奥に見えているは、道路の青看板の裏側になります。

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ひとつ前のカットの近くです。入笠山に登る道路は、つづら折りになっていますが、ガードレールがあるのは、上り始めてすぐなので、この辺りと推察されます。このヘアピン気味の道路の描写、こんな感じで本作では他にも使われていますよね。

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正式名称は不明ですが、Googleマップや幾つかのサイトでは「八ヶ岳ビューポイント」として紹介されている、入笠山山頂の東側を走る道路上にある展望台的なスペースです。いわゆる扉絵的な扱いで登場しています。作中ではベンチがないので、こことは言い切れませんが、バイクが走れて八ヶ岳が綺麗に見渡せる場所はここしかないと思うので、恐らくここをモデルにしているのではと思います。なお、ここまでの4カットは、入笠山の東側にあたり、長野県富士見町に位置します。

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入笠牧場のあたりの広いスペースです。この写真の後ろ側には、牛がいる牧場です。なお、実は入笠山の山頂より西側は、長野県伊那市にあたり、牧場やキャンプ場がある場所は伊那市です。

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リンがキャンプしていた場所は、「山小屋 農協ハウス」というところで、この付近にありますが、宿泊していないので、比較画像はありません。手書き風?の看板が設置されていましたが、正式名称や料金体系などはよく分かりませんでした。

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なお、訪問時の注意ですが、入笠山はマイカー規制が行われていて、朝8時から午後3時までの間は、途中までしか車で上がることができません。そのため、今回は午後3時になるのを待って、入笠山に入りました。具体的に言うと、八ヶ岳ビューポイントと入笠牧場、JAハウスは、途中の駐車場に車を置いて徒歩で歩くのは、かなり厳しいです。

15時を回ってから登ると、すぐに夕方になってはしまいますが、自然あふれる美しい高原ですので、是非、山頂近くまで上がってみることを、オススメします。

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作品と関係ないですが、訪問時に撮影した「ウラギンヒョウモン」「ミドリヒョウモン」「スジボソヤマキチョウ」がアザミで同時に吸蜜する様子です。ヒョウモンチョウの仲間が乱舞する美しい高原でした。ゆるキャン△はいつも、知らなかった素晴らしい場所に自分を引き合わせてくれる、素晴らしい作品です。

ゆるキャン△(早川町)【舞台探訪・聖地巡礼】

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アニメ版「ゆるキャン△」(山梨県 本栖・内船)【舞台探訪・聖地順礼】

『まんがタイムきららフォワード』に連載中の「ゆるキャン△」の舞台を訪ねて来ました。
今回は、リンちゃんが一人でビーノに乗って旅に出た山梨県早川町です。リンが住んでいると思われる身延町とは隣町ではありますが、身延路を外れ、富士川の支流である早川の周辺を町域とする早川町は、山梨県でもっとも西にする自治体にして、面積のほとんどを山林が占めるという秘境であり、女子高生がふらっと行けるような場所ではなかったりします。
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早川町に向かうには県道37号線(南アルプス公園線)という「セルバみのぶ店」なんかもある富士川と早川の合流地点から早川上流に向かって延びる県道で向かうのですが、奈良田という集落より奥にはマイカー規制&冬季閉鎖で進めないため、事実上、それ以外のルートから向かうことができない孤立したエリアになっています。現在、リニア中央新幹線の工事が行われているエリアでもあり、作中の描写のとおり、この県道は工事している場所が大変多く、ダンプカーなんかが頻繁に往来していて、50ccの原付を走らせるには、結構、しんどい道になっていますね。

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さらに、令和元年10月の台風19号の影響で、西山郵便局の北の県道が崩落し、現在、作中にも登場する奈良田地区には車では訪問できない状態になっています。リンちゃんの様に県道37号線の侵入可能な北端「奈良田第一発電所」まで向かわずとも、その手前で、リアルゆるキャン△状態になっています(令和元年11月9日現在)。ただし、徒歩での通行は可能となっており、片道3kmほど歩けば奈良田には行けます。
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というわけで、比較画像は平成31年11月と令和元年11月、2回の訪問時に撮影した写真を使用しています。このエリアはもともと大変紅葉が美しいエリアで、11月上旬の訪問がオススメです。写真は作中には出てこないですが、登場箇所のすぐ近くにある奈良田式住居板茸石起き屋根の古民家です。

なお、早川町が登場するのは、36話「なでしこさんぽとしまりんさんぽ」、37話「カフェとしぐれと一人旅」、38話「静かの湖」の3話になりますが、今回の記事で紹介するのは、早川本流域の平地部分だけです。実際には、さらに雨畑湖と赤沢宿が早川町内での登場箇所になりますが、それはまた別の機会に。それでは比較画像です。

【角瀬発電所前】
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日本軽金属の角瀬発電所の前あたりの交差点。高住という集落の出入口に当たる場所になります。

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キヲツケロヨー

【早川町役場】
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走行中にさりげなく登場するこのシーンは早川町の役場です。2016年3月に竣工したピカピカの庁舎です。道路に出ると危険なので、歩道から撮影したものなので、あまりアングルは合ってませんがご容赦を。

【慶雲館】
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ギネスにも認定されている“世界最古の宿泊施設”、西山温泉慶雲館。作中での世界一古い宿である旨が記載されています。

【湯島の大杉】
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山梨県指定天然記念物、推定樹齢1200年ほどのスギの樹です。作中で「カド街で早川町が特集されていた」といたとと出てきますが、これはおそらく2016年12月17日放送の『出没!アド街ック天国~奥山梨温泉郷~』のことだと思われます。その時にもこの杉が番組に登場しており、それでこのスポットが描かれたのかもしれません。

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本作で多用される、超広角…というか、全天球カメラのようなアングル。パノラマ撮影で無理やり合わせて見ようと思いましたが、ダメでした。杉の前の遊歩道です。

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本スポットは県道37号線沿いにあり、その入口です。

【奈良田湖】
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西山発電所のために建造された西山ダムのダム湖。ここにはもともと奈良田の集落があり、奈良田湖と称されています。周囲の山々の紅葉が非常にきれいです。

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雰囲気のある小島も実際にありますが、位置関係などは微妙にアレンジされているような感じがします。

【奈良田の里 駐車場】
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ダムによる水没した奈良田の集落は、現在は高台に移転しています。本集落には温泉等観光施設があり、その駐車場として利用されている集落入口のスペースです。

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お寺の駐車場…とリンちゃんも云っていますが、それが駐車場奥にある外良寺(ういろうじ)というお寺です。

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車の主が桜さんだと確信するシーン。駐車場から集落に上る道です。

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集落の高台から奈良田湖方面を見渡したカット。例によって広角が足りません。

【古民家カフェ鍵屋】
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桜とリンが入った古民家カフェ“かさや”のモデル『鍵屋』さん。素晴らしい雰囲気でした。店内には37話が収録されている7巻が設置されているほか、作中に登場した旨などがPRされていました。

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リンの頼んだえごまチーズケーキ、珈琲セットで頂きました。雰囲気もいいし、店内から紅葉も見えるし、最高でした。店内もそのまま参考に作画されている感じでしたが、特に撮影の許可等もらっていないので、店内の比較はありません(他のお客さんも何組もおられましたし、そういう場で撮影や掲載の許可をもらう話をすること自体、趣味ではないので)。

【奈良田の里温泉 女帝の湯】
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桜さんが入っていた日帰り温泉施設です。例によって広角が足りませんが、こちらも紅葉が非常にきれいでした。私も入泉しましたが、桜さんが云っていたとおり本当に「少しぬるめ」でした。あfろ先生も実際に浸かられたのだろうなぁ~と感じるワンシーンでした。

【早川ジビエ直売所 YAMATO】
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こちらも桜さんが帰りに寄ったお店です。本記事ではこのお店だけ38話に登場します。早川町ジビエ処理加工施設に隣接しており、鹿肉等を販売するほか、レストランにもなっています。ただし、不定休な上、レストランは予約制なのでご注意を。作中では「やまもと」になっていましたが、実際には「やまと」となっています。

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お店の全体像。完全にそのまんまですね。こちらも店内のカットも一致はしていましたが、許可を得ていないので、比較写真等はありません。というより、私が訪問した際は「出猟中」と掲げられていて、店内の電気はついてはいましたが、営業はしていませんでした。

というわけで、以上が比較カットになります。
順調にいけば、アニメ版では2期に登場することになるかもしれません。実に楽しみですね。

「ゆるキャン△」(静岡県編)【舞台探訪・聖地順礼】

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『まんがタイムきららフォワード』に連載中の「ゆるキャン△」で登場する静岡県の舞台を幾度かにわたって訪ねました。
本作の登場人物たちは身延線沿線に居住しており、山梨県を中心に物語が展開されますが、なでしこの出身地は「浜松の端っこの町」となっており、浜名湖周辺のほか、富士宮・清水・御前崎・掛川・磐田等、様々な場所が登場します。
4巻まではキャンプ地として富士宮が登場したり、回想的なシーンでカットが挿し込まれる程度でしたが、5巻でリンが静岡に来ることになり、登場シーンがいっきに増えました。

東から順に記載します。

【道の駅朝霧高原】
第5話「道具を揃える所からがキャンプです」。前エピソードの回想シーンでソフトクリームを食べていた道の駅。
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これは再現すると車道上からになってしまいそうだったので、アングル合ってませんが。

【ふもとっぱらキャンプ場】
第3~4話でリンが当初ソロキャンしていたキャンプ場。

【富士山YMCA グローバル・エコ・ヴィレッジキャンプ場】
第20話「せっかちキャンパーとアウトドアおやつ」~第23話。野クル、先生も含めての初のキャンプ先。

【新東名新清水出口手前】
12話富士山比較
第12話。ここは本編中で“清水”というキーワードが出てきているので、静岡市清水区の高速道路上であることは疑いの余地はありません。山梨県側に向かう場合は通常、新東名を使うことになるでしょうし、富士山の左手前にある山の雰囲気も再現されている感じですので、ここで合っているのではないかと思います。なお、この写真は運転中に撮影してものではなく、助手席の協力者に撮影してもらった写真です。

【御前崎灯台】
第25話「大晦日のソロキャンガール」。リンが赴いた灯台。
御前崎灯台 (1)

御前崎灯台 (3)

御前崎灯台 (4)

御前崎灯台 (5)

御前崎灯台 (6)
広角が足りない…というか、これは魚眼レンズで撮影したものをもとに作画してますよね。

御前崎灯台 (8)

御前崎灯台 (7)

御前崎灯台 (9)

御前崎灯台 (10)
犬の足跡ですが、そのまんまのものがあって驚きました。2つ上のカットのところ辺りにあります。

御前崎灯台 (11)

【茶菓きみくら】
第25話「大晦日のソロキャンガール」リンが母からお茶を買うように頼まれて寄ったお茶屋さん。
きみくら (1)

きみくら (2)
外観もそのまんまですが、内部もそのまんまです。リンが食べていた抹茶ティラミスも2階でいただくことができます。

【福田海岸】
第26話「一年の はじまり」リンが初日の出を見た場所。
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駐車場から海に向かうリン。

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海岸には結構、すぐ着きます。

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砂浜に出ました。奥に鳥居が見えます。

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この鳥居ですが、初日の出のイベントのために用意されるものなので、見ることが出来る時期は限られています。

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ご来光カットはさすがに回収してません。撮影は2017年の年末です。

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“チャリティー賽銭箱”作中まんまの文字が賽銭箱に書いてあります。

【見付天神(矢奈比賣神社)】
第24話「師走 のお仕事、みんなのお休み」第25話「大晦日のソロキャンガール」。リンが訪れた神社。

【竜洋海洋公園周辺】

竜洋海洋公園 (1)
磐田市竜洋海洋公園オートキャンプ場。第25話「大晦日のソロキャンガール」。リンがソロキャンしたキャンプ場。入場はしていないので、カットは受付の建物のみ。これも敷地外からの撮影。

竜洋海洋公園 (2)
しおさい竜洋。第25話「大晦日のソロキャンガール」リンが後で入ろうとしていた銭湯。作中では竜洋の湯となっている。

竜洋海洋公園 (3)
しおさい竜洋。

竜洋海洋公園 (4)
しおさい竜洋の横にあるスペース。いまいちきっちりカットが合わなかったが、撮影の仕方が悪い?かもしれない。

竜洋海洋公園 (5)
掛塚灯台。第25話「大晦日のソロキャンガール」リンがキャンプ張った場所の近くの灯台。

竜洋海洋公園 (7)
掛塚灯台。

竜洋海洋公園 (6)
掛塚灯台から見る遠州灘。きれいです。

【スウェン浜松店】
カリブー
初出は第14話「みのぶカリブーまんじゅううまい」。アウトドアショップカリブーのモデルと思われます。山梨県からは遥か離れていますが、お店だけモデルにしたということですね。写真は敷地外から撮影しています。

【奥浜名湖展望公園展望台】
第28話「改めて思ったこと」。夜景を見た場所。

【さくめ】
第27話「海と湖とたなぼたキャンプ」 第28話「改めて思ったこと」 うなぎを食べたお店。

【浜名湖佐久米駅】
第27話「海と湖とたなぼたキャンプ」 リンとなでしこの待ち合わせ場所。

【天竜浜名湖線踏切】
第28話「改めて思ったこと」なでしこの家に向かう途中の路

【浜名湖北岸県道310号線沿い】
第28話「改めて思ったこと」。なでしこの祖母の家があると思われる場所。

【舘山寺温泉】

喜福
第27話「海と湖とたなぼたキャンプ」 通り過ぎたうなぎ屋

志ぶき
第27話「海と湖とたなぼたキャンプ」 通り過ぎたうなぎ屋

しず花
第27話「海と湖とたなぼたキャンプ」リンが いちご大福を買ったお店。作中ではしず香


【弁天島(渚園入口あたり)】
ゆるキャン
第12話。渚園の入口あたりから南側を見たカットになります。なでしこは弁天島出身なんですね。
本当はもっと奥から引いてズームで撮影という感じですが、車道上からの撮影になってしまうので写真は横断歩道上から撮影。

【弁天島(県道323号線沿い?)】
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第12話。天気がいいと富士山が弁天島からも見えるらしいです。位置的には渚園東側の県道323号線沿いだと思うのですが、この元絵からだとはっきりと一致できる場所を探すのは難しそうな感じです。手がかりになる富士山が見えていれば…

【弁天島海浜公園周辺】

弁天島海浜公園
第27話「海と湖とたなぼたキャンプ」。夕日を眺めたところ。

開春楼
第27話「海と湖とたなぼたキャンプ」リンが温泉に入ったお宿。作中では弁天楼。



【舞阪表浜公園】
第27話「海と湖とたなぼたキャンプ」。浜名大橋を観に来た場所。


5巻までの場所をプロットした舞台マップを置いておきます。

「ゆるキャン△」(身延町・南部町 編)【舞台探訪・聖地順礼】

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アニメ版「ゆるキャン△」(山梨県 本栖・内船)【舞台探訪・聖地順礼】


『まんがタイムきららフォワード』に連載中の「ゆるキャン△」の舞台を訪ねて来ました。

本作の登場人物たちは身延線沿線に居住しており、山梨県を中心に静岡・長野などが舞台モデルとして登場しています。
そこそこ広域に舞台が広がっていますが、その中でも今回は山梨県の南側、南巨摩郡にあたるエリアの舞台を訪ねて来ました。
北の方から順に紹介していきます。

【本栖湖周辺】
田貫湖
本栖湖は第1話に登場。国道300号と県道709号の分岐点あたりにある展望スペースです。

田貫湖2
上述の場所のほど近く。中之倉トンネルというトンネルを抜けて本栖湖側に出てきたと時に出てくる道路看板です。

本栖湖4
上述の看板があるところの近くにある駐車スペースです。奥に見えるのが中之倉トンネル。

本栖湖2
なでしこのお姉さんが迎えに来た場所、ひとつ上のカットを逆方向に見たカットです。

本栖湖3
「浩庵」の建物。リンがキャンプの受付をしていた場所です。

本栖湖トイレ2
浩庵の少し手前にある「本栖湖公衆トイレ」です。なでしこが寝ていた場所ですね。

本栖湖トイレ
このトイレの後ろに中之倉峠の展望台に向かう登山道があります。

本栖湖トレイ
トイレの全景。もう、そのまんまですね。

このエリアのメインは「浩庵キャンプ場」となりますが、ゆるくキャンプしている時間もないので、周辺のカットのみにしています。
こちらのキャンプ場ですが、アニメ版の公式HPのトップ画像にもなっており、原作通り、アニメにも登場することが予想されます。
作中に出ている湖の畔のテントサイトは、既述の展望スペースから確認することができます。
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【JR身延線甲斐常葉駅】
甲斐常葉駅3
第13話でなでしこが列車を待っていた駅です。

甲斐常葉駅
無人駅です。列車がこない時間は全く人気がありませんでした。

甲斐常葉駅2
このカットはちょっとホームの上からでは広角が足りないですね。

甲斐常葉
特急も止まらず、在来線も本数が少ないので、列車を使って通学するのはかなり大変でしょう…。

【JR身延線身延駅周辺】
身延2
第14話「みのぶカリブーまんじゅううまい」で、カリブーというアウトドアショップに向かう際に降り立ったのが身延駅です。
ちなみにですが、カリブーは身延にはありません。モデルは浜松にあるスウェン浜松店だと思われます。

身延
こちらは駅前の趣きのある町並みですが、魚眼レンズでもないとこういうカットは撮れませんね。

身延3
駅の真ん前にある「ゆたかや」さんという飲食店。入店はしませんでしたが、お店の前ののぼりなどが登場。

身延4
「栄昇堂」という身延まんじゅうのお店です。ある意味、この場所が身延エリア一番の聖地なのでは…

身延7
ご覧の通り、私の訪問時には休業してました…悲しい。今度、食べにいこっと。

身延8
栄昇堂からもう少し歩いていくと、富士川がきれいに見えるちょっとしたスペースがあり、こちらに饅頭を食べていたベンチがあります。ここも魚眼気味のレンズでないと再現できませんね。本作、そうしたカットが結構、あります。

身延10
こちらも広角が足りなそうだったので、一応、全天球カメラで広角確保してみました。

身延9
お饅頭食べていたベンチから身延駅方向を向いたカットになります。

身延6
ベンチからさらに北進すると、「吉田屋金物店」というお店があります。そこからさらに北の方を向いたカットです。
このわんちゃんですが、なんと、実際にお店の前にいました!

身延5
ご覧ください。この“犬”の再現度。吉田屋金物店でお飼いになられているワンちゃんだと思います。
これにはびっくりしました。あfろ先生、間違いなく取材でここに訪れてますね。
DSC_2030.jpg
かわいいです。みんな、なでしこの様にはしゃがない様にね。

【JR身延線内船駅】
内船駅
第13話「テストにでるおしゃれキャンプ入門」で、甲斐常葉駅から列車に乗ったなでしこが降り立ったのがこちらの駅です。

内船駅3
身延駅前を北方向に向いたカットになります。

内船駅2
同じく、駅の南側を向いたカットになります。
こちらの内船駅ですが、アニメ版のティザービジュアルでホームが登場しています。
アニメ版でもばっちり登場するかもしれませんね。
DSC_2065.jpg

ということで以上です。
今回訪問したところ以外もマップ作っておいたので、参考にして下さい。

プロフィール

スカイDJ

Author:スカイDJ
※2015年春頃までに作成した記事についているMAPがGoogleの何らかの仕様変更で現在閲覧不能になっております。申し訳ございません(_ _)作成者である私自身も地図にアクセスできない状態なのです。

アニメや漫画の舞台を巡って旅する旅行中毒者。B級スポット・離島・神社・水族館なども好物です。

・BTC舞台探訪者コミュニティ関西支部所属
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