中二病でも恋がしたい!戀 九州編②(第7話)[鹿児島]【舞台探訪・聖地巡礼】
=関連記事=
中二病でも恋がしたい!戀 九州編①(第6話)[有田・吉野ヶ里・鹿児島]【舞台探訪・聖地巡礼】
中二病でも恋がしたい!戀 九州編②(第7話)[鹿児島]【舞台探訪・聖地巡礼】
2014年1月~3月放送の「中二病でも恋がしたい!」の2期第7話『すれ違いの…心模様(ヴォルケーノ・トライアングル)』にて登場した鹿児島市内のモデル地を訪ねてきました。場所は全スポット特定済みですのでMAPをご覧ください。
ほぼ全カット紹介しますが、カット回収の数を稼ぐためにいそいそ回ったので、ひとつひとつの再現度は、酷めのものも結構あります。何卒、ご了承ください(_ _)

下記の方が第6話に続き放送翌日に早速訪問され記事をアップしておられたので、参考にさせて頂いております。
ちなみに、著者の方は九州の方ではありませんw凄い行動力ですw
夕焼け頃の帰り道で-三次元空間- 中二病でも恋がしたい!戀07話 修学旅行に実際に行ってみた。Part.2
鹿児島市街に舞台が散在しているので、なんとなくエリアごとに分けて紹介したいと思います。
【おみやげセンターせごど(西郷隆盛南洲洞窟)】


【城山公園登山道】
駐車場から展望台に行く道右折すると展望台があるのですが、それを左折して登山道を下っていく途中にあります。
猿と格闘していた場所です。








【城山公園展望台界隈】
訪問時に、地元の放送局が展望台のところで、撮影を行っていました。そのため、そちらにカメラを向けることが憚られ、撮影ポイントがズレたり、未回収が生じています。ご了承ください。



















【薩摩義士碑界隈】
上述の猿と格闘していた登山道を下っていくと辿り着く登山道の入口です。






ここは、お堀の中で、降りることができないので再現撮影不可ですね。
【城山入口交差点界隈】











【かごしま県民交流センターバス停前】



【西郷隆盛銅像】










【中央公園】









【照国表参道】



【いずろ通駅界隈】

同系統の電車を待つほどの余裕はありませんでした…。交差点の斜向かいからズームで撮影するとこんな感じになります。

坂本竜馬のとお龍の像。こういった歴史的偉人の像が鹿児島市内のいたるところに設置されています。
【天文館むじゃき】

むじゃきビルは階によってお店が違うのですが、作中に登場したのは1階にある「白熊&CHINA厨房MUJYAKI」という中華料理屋さんです。

二人が座っていた席は、お店の奥の方にあります。当日は、他のお客さんが座っていたので、撮影しておりません。私が座ったのは、上記の六花の後ろに見えている席あたりです。ポスターは実際にはこんな感じでした。

二人が食べていたのは、白熊ベビー460円(税別)、南海の黒熊レギュラー650円です(税別)。お店の方にキャプを見せて確認したので、間違いないはずw
※商品及びポスターはお店の撮影許可を頂いています。
撮影できなかったカットも載せておきます。店内撮影は禁止されてはいないようですが、マナーも考えると常にたくさんお客さんが来ているお店なので、自分の座っているテーブル以外にカメラを向けて撮影するのは難しそうです。


【鹿児島県弁護士会館】

@2014 Google (ストリートビューより引用)
※このカットはブログにコメントをして頂いた首鼠両端さんが特定されました。他のカットと比べると改変が多めで、しかも場所が離れているため、なかなか見つからなかったのですが、とてもありがたいです。首鼠両端さん、ありがとうございました。
【鹿児島港界隈】

桜島フェリーですね。

ドルフェインポートからの桜島を眺めたカットです。

ここからは終盤、六花と七宮が話をしていたところです。













ここからは、最後の六花と勇太が話をしていた最終シーンのあたりです。












「勇太、好き」ああ、なんて大事なシーンの回収を…

以上です。
カット数が多くてキツかったです。まあ、第6話の佐賀のカットも含めて、1日半あれば十分に回れるかとは思います。
折角、佐賀と鹿児島まで行きましたが、今回は中二病の舞台以外、一切廻れませんでしたがw
今回は博多でレンタカーを借りて佐賀に寄り鹿児島まで向かいましたが、鹿児島市内のカットは歩いても回れる場所にしかないので、鉄路でも十分に巡礼可能かなと思います。
より大きな地図で 中二病でも恋がしたい!戀【舞台探訪・聖地巡礼】MAP九州編 を表示
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中二病でも恋がしたい!戀 九州編①(第6話)[有田・吉野ヶ里・鹿児島]【舞台探訪・聖地巡礼】
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ほぼ全カット紹介しますが、カット回収の数を稼ぐためにいそいそ回ったので、ひとつひとつの再現度は、酷めのものも結構あります。何卒、ご了承ください(_ _)

下記の方が第6話に続き放送翌日に早速訪問され記事をアップしておられたので、参考にさせて頂いております。
ちなみに、著者の方は九州の方ではありませんw凄い行動力ですw
夕焼け頃の帰り道で-三次元空間- 中二病でも恋がしたい!戀07話 修学旅行に実際に行ってみた。Part.2
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【おみやげセンターせごど(西郷隆盛南洲洞窟)】


【城山公園登山道】
駐車場から展望台に行く道右折すると展望台があるのですが、それを左折して登山道を下っていく途中にあります。
猿と格闘していた場所です。








【城山公園展望台界隈】
訪問時に、地元の放送局が展望台のところで、撮影を行っていました。そのため、そちらにカメラを向けることが憚られ、撮影ポイントがズレたり、未回収が生じています。ご了承ください。



















【薩摩義士碑界隈】
上述の猿と格闘していた登山道を下っていくと辿り着く登山道の入口です。






ここは、お堀の中で、降りることができないので再現撮影不可ですね。
【城山入口交差点界隈】











【かごしま県民交流センターバス停前】



【西郷隆盛銅像】










【中央公園】









【照国表参道】



【いずろ通駅界隈】

同系統の電車を待つほどの余裕はありませんでした…。交差点の斜向かいからズームで撮影するとこんな感じになります。

坂本竜馬のとお龍の像。こういった歴史的偉人の像が鹿児島市内のいたるところに設置されています。
【天文館むじゃき】

むじゃきビルは階によってお店が違うのですが、作中に登場したのは1階にある「白熊&CHINA厨房MUJYAKI」という中華料理屋さんです。

二人が座っていた席は、お店の奥の方にあります。当日は、他のお客さんが座っていたので、撮影しておりません。私が座ったのは、上記の六花の後ろに見えている席あたりです。ポスターは実際にはこんな感じでした。

二人が食べていたのは、白熊ベビー460円(税別)、南海の黒熊レギュラー650円です(税別)。お店の方にキャプを見せて確認したので、間違いないはずw
※商品及びポスターはお店の撮影許可を頂いています。
撮影できなかったカットも載せておきます。店内撮影は禁止されてはいないようですが、マナーも考えると常にたくさんお客さんが来ているお店なので、自分の座っているテーブル以外にカメラを向けて撮影するのは難しそうです。


【鹿児島県弁護士会館】

@2014 Google (ストリートビューより引用)
※このカットはブログにコメントをして頂いた首鼠両端さんが特定されました。他のカットと比べると改変が多めで、しかも場所が離れているため、なかなか見つからなかったのですが、とてもありがたいです。首鼠両端さん、ありがとうございました。
【鹿児島港界隈】

桜島フェリーですね。

ドルフェインポートからの桜島を眺めたカットです。

ここからは終盤、六花と七宮が話をしていたところです。













ここからは、最後の六花と勇太が話をしていた最終シーンのあたりです。












「勇太、好き」ああ、なんて大事なシーンの回収を…

以上です。
カット数が多くてキツかったです。まあ、第6話の佐賀のカットも含めて、1日半あれば十分に回れるかとは思います。
折角、佐賀と鹿児島まで行きましたが、今回は中二病の舞台以外、一切廻れませんでしたがw
今回は博多でレンタカーを借りて佐賀に寄り鹿児島まで向かいましたが、鹿児島市内のカットは歩いても回れる場所にしかないので、鉄路でも十分に巡礼可能かなと思います。
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中二病でも恋がしたい!戀 九州編①(第6話)[有田・吉野ヶ里・鹿児島]【舞台探訪・聖地巡礼】
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2014年1月~3月放送の「中二病でも恋がしたい!」の2期第6話『躊躇(ためら)いの筑紫島周遊(ツクシノシマ・トラベリング)』にて登場した九州のモデル地を訪ねてきました。
今回は多少のアングル違いはご勘弁頂くとして、一応全カットを紹介します。

修学旅行回ということで何処か登場するかと思いましたが、まさか、一日目で滋賀県を出発し、佐賀県を2カ所廻って鹿児島のホテルに投宿するとは、かなり強行軍な感じがしますw
学校⇒京都駅⇒有田ポーセリンパーク⇒吉野ヶ里遺跡⇒鹿児島(温泉ホテル中原別荘)

3泊4日の修学旅行の様ですけど、本当に筑紫島を周遊できそうな行程ですね。
なお、今回は登場した場所がEDの取材協力に全てクレジットされていたので、特定作業の必要はありませんでした。
強いていうなら、最終シーンの交差点のシーン位ですけど、ホテルの直ぐそばでしたし。

国営海の中道海浜公園事務所は「吉野ヶ里歴史公園」の事業主ですね。
下記の方が放送翌日に訪問され記事をアップしておられたので、参考にさせて頂いております。
夕焼け頃の帰り道で-三次元空間- 中二病でも恋がしたい!戀06話 修学旅行に実際に行ってみた。
それでは、比較画像です。
作中に登場したモデルの順序通りにいってみたいと思います。
【JR京都駅新幹線ホーム】

新幹線の下りホームを上りホーム側から撮影。作中の様に階段が右手から上がってきている場所を撮影していますが、階段と電光掲示板の距離は実際にはもっと長いため、撮影した写真では右側に階段はフレームアウトしてしまいました。
よく見ると六花の奥にいる人はさらに奥の島にいるようにも見えますし、色々と謎なカットです。ロケハンはせずに描いていると思われます。
【東海道山陽新幹線車窓】

新幹線車内から桂川の上流側を撮影してみましたが、手前に東海道線が走っており、作中の様にはなりませんでした。
【有田ポーセリンパーク】
佐賀県有田市にある観光施設です。こちらですが、場内の施設の内部によっては10時から営業だったりしますが、カット回収自体は建物の外観だけですので、10時を待つ必要はありません。自分は9時前位についたのですが、すでに駐車場は空いており、いつでも撮影ができる状態でした。有田ポーセリンパークさんの公式ツイッターから指摘を頂いたのですが、ゲートが開くのは7時だそうです。



これより先はツヴィンガー宮殿という建物です。ドイツの実物を再現したものらしいです。








見下ろしたアングルなので、これが再現の限界です。


私のカメラでは広角が足りませんでした…

※本施設では商業目的やコスプレをしての撮影は有料になっています。言うまでもありませんが、本ブログは非営利かつ個人的な目的で撮影・掲載をしております。
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【吉野ヶ里歴史公園】
教科書でもおなじみの吉野ヶ里遺跡です。今回の訪問が2回目でした。静岡の登呂遺跡しかしらない人間は、初めて訪問すると、そのスケールの違いに愕然とするらしいですw

東口を入場してすぐの橋の上から北内郭を眺めた図。

展示室の入口近くにある展望台から見下ろしカット。

北内郭の櫓の上から見下ろしたカット。

東口から入って橋を渡ったら右手にある看板です。

南内郭の櫓の上です。

角度が合いません。作中の再現をしようとすると空中から撮影しないとな感じです。

周辺カットからして、南内郭の櫓で間違いないと思いますが、ちょっと形が違ってますね。

南内郭の櫓の上から。

南内郭の櫓を見上げたカット。

北内郭の一番大きな建物の内部。

北内郭の一番大きな建物の内部。

北内郭の一番大きな建物の内部。

北内郭の一番大きな建物の内部。

北内郭の一番大きな建物の内部。

北内郭の一番大きな建物の内部。うわ、回収忘れた…

北内郭のはずなのですが、一致せずで南内郭の櫓と合わせてきたはず。

北内郭の一番大きな建物の西側から東側をみるとこうなります。

北内郭の一番大きな建物の足元。柱が一本一致しませんが、ここしかないんだよなぁ…
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【温泉ホテル中原別荘】
取材協力にクレジットされていただけあって、かなり緻密に再現されている感じです。
ホテル内の場所ごとに分けて紹介します。
◆ホテル外◆

いきなり回収忘れ…




◆客室内◆
私の宿泊した部屋は作中で登場したものより小さい感じでした。作中に登場した部屋の構造が少し違っていたので、細かいアングル合わせが面倒臭くなってちょっと適当になっていますが、ご勘弁をw
















◆3階の廊下◆
展示物や階段、廊下の形状から、3階の廊下シーンであることがわかります。
雄太が宿泊した部屋は、310号室ということで合ってるのではないかと思われます。

3階の奥側の階段です。カーペットの色などはあってるのですが、奥に窓が見えてる点はちょっと改変されてますね。





左手に見えている絵画が一致しているので、雄太が宿泊した部屋は310号ということでいいでしょう。

これなんですが、何故か階段の上り下りの方向が反転されています。










階段の上り下りの反転。

上りを左側にしなけえればならない演出上の理由があったんでしょうかね。
◆1階◆

ロビーのあたり。見下ろしたカットなので、再現度はこの程度に。

フロントの右手です。

フロント右手。

女子風呂の入口です。
◆浴場◆
天然の温泉です。鹿児島は街中の銭湯なんかも温泉だったりして、素晴らしいです。
撮影は当然ながらしていませんので、比較画像はありませんが、キャプチャをUPしておくので、雰囲気を楽しんで下さい。なお、風呂場は時間により男女入れ替えになっているため、作中の女子風呂と男子風呂を両方楽しむには、2回温泉に入る必要があります。
作中で女子が入っていたお風呂は、向かって右手側にある方の浴場でした。










※なお、ホテル内の写真に関しては、ホテルの方に許可を得て撮影・掲載しております。
【城山公園】

城山公園の展望台からの風景そのままでした。

夜景を撮影しにいく気力はありませんでした…

煙が出ている場所まで概ね一致していました。
【県文化センター前交差点】

6話の最終シーンの交差点です。

訪問日、桜島は霞んでいました。

ここは、ごちゃごちゃしていたので、演出上、色々と撤去して、桜島が見えやすく改変してありますね。
以上です。
カット数がかなり多くて苦労しました。
続いて7話の比較記事をどうぞw
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中二病でも恋がしたい!戀 九州編①(第6話)[有田・吉野ヶ里・鹿児島]【舞台探訪・聖地巡礼】
中二病でも恋がしたい!戀 九州編②(第7話)[鹿児島]【舞台探訪・聖地巡礼】
2014年1月~3月放送の「中二病でも恋がしたい!」の2期第6話『躊躇(ためら)いの筑紫島周遊(ツクシノシマ・トラベリング)』にて登場した九州のモデル地を訪ねてきました。
今回は多少のアングル違いはご勘弁頂くとして、一応全カットを紹介します。

修学旅行回ということで何処か登場するかと思いましたが、まさか、一日目で滋賀県を出発し、佐賀県を2カ所廻って鹿児島のホテルに投宿するとは、かなり強行軍な感じがしますw
学校⇒京都駅⇒有田ポーセリンパーク⇒吉野ヶ里遺跡⇒鹿児島(温泉ホテル中原別荘)

3泊4日の修学旅行の様ですけど、本当に筑紫島を周遊できそうな行程ですね。
なお、今回は登場した場所がEDの取材協力に全てクレジットされていたので、特定作業の必要はありませんでした。
強いていうなら、最終シーンの交差点のシーン位ですけど、ホテルの直ぐそばでしたし。

国営海の中道海浜公園事務所は「吉野ヶ里歴史公園」の事業主ですね。
下記の方が放送翌日に訪問され記事をアップしておられたので、参考にさせて頂いております。
夕焼け頃の帰り道で-三次元空間- 中二病でも恋がしたい!戀06話 修学旅行に実際に行ってみた。
それでは、比較画像です。
作中に登場したモデルの順序通りにいってみたいと思います。
【JR京都駅新幹線ホーム】

新幹線の下りホームを上りホーム側から撮影。作中の様に階段が右手から上がってきている場所を撮影していますが、階段と電光掲示板の距離は実際にはもっと長いため、撮影した写真では右側に階段はフレームアウトしてしまいました。
よく見ると六花の奥にいる人はさらに奥の島にいるようにも見えますし、色々と謎なカットです。ロケハンはせずに描いていると思われます。
【東海道山陽新幹線車窓】

新幹線車内から桂川の上流側を撮影してみましたが、手前に東海道線が走っており、作中の様にはなりませんでした。
【有田ポーセリンパーク】
佐賀県有田市にある観光施設です。こちらですが、場内の施設の内部によっては10時から営業だったりしますが、カット回収自体は建物の外観だけですので、10時を待つ必要はありません。自分は9時前位についたのですが、すでに駐車場は空いており、いつでも撮影ができる状態でした。有田ポーセリンパークさんの公式ツイッターから指摘を頂いたのですが、ゲートが開くのは7時だそうです。



これより先はツヴィンガー宮殿という建物です。ドイツの実物を再現したものらしいです。








見下ろしたアングルなので、これが再現の限界です。


私のカメラでは広角が足りませんでした…

※本施設では商業目的やコスプレをしての撮影は有料になっています。言うまでもありませんが、本ブログは非営利かつ個人的な目的で撮影・掲載をしております。
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【吉野ヶ里歴史公園】
教科書でもおなじみの吉野ヶ里遺跡です。今回の訪問が2回目でした。静岡の登呂遺跡しかしらない人間は、初めて訪問すると、そのスケールの違いに愕然とするらしいですw

東口を入場してすぐの橋の上から北内郭を眺めた図。

展示室の入口近くにある展望台から見下ろしカット。

北内郭の櫓の上から見下ろしたカット。

東口から入って橋を渡ったら右手にある看板です。

南内郭の櫓の上です。

角度が合いません。作中の再現をしようとすると空中から撮影しないとな感じです。

周辺カットからして、南内郭の櫓で間違いないと思いますが、ちょっと形が違ってますね。

南内郭の櫓の上から。

南内郭の櫓を見上げたカット。

北内郭の一番大きな建物の内部。

北内郭の一番大きな建物の内部。

北内郭の一番大きな建物の内部。

北内郭の一番大きな建物の内部。

北内郭の一番大きな建物の内部。

北内郭の一番大きな建物の内部。うわ、回収忘れた…

北内郭のはずなのですが、一致せずで南内郭の櫓と合わせてきたはず。

北内郭の一番大きな建物の西側から東側をみるとこうなります。

北内郭の一番大きな建物の足元。柱が一本一致しませんが、ここしかないんだよなぁ…
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【温泉ホテル中原別荘】
取材協力にクレジットされていただけあって、かなり緻密に再現されている感じです。
ホテル内の場所ごとに分けて紹介します。
◆ホテル外◆

いきなり回収忘れ…




◆客室内◆
私の宿泊した部屋は作中で登場したものより小さい感じでした。作中に登場した部屋の構造が少し違っていたので、細かいアングル合わせが面倒臭くなってちょっと適当になっていますが、ご勘弁をw
















◆3階の廊下◆
展示物や階段、廊下の形状から、3階の廊下シーンであることがわかります。
雄太が宿泊した部屋は、310号室ということで合ってるのではないかと思われます。

3階の奥側の階段です。カーペットの色などはあってるのですが、奥に窓が見えてる点はちょっと改変されてますね。





左手に見えている絵画が一致しているので、雄太が宿泊した部屋は310号ということでいいでしょう。

これなんですが、何故か階段の上り下りの方向が反転されています。










階段の上り下りの反転。

上りを左側にしなけえればならない演出上の理由があったんでしょうかね。
◆1階◆

ロビーのあたり。見下ろしたカットなので、再現度はこの程度に。

フロントの右手です。

フロント右手。

女子風呂の入口です。
◆浴場◆
天然の温泉です。鹿児島は街中の銭湯なんかも温泉だったりして、素晴らしいです。
撮影は当然ながらしていませんので、比較画像はありませんが、キャプチャをUPしておくので、雰囲気を楽しんで下さい。なお、風呂場は時間により男女入れ替えになっているため、作中の女子風呂と男子風呂を両方楽しむには、2回温泉に入る必要があります。
作中で女子が入っていたお風呂は、向かって右手側にある方の浴場でした。










※なお、ホテル内の写真に関しては、ホテルの方に許可を得て撮影・掲載しております。
【城山公園】

城山公園の展望台からの風景そのままでした。

夜景を撮影しにいく気力はありませんでした…

煙が出ている場所まで概ね一致していました。
【県文化センター前交差点】

6話の最終シーンの交差点です。

訪問日、桜島は霞んでいました。

ここは、ごちゃごちゃしていたので、演出上、色々と撤去して、桜島が見えやすく改変してありますね。
以上です。
カット数がかなり多くて苦労しました。
続いて7話の比較記事をどうぞw
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凪のあすから(三重県:波田須・新鹿・二木島・紀伊長島)【舞台探訪・聖地巡礼】
※2014年7月6日比較カット追加及び大幅改稿
2013年10月から2クールで放送の「凪のあすから」の舞台探訪記録です。

本作の舞台が、三重県の東紀州(牟婁地域)あたりであることは「kai881と愉快な仲間たち」の(kai881)さんが2014年2月上旬に波田須駅のトンネルを手がかりに特定されました。
・凪のあすから 聖地巡礼・舞台探訪 三重県熊野市・紀伊長島・他(kai881と愉快な仲間たち)
上記のブログや他の舞台探訪クラスタの情報を参考に、これまで4度の訪問を行いまして、特定できた場所をご報告します。なお、最終訪問は2014年7月5日です。
●巡礼の際はこちらのサイトの地図を出力してもっていくのが便利ですよ↓
いにしえのまち「凪のあすから」舞台&探訪フィールドMAP(聖地巡礼まとめMAP)
ちなみにですが、P.A.WORKS側が本作の舞台を熊野周辺だと公式に認めているわけではありませんのでご注意を。
美術監督の東地和生氏が三重県御浜町のご出身で、本作の制作の取材の為に帰郷した旨が、2014年3月11日の吉野熊野新聞(当該地域のローカル紙)にて明らかになっており、「舞台として選定した」というよりは、「背景の作画のため参考になる写真を熊野市周辺で撮影した」というくらいが正解かな、というのが私の見解です。
◆比較画像◆
【波田須】
熊野市波田須町にある小さな集落。

5話にて登場の波田須駅。線路に下りるかホームの向かいの私有地らしき場所に入らないと、完全な作中カットの再現は難しいので、こんな感じの写真で我慢。

トンネルをもうちょっとアップにしてみると、右にある「45」という数字も一致していることがわかります。
なお、波田須駅の作中カットは暗かったので明度を上げてあります。
波田須駅に車で訪問する際は、集落の狭隘な道路を通ることになるので要注意です。

後期OPに登場。人魚座は実際には天女座で、この看板を右に曲がった先にあります。
天女座自体は作中にモデルとして登場はしないですが、熊野灘の雄大な景色が眺められる素敵なお店です。
天女座 (土日祝のみ営業 営業時間:11時~18時)


※写真は天女座様にご提供頂いたものです。
なお、天女座の方は看板がアニメに登場したことをご存知で、作中に登場している「塩水あります」の看板を再現して、設置して下さっています。春日(@jp_kasuga)さんのご厚意により設置された巡礼ノートもあり、巡礼者の交流スペースになっています。


【新鹿】
波田須より一つ名古屋よりある集落。波田須と比べると大きめの集落です。
新鹿では、間違いなくここであろうというカットと、恐らくここであろうというものがありました。
分かりやすいものから並べてみます。カットの数から考えても、本集落が本作のメイン舞台であると考えられます。

14話に登場。集落の中心地あたりにある国道311号と県道737号が交わるT字路。道路のカーブ具合と交わり方、横断歩道、建物の形状が一致しています。道路の先に見える速度表示と、反対車線に掲げられている裏返しになった青看板まで一致しており、この場所をモデルにした事は疑いの余地はありません。

10話に登場。こちらは住宅地の一角なので、場所に関しては伏せさせて頂きます。石垣とその上の手すりのカーブ具合。右手の建物の屋根と塀も一致していますが、正面の建物の窓の形まで一致しているのが何よりの証拠です。

17話に登場。ここは建物が改変されている他は、橋の形状や奥に見える電柱・電線、山の稜線に至るまで再現されているので分かりやすいカットです。

17話に登場。ひとつ前のカットに登場した橋の上から見たカットです。歩道は実際には反対側にありますし、こちらのカットは改変多めです。

1話に登場。JR紀勢本線を県道737号から眺めた図。高架橋の形状が一致している他、左手の道路標識の速度まで一致しています。左手下にある三角屋根の建物があることも一致。

5話に登場。集落内に掛かる橋は幾つかありますが、橋の形状の他、カーブミラーと街灯の位置関係まで一致しているものがこの橋でした。なお、橋から川の中に下りないと作中のアングルは再現できないため、比較カットはこれが限度。川に下りたカットが撮影できれば、作中と同じく川が左側に曲がっていることも分かります。

20話に登場。集落を流れる川は2本しかないので、登場した瞬間、1回目の訪問の記憶から恐らくここだろうと思った場所が、やはりモデルのようでした。改変がかなり多いですが、特徴的な金属製の手摺が一致しています。また、橋の向こう側の右岸がガードレールになっている点も一致しているので、偶然とは言い難いでしょう。
上述の通り、新鹿では作中の再現カットを複数発見することができました。
波田須や長島の造船所のカットが一致することを考えると、本作のメインの舞台モデルは新鹿と考えて相違ないのではないかと思います。これよりのカットは、鴛大師のモデルが新鹿と想定して比較してみたものです。

各話に登場。サヤマートのモデルと思しき売店です。なんとなくのレベルで、周辺も全然一致していませんが、集落の売店でこの規模のものはここ位です。

4話他にて登場。美濱中学校のモデルと思われる旧新鹿中学校跡地。山際に立地していることや、高台にあって海を見下ろせること、運動場から1段上に上がった場所にある校舎の構造などが一致しています。

5話で登場。学校跡地なので校舎はありませんが、こんな感じで階段の上を登ったとろこに校舎があります。

1話で登場。運動場からは湾内が見渡せることや、グリーンのネットが張られていることも一致。

各話で登場。石垣があって、道路より高い場所に校庭が位置していることは一致していますが、道路から校舎への入り口など一致していませんね。

17話他にて登場。ちなみに、こちらが街中に移転した現在の新鹿中学校です。あまり似ていませんね。

9話に登場。似たようなカットはかなりの数登場しています。この小島のようなものですが、新鹿にも存在しています。作中のアングルで撮影しても全然似てはいませんが、まあ、参考まで。

2話で登場。湾内には突堤が2本並んでいて、手前が短く奥が長いという場所があります。島もありませんし、全然似てはいないですけどw

15話で登場。本当に参考までですが、作中登場の船と新鹿港にあった船の比較です。

9話で登場。作中に盛んに登場する橋脚のようなものに似せて撮影してみました。海水浴場と陸地の間に川が流れているため、そこに掛けてある橋の様です。シーズン中は板を入れて橋にしているのでしょうが、オフシーズンは橋脚のみになっています。


では、あの橋脚の様なものは何かということですが、紀伊半島に建設している高速道路(紀勢自動車道)や自動車専用道路の橋脚のイメージなのではないかと思います。写真の高架道路は、新鹿の集落の北側を横切るように走っている熊野尾鷲道路という高規格幹線道路ですが、このようなのどかな田舎の集落ですから、この道路の造成工事は相当なインパクトだっただろうと思います。2013年9月29日に開通したばかりですが、工事の最中には橋脚だけの姿の時もあったことでしょう。


「おふねひき」のモデルがないかという事も調べていたのですが(実は小浜説を支持する理由になる伝承は福井にはあったわけですが…)、新鹿では一番立派だと思われる徳司神社という神社に「おきひき」という神事ならばありました。土地柄的に伊勢神宮の式年遷宮の際に使用する材木を奉納する御木曳の関連祭事かと思います。御船曳とは一字違いですね。内容的はあまり、おふねひきとは関係なさそうですが。

21話に登場。先生の授業によると、鴛大師の林業ではミカンの栽培が盛んなようです。ミカンは林業ではなく農業だろ?って突っ込みはさておき、新鹿界隈ではミカンの樹木を結構見かけました。波田須駅の側にもミカンの木々があります。作中の設定は実際の東紀州の名産をモデルにした可能性がありますね。
【二木島】
新鹿のひとつ北側の集落です。駅もあります。

二木島漁協の建物。鷲大師漁協のモデルと思われます。建物の構造や左手にある倉庫がそっくりですね。

さすがにこれは似てるだけのレベルだよなぁ、と最初は思ったんですが、よく見ると、建物2階の黄色い印をつけた部分の構造が完全に一致しています。庇のギザギザの形や入口辺りの構造もほとんど同じなので、建物全体としては何となくしか似ていませんが、ポイントポイントで明らかにこの建物をモデルにしたと思われるところがあるので、鷲大師漁協のモデルであると云っていいのではないかと思います。

ちなみに、漁協前の通りはこんな具合。雰囲気はよく似ています。右半分は似ていますが、左は…って感じです。

ちなみに海側から見るとこんな感じ。実際には漁協の事務所の建物は、この建物に隠されて見えません。

漁港の雰囲気は新鹿よりも二木島の方が近いですね。撮影位置の制約があるのでこんな感じですが、ここは似せてとれば雰囲気は近いはずです。

こちらは参考までのレベル。作中の海に面した道路の雰囲気も、新鹿よりは二木島の方が近いです。新鹿は砂浜が広がっているため、堤防に面した場所が水面ではなく、砂地なんです。写真はなんとなく作中と同じように薬屋があるところで撮影してみました。
ちなみに、この二木島ですが、過去に捕鯨が行われていて「鯨供養碑」や「クジラ解体工場跡地」などもあるようです。作中でやたら出てくる鯨の骨の神社や鯨の鳴き声は、こういうところに由来があるのかもしれません。
二木島の地名の由来は“凪島”だという話も。
【新長島造船所】
作中では春に閉鎖されたという話でしたが、実際は現役の造船所です。ドッグ内部も一致することが、第一発見者の方より報告されております。当然ながら私有地であり、かつ作業場ですので、迷惑を掛けないように沿道から外観のみ撮影しましょう。※夜のシーンは明度を上げてあります。

5話に登場。

5話に登場。

5話に登場。これは撮影位置の制約からこれが限度ですね。

後期OPに登場。撮影位置の制約から、別のクレーンも写ってしまいますが、この造船所のクレーンがモデルということにしてもいいでしょう。。

後期OP他で登場。作中と同じく、ちょうど造船所の前に踏み切りがあります。造船所が一致することを考えると、この踏切がモデルだと考えられるのですが、あまり一致しませんね。作中では、正面がそのまま造船所のドッグになっていますが、実際はもっと左手側に手前と道路と水平方向にドッグがあります。

こちら、参考までですが、紀伊長島地区にある江ノ浦橋という可動橋です。作中ではよくマンボウをデザインしたような絵がでてくるのですが、この地域ではマンボウを食す文化があり、道の駅の名前もずばり「マンボウ」です。もしかしたらですが、マンボウがよく描かれているのは、そういったことが関係しているのかもしれません。
【鬼ヶ城】
世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にも含まれている海岸海岸景勝地です。

後期オープニングで登場します。
【五郷郵便局跡】

幾度か作中に登場している郵便局のモデルと思しき建物です。現在は、郵便局ではなく民家になっているようです。
パーツの特徴がとてもよく似ています。
以上が比較カットです。
2回の調査の際に熊野市の七里ケ浜の北端から紀伊長島あたりの海岸線沿いを虱潰しに探していきましたが、モデルと思しきカットを発見できたのは新鹿の集落内だけでした。改変が多いので、気づかず通り過ぎてしまっている可能性もありますがw


また、今のところ発見されているのは鴛大師のモデルだけです。汐鹿生と陸の街カットに関しては未だ発見されておりませんし、そもそもモデルが存在するかも分かっていません。汐鹿生は当初からギリシャのサントリーニー島のイメージなどと言われてはおりますが。
より大きな地図で 凪のあすから【舞台探訪・聖地巡礼】MAP を表示
◆舞台特定までの経緯◆
舞台が特定されるまでの経緯を私が知っている限り、記しておきたいと思います。
本作の舞台のモデルですが、放送開始から5ヵ月(18話放送時点)にしてとうとう特定されるに至りました。
P.A.WORKSの制作だったため、放送開始当初より、これまでの作品同様、舞台のモデルが何処かにあるのではと多くのファンが特定に挑みましたが、見つかっていない状態でした。その理由のひとつは、青と白を基調にした配色で、丸と四角のラインで構成された独特の建築物等が、現実の日本の風景とかけ離れていたことにあるかと思います。

物語の前半では、第一話から登場している湾内の小島の形が能登半島珠洲市にある軍艦島(見附島)に似ているということで、これまで北陸を舞台に選んできているP.A.WORKSということもあり、珠洲市周辺ではないかという憶測が流れました。
これに関しては、現地調査に赴き、能登半島の飯田湾辺りを中心に虱潰しに海岸線沿いを廻ってきましたが、全然似ていませんでした。私以外にも現地調査をされている方がいらっしゃり、訪問者の人間に情報などにより、能登説はいつの間にか影をひそめる形になりました。参考までですが、下記が見附島と作中カットとの比較です。

物語中盤になると、福井県が舞台ではないかという説が流布し始めました。ソースは全く不明なのですが、Wikipediaの「凪のあすから」の記事に舞台情報として「福井県小浜市が舞台」というような記事も一時期見られました。
私自身も作中に登場していた鴛大師の海岸線と一致する場所を、中部地区を中心に探しており、小浜が一番似ていると思っていたので、このウィキの記事には仰天しました。

地図引用:@2014 Google,-ZENRIN-
この離れ小島がある辺りなんか、まさに…と思ったんですけどねw
実は、福井説は、放送開始前から流れている説でもありました。富山・石川を舞台に設定したP.A.WORKSにおいて、福井県だけが北陸で取り残されているから、福井ではないかという発想です。(京アニの舞台、とうとう奈良が来るんじゃない!ってのと同じ発想でしょうw)折しも、2013年秋クールは「メガネブ!」の舞台が福井県鯖江市だったこともあり、これらの情報とごちゃ混ぜになって、福井という話が出てきたのではないかと思います。

結局のところ、舞台は何処なのだろう…やはり、あの背景じゃ舞台なんてないか…と思い始めた人も多かったであろうタイミングで、冒頭リンクを貼らせて頂いたブログがモデル地の特定・訪問記事をアップされたというわけです。
◆舞台特定の手がかり及び私自身が考えていたモデル地域◆
舞台モデル発見に至るまでの大まかな情報を残しておきたかったので、長々と記事にしてしまいましたが、次に、私自身が何処が舞台だろうと推察して作業していたかも書き残しておきます。
先ず、放送当初、能登半島は幾度も行ったことがあったので、見附島に関しては形を見てすぐに連想しました。
しかしながら、行ったことがあった故に、見附島周辺のなだらかな海岸線が作中と一致しないこともわかっていたので、九十九湾などの周辺の入り組んだ地形で漁港がある場所の可能性がないかと推察していましたが、訪問調査の結果、全く違う場所だろうという判断に至りました。

実を云うと第2話で、先生が授業で黒板に板書していた鷲大師の名産らしきものに「キンメ」と「みかん」という文字が読み取れたので、能登の訪問時には太平洋側が舞台ではないかということは既に思いつつの訪問でした。
キンメダイは「夏色キセキ」にも登場する下田バーガーの中身にもなっていますが、基本的に太平洋側で漁獲される魚なのです。

それも含めて、以下の4点から和歌山県太地町近辺などの南紀地域ではないかと推察していました。
①キンメダイが水揚げされる太平洋沿岸側で漁港のある町
②みかんの有名な産地といえば、和歌山県・愛媛県・静岡県など
③作中に登場する鳴波神社の鳥居に鯨の骨が使われたり、鯨の鳴き声の様な音が流れるなど鯨と関わりが深いエリア
④高速道路やバイパス等の高規格道路の建設計画がある(近畿自動車道紀勢線が延伸中)

南紀の太地町は古くから鯨漁が行われており、本作の「海」と「陸」との関係といったテーマに合っているのではないかと思ったのです。個人的に好きということもあって3度訪問している「太地町立くじらの博物館」に凪あすに出てきそうな雰囲気の建物があったことも気になっていた理由のひとつでした。

下の写真は、五島列島上五島の海童神社という鯨の骨が使われている神社で撮影してきたものです。
太地町には同様の神社はありませんが、作中のモデルはこういった鯨の神社なのではないかと思います。

もうひとつは、上記の理由とやや被る部分もあるのですが、「先島」という主人公の名前から「先島諸島」か「先志摩」という推察です。もし、舞台があるのであれば、作り手側の想いのようなものが、名前に込められることはよくあることですので、何らか意図があるのではないかと思っていたのです。
先志摩界隈に関して言えば、4話でうろこ様が読んでいた新聞から見てとれる「まちなか芸術祭」という文字、こちらですが、滋賀県信楽のイベントなのです。滋賀が発行エリアですと、中日新聞か京都新聞ですので、中日の発行エリアである三重県説を支持できる根拠となりうると思っていました。
(こじつけみたいな推論ですが、本当にこんなとこに手がかりを求めざるを得ない位情報がなかったのです)

結局のところ、こららの説は全く合っていませんでしたが、作中に登場にする海の村「汐鹿生」には、このエリアにある新鹿の“鹿”が入っており、何らか意味があっての名称設定であったかのように思われます。その他の地名や登場人物の名前等も、調べていけば何らか意味のあるものがあるかもしれません。
私は本作の背景カットから舞台を追うのは不可能と思って諦めていたので、そうした側面的情報からのアプローチで舞台を追っていたのですが、それがやはり間違いでしたね。
粘り強い作業でカットから背景モデルを発見されたkai881さんの努力とセンスは賞賛に値するものだと思います。
2013年10月から2クールで放送の「凪のあすから」の舞台探訪記録です。

本作の舞台が、三重県の東紀州(牟婁地域)あたりであることは「kai881と愉快な仲間たち」の(kai881)さんが2014年2月上旬に波田須駅のトンネルを手がかりに特定されました。
・凪のあすから 聖地巡礼・舞台探訪 三重県熊野市・紀伊長島・他(kai881と愉快な仲間たち)
上記のブログや他の舞台探訪クラスタの情報を参考に、これまで4度の訪問を行いまして、特定できた場所をご報告します。なお、最終訪問は2014年7月5日です。
●巡礼の際はこちらのサイトの地図を出力してもっていくのが便利ですよ↓
いにしえのまち「凪のあすから」舞台&探訪フィールドMAP(聖地巡礼まとめMAP)
ちなみにですが、P.A.WORKS側が本作の舞台を熊野周辺だと公式に認めているわけではありませんのでご注意を。
美術監督の東地和生氏が三重県御浜町のご出身で、本作の制作の取材の為に帰郷した旨が、2014年3月11日の吉野熊野新聞(当該地域のローカル紙)にて明らかになっており、「舞台として選定した」というよりは、「背景の作画のため参考になる写真を熊野市周辺で撮影した」というくらいが正解かな、というのが私の見解です。
◆比較画像◆
【波田須】
熊野市波田須町にある小さな集落。

5話にて登場の波田須駅。線路に下りるかホームの向かいの私有地らしき場所に入らないと、完全な作中カットの再現は難しいので、こんな感じの写真で我慢。

トンネルをもうちょっとアップにしてみると、右にある「45」という数字も一致していることがわかります。
なお、波田須駅の作中カットは暗かったので明度を上げてあります。
波田須駅に車で訪問する際は、集落の狭隘な道路を通ることになるので要注意です。

後期OPに登場。人魚座は実際には天女座で、この看板を右に曲がった先にあります。
天女座自体は作中にモデルとして登場はしないですが、熊野灘の雄大な景色が眺められる素敵なお店です。
天女座 (土日祝のみ営業 営業時間:11時~18時)


※写真は天女座様にご提供頂いたものです。
なお、天女座の方は看板がアニメに登場したことをご存知で、作中に登場している「塩水あります」の看板を再現して、設置して下さっています。春日(@jp_kasuga)さんのご厚意により設置された巡礼ノートもあり、巡礼者の交流スペースになっています。


【新鹿】
波田須より一つ名古屋よりある集落。波田須と比べると大きめの集落です。
新鹿では、間違いなくここであろうというカットと、恐らくここであろうというものがありました。
分かりやすいものから並べてみます。カットの数から考えても、本集落が本作のメイン舞台であると考えられます。

14話に登場。集落の中心地あたりにある国道311号と県道737号が交わるT字路。道路のカーブ具合と交わり方、横断歩道、建物の形状が一致しています。道路の先に見える速度表示と、反対車線に掲げられている裏返しになった青看板まで一致しており、この場所をモデルにした事は疑いの余地はありません。

10話に登場。こちらは住宅地の一角なので、場所に関しては伏せさせて頂きます。石垣とその上の手すりのカーブ具合。右手の建物の屋根と塀も一致していますが、正面の建物の窓の形まで一致しているのが何よりの証拠です。

17話に登場。ここは建物が改変されている他は、橋の形状や奥に見える電柱・電線、山の稜線に至るまで再現されているので分かりやすいカットです。

17話に登場。ひとつ前のカットに登場した橋の上から見たカットです。歩道は実際には反対側にありますし、こちらのカットは改変多めです。

1話に登場。JR紀勢本線を県道737号から眺めた図。高架橋の形状が一致している他、左手の道路標識の速度まで一致しています。左手下にある三角屋根の建物があることも一致。

5話に登場。集落内に掛かる橋は幾つかありますが、橋の形状の他、カーブミラーと街灯の位置関係まで一致しているものがこの橋でした。なお、橋から川の中に下りないと作中のアングルは再現できないため、比較カットはこれが限度。川に下りたカットが撮影できれば、作中と同じく川が左側に曲がっていることも分かります。

20話に登場。集落を流れる川は2本しかないので、登場した瞬間、1回目の訪問の記憶から恐らくここだろうと思った場所が、やはりモデルのようでした。改変がかなり多いですが、特徴的な金属製の手摺が一致しています。また、橋の向こう側の右岸がガードレールになっている点も一致しているので、偶然とは言い難いでしょう。
上述の通り、新鹿では作中の再現カットを複数発見することができました。
波田須や長島の造船所のカットが一致することを考えると、本作のメインの舞台モデルは新鹿と考えて相違ないのではないかと思います。これよりのカットは、鴛大師のモデルが新鹿と想定して比較してみたものです。

各話に登場。サヤマートのモデルと思しき売店です。なんとなくのレベルで、周辺も全然一致していませんが、集落の売店でこの規模のものはここ位です。

4話他にて登場。美濱中学校のモデルと思われる旧新鹿中学校跡地。山際に立地していることや、高台にあって海を見下ろせること、運動場から1段上に上がった場所にある校舎の構造などが一致しています。

5話で登場。学校跡地なので校舎はありませんが、こんな感じで階段の上を登ったとろこに校舎があります。

1話で登場。運動場からは湾内が見渡せることや、グリーンのネットが張られていることも一致。

各話で登場。石垣があって、道路より高い場所に校庭が位置していることは一致していますが、道路から校舎への入り口など一致していませんね。

17話他にて登場。ちなみに、こちらが街中に移転した現在の新鹿中学校です。あまり似ていませんね。

9話に登場。似たようなカットはかなりの数登場しています。この小島のようなものですが、新鹿にも存在しています。作中のアングルで撮影しても全然似てはいませんが、まあ、参考まで。

2話で登場。湾内には突堤が2本並んでいて、手前が短く奥が長いという場所があります。島もありませんし、全然似てはいないですけどw

15話で登場。本当に参考までですが、作中登場の船と新鹿港にあった船の比較です。

9話で登場。作中に盛んに登場する橋脚のようなものに似せて撮影してみました。海水浴場と陸地の間に川が流れているため、そこに掛けてある橋の様です。シーズン中は板を入れて橋にしているのでしょうが、オフシーズンは橋脚のみになっています。


では、あの橋脚の様なものは何かということですが、紀伊半島に建設している高速道路(紀勢自動車道)や自動車専用道路の橋脚のイメージなのではないかと思います。写真の高架道路は、新鹿の集落の北側を横切るように走っている熊野尾鷲道路という高規格幹線道路ですが、このようなのどかな田舎の集落ですから、この道路の造成工事は相当なインパクトだっただろうと思います。2013年9月29日に開通したばかりですが、工事の最中には橋脚だけの姿の時もあったことでしょう。


「おふねひき」のモデルがないかという事も調べていたのですが(実は小浜説を支持する理由になる伝承は福井にはあったわけですが…)、新鹿では一番立派だと思われる徳司神社という神社に「おきひき」という神事ならばありました。土地柄的に伊勢神宮の式年遷宮の際に使用する材木を奉納する御木曳の関連祭事かと思います。御船曳とは一字違いですね。内容的はあまり、おふねひきとは関係なさそうですが。

21話に登場。先生の授業によると、鴛大師の林業ではミカンの栽培が盛んなようです。ミカンは林業ではなく農業だろ?って突っ込みはさておき、新鹿界隈ではミカンの樹木を結構見かけました。波田須駅の側にもミカンの木々があります。作中の設定は実際の東紀州の名産をモデルにした可能性がありますね。
【二木島】
新鹿のひとつ北側の集落です。駅もあります。

二木島漁協の建物。鷲大師漁協のモデルと思われます。建物の構造や左手にある倉庫がそっくりですね。

さすがにこれは似てるだけのレベルだよなぁ、と最初は思ったんですが、よく見ると、建物2階の黄色い印をつけた部分の構造が完全に一致しています。庇のギザギザの形や入口辺りの構造もほとんど同じなので、建物全体としては何となくしか似ていませんが、ポイントポイントで明らかにこの建物をモデルにしたと思われるところがあるので、鷲大師漁協のモデルであると云っていいのではないかと思います。

ちなみに、漁協前の通りはこんな具合。雰囲気はよく似ています。右半分は似ていますが、左は…って感じです。

ちなみに海側から見るとこんな感じ。実際には漁協の事務所の建物は、この建物に隠されて見えません。

漁港の雰囲気は新鹿よりも二木島の方が近いですね。撮影位置の制約があるのでこんな感じですが、ここは似せてとれば雰囲気は近いはずです。

こちらは参考までのレベル。作中の海に面した道路の雰囲気も、新鹿よりは二木島の方が近いです。新鹿は砂浜が広がっているため、堤防に面した場所が水面ではなく、砂地なんです。写真はなんとなく作中と同じように薬屋があるところで撮影してみました。
ちなみに、この二木島ですが、過去に捕鯨が行われていて「鯨供養碑」や「クジラ解体工場跡地」などもあるようです。作中でやたら出てくる鯨の骨の神社や鯨の鳴き声は、こういうところに由来があるのかもしれません。
二木島の地名の由来は“凪島”だという話も。
【新長島造船所】
作中では春に閉鎖されたという話でしたが、実際は現役の造船所です。ドッグ内部も一致することが、第一発見者の方より報告されております。当然ながら私有地であり、かつ作業場ですので、迷惑を掛けないように沿道から外観のみ撮影しましょう。※夜のシーンは明度を上げてあります。

5話に登場。

5話に登場。

5話に登場。これは撮影位置の制約からこれが限度ですね。

後期OPに登場。撮影位置の制約から、別のクレーンも写ってしまいますが、この造船所のクレーンがモデルということにしてもいいでしょう。。

後期OP他で登場。作中と同じく、ちょうど造船所の前に踏み切りがあります。造船所が一致することを考えると、この踏切がモデルだと考えられるのですが、あまり一致しませんね。作中では、正面がそのまま造船所のドッグになっていますが、実際はもっと左手側に手前と道路と水平方向にドッグがあります。

こちら、参考までですが、紀伊長島地区にある江ノ浦橋という可動橋です。作中ではよくマンボウをデザインしたような絵がでてくるのですが、この地域ではマンボウを食す文化があり、道の駅の名前もずばり「マンボウ」です。もしかしたらですが、マンボウがよく描かれているのは、そういったことが関係しているのかもしれません。
【鬼ヶ城】
世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にも含まれている海岸海岸景勝地です。

後期オープニングで登場します。
【五郷郵便局跡】

幾度か作中に登場している郵便局のモデルと思しき建物です。現在は、郵便局ではなく民家になっているようです。
パーツの特徴がとてもよく似ています。
以上が比較カットです。
2回の調査の際に熊野市の七里ケ浜の北端から紀伊長島あたりの海岸線沿いを虱潰しに探していきましたが、モデルと思しきカットを発見できたのは新鹿の集落内だけでした。改変が多いので、気づかず通り過ぎてしまっている可能性もありますがw


また、今のところ発見されているのは鴛大師のモデルだけです。汐鹿生と陸の街カットに関しては未だ発見されておりませんし、そもそもモデルが存在するかも分かっていません。汐鹿生は当初からギリシャのサントリーニー島のイメージなどと言われてはおりますが。
より大きな地図で 凪のあすから【舞台探訪・聖地巡礼】MAP を表示
◆舞台特定までの経緯◆
舞台が特定されるまでの経緯を私が知っている限り、記しておきたいと思います。
本作の舞台のモデルですが、放送開始から5ヵ月(18話放送時点)にしてとうとう特定されるに至りました。
P.A.WORKSの制作だったため、放送開始当初より、これまでの作品同様、舞台のモデルが何処かにあるのではと多くのファンが特定に挑みましたが、見つかっていない状態でした。その理由のひとつは、青と白を基調にした配色で、丸と四角のラインで構成された独特の建築物等が、現実の日本の風景とかけ離れていたことにあるかと思います。

物語の前半では、第一話から登場している湾内の小島の形が能登半島珠洲市にある軍艦島(見附島)に似ているということで、これまで北陸を舞台に選んできているP.A.WORKSということもあり、珠洲市周辺ではないかという憶測が流れました。
これに関しては、現地調査に赴き、能登半島の飯田湾辺りを中心に虱潰しに海岸線沿いを廻ってきましたが、全然似ていませんでした。私以外にも現地調査をされている方がいらっしゃり、訪問者の人間に情報などにより、能登説はいつの間にか影をひそめる形になりました。参考までですが、下記が見附島と作中カットとの比較です。

物語中盤になると、福井県が舞台ではないかという説が流布し始めました。ソースは全く不明なのですが、Wikipediaの「凪のあすから」の記事に舞台情報として「福井県小浜市が舞台」というような記事も一時期見られました。
私自身も作中に登場していた鴛大師の海岸線と一致する場所を、中部地区を中心に探しており、小浜が一番似ていると思っていたので、このウィキの記事には仰天しました。

地図引用:@2014 Google,-ZENRIN-
この離れ小島がある辺りなんか、まさに…と思ったんですけどねw
実は、福井説は、放送開始前から流れている説でもありました。富山・石川を舞台に設定したP.A.WORKSにおいて、福井県だけが北陸で取り残されているから、福井ではないかという発想です。(京アニの舞台、とうとう奈良が来るんじゃない!ってのと同じ発想でしょうw)折しも、2013年秋クールは「メガネブ!」の舞台が福井県鯖江市だったこともあり、これらの情報とごちゃ混ぜになって、福井という話が出てきたのではないかと思います。

結局のところ、舞台は何処なのだろう…やはり、あの背景じゃ舞台なんてないか…と思い始めた人も多かったであろうタイミングで、冒頭リンクを貼らせて頂いたブログがモデル地の特定・訪問記事をアップされたというわけです。
◆舞台特定の手がかり及び私自身が考えていたモデル地域◆
舞台モデル発見に至るまでの大まかな情報を残しておきたかったので、長々と記事にしてしまいましたが、次に、私自身が何処が舞台だろうと推察して作業していたかも書き残しておきます。
先ず、放送当初、能登半島は幾度も行ったことがあったので、見附島に関しては形を見てすぐに連想しました。
しかしながら、行ったことがあった故に、見附島周辺のなだらかな海岸線が作中と一致しないこともわかっていたので、九十九湾などの周辺の入り組んだ地形で漁港がある場所の可能性がないかと推察していましたが、訪問調査の結果、全く違う場所だろうという判断に至りました。

実を云うと第2話で、先生が授業で黒板に板書していた鷲大師の名産らしきものに「キンメ」と「みかん」という文字が読み取れたので、能登の訪問時には太平洋側が舞台ではないかということは既に思いつつの訪問でした。
キンメダイは「夏色キセキ」にも登場する下田バーガーの中身にもなっていますが、基本的に太平洋側で漁獲される魚なのです。

それも含めて、以下の4点から和歌山県太地町近辺などの南紀地域ではないかと推察していました。
①キンメダイが水揚げされる太平洋沿岸側で漁港のある町
②みかんの有名な産地といえば、和歌山県・愛媛県・静岡県など
③作中に登場する鳴波神社の鳥居に鯨の骨が使われたり、鯨の鳴き声の様な音が流れるなど鯨と関わりが深いエリア
④高速道路やバイパス等の高規格道路の建設計画がある(近畿自動車道紀勢線が延伸中)

南紀の太地町は古くから鯨漁が行われており、本作の「海」と「陸」との関係といったテーマに合っているのではないかと思ったのです。個人的に好きということもあって3度訪問している「太地町立くじらの博物館」に凪あすに出てきそうな雰囲気の建物があったことも気になっていた理由のひとつでした。

下の写真は、五島列島上五島の海童神社という鯨の骨が使われている神社で撮影してきたものです。
太地町には同様の神社はありませんが、作中のモデルはこういった鯨の神社なのではないかと思います。

もうひとつは、上記の理由とやや被る部分もあるのですが、「先島」という主人公の名前から「先島諸島」か「先志摩」という推察です。もし、舞台があるのであれば、作り手側の想いのようなものが、名前に込められることはよくあることですので、何らか意図があるのではないかと思っていたのです。
先志摩界隈に関して言えば、4話でうろこ様が読んでいた新聞から見てとれる「まちなか芸術祭」という文字、こちらですが、滋賀県信楽のイベントなのです。滋賀が発行エリアですと、中日新聞か京都新聞ですので、中日の発行エリアである三重県説を支持できる根拠となりうると思っていました。
(こじつけみたいな推論ですが、本当にこんなとこに手がかりを求めざるを得ない位情報がなかったのです)

結局のところ、こららの説は全く合っていませんでしたが、作中に登場にする海の村「汐鹿生」には、このエリアにある新鹿の“鹿”が入っており、何らか意味があっての名称設定であったかのように思われます。その他の地名や登場人物の名前等も、調べていけば何らか意味のあるものがあるかもしれません。
私は本作の背景カットから舞台を追うのは不可能と思って諦めていたので、そうした側面的情報からのアプローチで舞台を追っていたのですが、それがやはり間違いでしたね。
粘り強い作業でカットから背景モデルを発見されたkai881さんの努力とセンスは賞賛に値するものだと思います。
聲の形(岐阜県大垣市)【舞台探訪・聖地巡礼】
アニメ映画版→劇場版「聲の形」(大垣・養老・岐阜)【舞台探訪・聖地巡礼】
=原作関連記事=
聲の形(岐阜県大垣市)【舞台探訪・聖地巡礼】
聲の形(岐阜県岐阜市)【舞台探訪・聖地巡礼】
単発での掲載を経て、週間少年マガジン2013年36号・37合併号より2014年51号まで週間連載された「聲の形」の舞台ですが、大垣市であることが特定できたので、現地調査にいってきました。
最終話の掲載された平成26年11月19日(水)発売の週マガ51号でアニメ化企画が進行中であることも発表されました!楽しみですね!!
なお、この記事は本作品の舞台の一部しか巡っていないので、ご注意を。
下記の場所以外にも三重県の長島スパーランドや岐阜市、その他大垣市内の風景が沢山でてきます。

作者の大今良時氏は、岐阜県の出身ということらしいですが、大垣市に本部のある「岐阜骨髄献血希望者を募る会」の啓発用イラストも手がけていらっしゃるようですし、大垣に何らか縁のある方なのかもしれません。
大垣というと、ムーンライトながらの終着駅としてしか知らない人も多いかもしれませんが、松尾芭蕉の奥の細道の結びの地等としても有名ですし、市内を水路が流れ、水の都としても有名な観光資源豊富な綺麗で素敵な町です。


では比較画像に移ります。
【美登鯉橋】
第1話から登場する橋で、その後も幾度も登場しています。本作で最も重要な舞台であり、聖地であると云えるかと思います。

2巻の表紙です。是非、桜の咲く季節にこのカットは回収しなおしたいものです。

2015年春、どうしても桜のシーンを再現したくて訪問してきました!

2巻の裏表紙です。奥に見えているのは後述する「虹の橋」です。

桜が咲いているとこんな感じです!めちゃくちゃきれいでした!
「四季の広場」の周辺は桜の時期に行くと最高に美しいです。2巻のカバーの風景に浸りたいならば、是非、桜の季節に訪問されることをオススメします。大感動でした!!





比較画像に戻りまして、橋から北側を眺めたカットです。

これは、逆方向からでしたね…

この川ですが、飛び込みできるほど深くもないです。絶対に真似しないでくださいねw将也くんの様に学校を停学になりますw

鯉にエサをやる硝子ちゃん。鯉は確かにいますが、作中のようにもの凄い数いるって感じではなかったです。

真似して落ちないようにしてください!

飛びこまなくても階段で下に降りれます。

作中では実際の橋より後ろの橋がかなり近めに描かれています。これ、本作の背景の描き方の特徴かなと思います。

高い位置から盗撮することはできませんでしたw
【虹の橋】
この橋も美登鯉橋のすぐそばにあります。この一帯が「四季の広場」という場所のようです。


これは打楽器みたいな装置で音を出すことができます。

これ場所は合ってるのですが、奥の「虹の橋」が小さくなってしまって再現できません。引いてズームかとも思いましたが、そうでもありませんでした。手前側も橋もはっきり見える形で描きたかったという演出上の意図でしょう。

というわけで、もうちょっと近くから撮影した虹の橋です。
【大垣駅】
JR大垣駅の改札前です。17話で遊びに行く際に集合場所にしたいたところです。

これはちょっと改変ありですね。というか、これもやはり実際にはもっと奥に見えるはずの切符売り場あたりがかなり手前に描かれている感じでしょうか。

右側の自動改札機が作中そのまんまにtoicaのシールが貼ってあります。

以上、比較でした。
見つけた週の週末に興奮して下調べをあまりせずに勢いで現地に行ってしまったので…
そのうち、細かい案件も全部まわりたいなと思っています。
大垣には何度か行ったことはありましたが、こうして水門川の流れを辿りながら街歩きをしたのは今回の訪問が初めてです。聲の形の舞台にぴったりだと思いますし、聲の形を通して大垣の町の良さを再発見できたのでよかったです。
今後もカットが増えたらまた訪問してきたいと思います。
より大きな地図で 聲の形【舞台探訪・聖地巡礼】MAP を表示
=原作関連記事=
聲の形(岐阜県大垣市)【舞台探訪・聖地巡礼】
聲の形(岐阜県岐阜市)【舞台探訪・聖地巡礼】
単発での掲載を経て、週間少年マガジン2013年36号・37合併号より2014年51号まで週間連載された「聲の形」の舞台ですが、大垣市であることが特定できたので、現地調査にいってきました。
最終話の掲載された平成26年11月19日(水)発売の週マガ51号でアニメ化企画が進行中であることも発表されました!楽しみですね!!
なお、この記事は本作品の舞台の一部しか巡っていないので、ご注意を。
下記の場所以外にも三重県の長島スパーランドや岐阜市、その他大垣市内の風景が沢山でてきます。

作者の大今良時氏は、岐阜県の出身ということらしいですが、大垣市に本部のある「岐阜骨髄献血希望者を募る会」の啓発用イラストも手がけていらっしゃるようですし、大垣に何らか縁のある方なのかもしれません。
大垣というと、ムーンライトながらの終着駅としてしか知らない人も多いかもしれませんが、松尾芭蕉の奥の細道の結びの地等としても有名ですし、市内を水路が流れ、水の都としても有名な観光資源豊富な綺麗で素敵な町です。


では比較画像に移ります。
【美登鯉橋】
第1話から登場する橋で、その後も幾度も登場しています。本作で最も重要な舞台であり、聖地であると云えるかと思います。

2巻の表紙です。

2015年春、どうしても桜のシーンを再現したくて訪問してきました!

2巻の裏表紙です。奥に見えているのは後述する「虹の橋」です。

桜が咲いているとこんな感じです!めちゃくちゃきれいでした!
「四季の広場」の周辺は桜の時期に行くと最高に美しいです。2巻のカバーの風景に浸りたいならば、是非、桜の季節に訪問されることをオススメします。大感動でした!!





比較画像に戻りまして、橋から北側を眺めたカットです。

これは、逆方向からでしたね…

この川ですが、飛び込みできるほど深くもないです。絶対に真似しないでくださいねw将也くんの様に学校を停学になりますw

鯉にエサをやる硝子ちゃん。鯉は確かにいますが、作中のようにもの凄い数いるって感じではなかったです。

真似して落ちないようにしてください!

飛びこまなくても階段で下に降りれます。

作中では実際の橋より後ろの橋がかなり近めに描かれています。これ、本作の背景の描き方の特徴かなと思います。

高い位置から盗撮することはできませんでしたw
【虹の橋】
この橋も美登鯉橋のすぐそばにあります。この一帯が「四季の広場」という場所のようです。


これは打楽器みたいな装置で音を出すことができます。

これ場所は合ってるのですが、奥の「虹の橋」が小さくなってしまって再現できません。引いてズームかとも思いましたが、そうでもありませんでした。手前側も橋もはっきり見える形で描きたかったという演出上の意図でしょう。

というわけで、もうちょっと近くから撮影した虹の橋です。
【大垣駅】
JR大垣駅の改札前です。17話で遊びに行く際に集合場所にしたいたところです。

これはちょっと改変ありですね。というか、これもやはり実際にはもっと奥に見えるはずの切符売り場あたりがかなり手前に描かれている感じでしょうか。

右側の自動改札機が作中そのまんまにtoicaのシールが貼ってあります。

以上、比較でした。
見つけた週の週末に興奮して下調べをあまりせずに勢いで現地に行ってしまったので…
そのうち、細かい案件も全部まわりたいなと思っています。
大垣には何度か行ったことはありましたが、こうして水門川の流れを辿りながら街歩きをしたのは今回の訪問が初めてです。聲の形の舞台にぴったりだと思いますし、聲の形を通して大垣の町の良さを再発見できたのでよかったです。
今後もカットが増えたらまた訪問してきたいと思います。
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いなり、こんこん、恋いろは。(1話~3話編)【舞台探訪・聖地巡礼】
多忙につき、作成滞り中(_ _)
2013年1月~3月放送の「いなり、こんこん、恋いろは。」アニメ版の舞台を訪ねに京都に行ってきました。
今回は、第1話~第3話に登場した場所を巡っています。
「いなり、こんこん、恋いろは。」×「京阪電気鉄道」コラボパネル
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2013年1月~3月放送の「いなり、こんこん、恋いろは。」アニメ版の舞台を訪ねに京都に行ってきました。
今回は、第1話~第3話に登場した場所を巡っています。
「いなり、こんこん、恋いろは。」×「京阪電気鉄道」コラボパネル
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うみものがたり~あなたがいてくれたコト~【舞台探訪・聖地巡礼】
ちょっと古い作品ですが、奄美大島に行く機会があったので、奄美を舞台とした作品「うみものがたり~あなたがいてくれたコト~」のモデル地を訪ねてきました。
といっても、ほんの2ヶ所ですがw

本作品は、2009年6月から9月にCBC等で放送されました。
ご存じの通り、パチンコ海物語を原案とした作品で、三洋物産が協賛についていました。

個人的には、TBSやMBSではなく、パチンコ発祥の地である名古屋の放送局CBCが製作委員会に入っていたことが画期的だなと思った作品です。
紹介するモデルは一部だけですが、思っていたより特定が難しかったです!
というのも、奄美大島は日本の離島の中では佐渡島に次ぐ大きさで、琵琶湖より広いわけですから、そうやすやすとモデルが見つかるわけもありません。
こんな感じのカットばかりで、ちょっと難しすぎます。




ネットを探しても探訪・巡礼の記事が見当たらないでの、どの位の場所が実際にモデルとして使用されているかはわかりませんが、全部まわろうと思ったら、結構なことになりそうな感じがしますw
【あやまる岬観光公園 展望台】


【蒲生崎観光公園 蒲生崎神社】


鳥居の形状が一致しているのですが、周囲が一致しません。と思ったら、作中の鳥居の場所に新しい鳥居が建てられていました。ここで、合ってると思いますが…
以上です。
奄美大島は南国気分漂う素敵な島なので、是非、一度行ってみては!



本州からだと、大阪からも東京からも直行便があります。
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といっても、ほんの2ヶ所ですがw

本作品は、2009年6月から9月にCBC等で放送されました。
ご存じの通り、パチンコ海物語を原案とした作品で、三洋物産が協賛についていました。

個人的には、TBSやMBSではなく、パチンコ発祥の地である名古屋の放送局CBCが製作委員会に入っていたことが画期的だなと思った作品です。
紹介するモデルは一部だけですが、思っていたより特定が難しかったです!
というのも、奄美大島は日本の離島の中では佐渡島に次ぐ大きさで、琵琶湖より広いわけですから、そうやすやすとモデルが見つかるわけもありません。
こんな感じのカットばかりで、ちょっと難しすぎます。




ネットを探しても探訪・巡礼の記事が見当たらないでの、どの位の場所が実際にモデルとして使用されているかはわかりませんが、全部まわろうと思ったら、結構なことになりそうな感じがしますw
【あやまる岬観光公園 展望台】


【蒲生崎観光公園 蒲生崎神社】


鳥居の形状が一致しているのですが、周囲が一致しません。と思ったら、作中の鳥居の場所に新しい鳥居が建てられていました。ここで、合ってると思いますが…
以上です。
奄美大島は南国気分漂う素敵な島なので、是非、一度行ってみては!



本州からだと、大阪からも東京からも直行便があります。
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