聲の形「大垣観光協会作成舞台ガイドの紹介地巡り」【舞台探訪・聖地巡礼】
劇場版「聲の形」(大垣・養老・岐阜)【舞台探訪・聖地巡礼】
=関連記事=
聲の形「大垣観光協会作成舞台ガイドの紹介地巡り」【舞台探訪・聖地巡礼】
聲の形(岐阜県大垣市)【舞台探訪・聖地巡礼】
聲の形(岐阜県岐阜市)【舞台探訪・聖地巡礼】
平成27年11月、週刊少年マガジンに連載されていた大今良時先生の「聲の形」のアニメ制作スタッフが発表され、山田尚子氏が監督を、京都アニメーションが制作を担当することが判明しました(アニメ化自体は1年前に発表されていましたが、まさか京アニが制作とは思ってもみなかったですね。)。
そして、その翌月の12月、今度は、本作の舞台となっている大垣市が、本作の舞台地を紹介する舞台ガイドを作成したという発表がありました。というわけで、早速、大垣に行って舞台ガイドをゲットし、紹介されているモデル地を巡って来ました。
こちらが、配布されている舞台ガイドです。A4サイズ4ページの構成となっており、見開きに市街地のモデル8ヶ所が紹介されています。報道によれば、5,000部が作成されたとのことです。

このガイドの配布場所ですが、私が12月23日に市内を廻ってみた限りでは、3か所ありました。(もっとあるのかもしれませんが。)
①西美濃観光協会

JR大垣駅の1階に入ってる案内所ですので、鉄路で大垣入りする方はこちらが一番早いですね。※許可を得て撮影しています。
②奥の細道むすびの地記念館

メインの舞台となっている四季の広場の近くにある松尾芭蕉や奥の細道に関する資料展示のある観光施設です。
入館料は300円となっており、その受付の横にガイドが置いてありました。※許可を得て撮影しています。
③大垣公園のパネル

なんと、大垣公園芝生広場にパネルが設置されていました!イラストは2巻の表紙絵ですね。桜で満開の“四季の広場”です。私が本作で一番お気に入りのカットです。大垣では「芭蕉元禄大垣イルミネーション」というイベントが12月25日まで開催されており、芝生広場はその会場のひとつとなっているため、イルミネーションイベント終了後は、このパネルは別の場所に移動するのではないかという気もします。
それでは、舞台ガイドに紹介されていた8ヶ所の紹介です。本作は、大垣駅からちょっと離れた場所はもちろん、岐阜駅周辺や長島スパーランドなどなど、かなりの広範囲にモデル地が広がっていますが、ガイドで紹介されているのは、いずれも大垣市街地になっています。選ばれている場所を見てみると、学校やお店などを避けており、公的な場所で巡礼者が沢山訪れても問題が起こらない様に配慮されているなという印象です。比較用の漫画のキャプは載せませんので、是非ご自分で舞台ガイドを手に入れて、大垣の地を巡ってみて下さい。
【1.大垣公園】


2巻134ページ。大垣城の横にある公園です。土日の日中は子供たちが遊んでいるので、カット回収は難しいです。作中で将也くんが座っている東屋は滑り台の裏側の方にあります。この2つのパーツを混ぜ込んだ感じですね。
【2.大垣公園南側歩道】

3巻135ページ。南側歩道というより、大垣城ホールの南側という感じですね。これも改変がかなりあります。
【3.新大橋】

3巻137ページ。駅前通りと水門川が交差する場所です。
【4.神田町1丁目交差点の歩道橋】

7巻99ページ。細かい部分は色々変更されていますが、間違いなくここですね。通学路を示すノボリが設置されていますが、作中でもノボリが描かれています。
【5.美登鯉橋北の街路樹】

2巻166ページ。ここから先は本作のメイン舞台となる水門川沿いにある“四季の広場”という場所の周辺となります。この辺り、色々なカットがあるのですが、なぜこのカットがチョイスされたんでしょうかね。
【6.美登鯉橋】


4巻180ページ(左)・1巻22ページ(右)。
作中で幾度も登場する大変重要な橋です。なお、美登鯉橋が登場する際に映り込んでいる、橋の南側にあった廃工場か倉庫といった雰囲気の建物は取り壊されてしまったようで、別の建物に変わっていました(現在は民家なので写真の掲載は避けます)。京アニの制作スタッフがいつロケハンをしたかは不明ですが、アニメではどの様に描かれるのか、気にかかるところです。

平成26年2月に訪問した際に撮影した写真です。この建物のカットはもはや回収不能になってしまいました…。
【7.滝のトンネル】


4巻122ページ。四季の広場にある滝です。
【8.虹の橋(ハーピアン)】


1巻135ページ。将也くんがボーン、ボーンと叩いてのはハーピアンという音のでる鍵盤です。
以上です。モデル地の内のほんの一部ではありますが、やはりメインの舞台とも言える四季の広場の周辺を訪れると、聲の形の舞台に来たっ!って感じになりますね。実際、紹介されている8ヶ所の内、半分に当たる4~8は四季の広場です。
大垣に聲の形の舞台探訪で訪れるのは今回で3回目ですが、やはり、また水路沿いに咲き乱れた桜を見に来たいなと思いました。


アニメの公開は間違いなく春以降でしょうが、2巻の表紙にもなっている、桜が満開の四季の広場は本当に美しいので、興味があるようでしたら、是非、訪れてみて欲しいなと思います。作品の雰囲気も相まって、涙が出てきそうになりますよ。
こちらのマップは大垣観光協会さん作成のものをリンクさせて頂いております。
=関連記事=
聲の形「大垣観光協会作成舞台ガイドの紹介地巡り」【舞台探訪・聖地巡礼】
聲の形(岐阜県大垣市)【舞台探訪・聖地巡礼】
聲の形(岐阜県岐阜市)【舞台探訪・聖地巡礼】
平成27年11月、週刊少年マガジンに連載されていた大今良時先生の「聲の形」のアニメ制作スタッフが発表され、山田尚子氏が監督を、京都アニメーションが制作を担当することが判明しました(アニメ化自体は1年前に発表されていましたが、まさか京アニが制作とは思ってもみなかったですね。)。
そして、その翌月の12月、今度は、本作の舞台となっている大垣市が、本作の舞台地を紹介する舞台ガイドを作成したという発表がありました。というわけで、早速、大垣に行って舞台ガイドをゲットし、紹介されているモデル地を巡って来ました。
こちらが、配布されている舞台ガイドです。A4サイズ4ページの構成となっており、見開きに市街地のモデル8ヶ所が紹介されています。報道によれば、5,000部が作成されたとのことです。

このガイドの配布場所ですが、私が12月23日に市内を廻ってみた限りでは、3か所ありました。(もっとあるのかもしれませんが。)
①西美濃観光協会

JR大垣駅の1階に入ってる案内所ですので、鉄路で大垣入りする方はこちらが一番早いですね。※許可を得て撮影しています。
②奥の細道むすびの地記念館

メインの舞台となっている四季の広場の近くにある松尾芭蕉や奥の細道に関する資料展示のある観光施設です。
入館料は300円となっており、その受付の横にガイドが置いてありました。※許可を得て撮影しています。
③大垣公園のパネル

なんと、大垣公園芝生広場にパネルが設置されていました!イラストは2巻の表紙絵ですね。桜で満開の“四季の広場”です。私が本作で一番お気に入りのカットです。大垣では「芭蕉元禄大垣イルミネーション」というイベントが12月25日まで開催されており、芝生広場はその会場のひとつとなっているため、イルミネーションイベント終了後は、このパネルは別の場所に移動するのではないかという気もします。
それでは、舞台ガイドに紹介されていた8ヶ所の紹介です。本作は、大垣駅からちょっと離れた場所はもちろん、岐阜駅周辺や長島スパーランドなどなど、かなりの広範囲にモデル地が広がっていますが、ガイドで紹介されているのは、いずれも大垣市街地になっています。選ばれている場所を見てみると、学校やお店などを避けており、公的な場所で巡礼者が沢山訪れても問題が起こらない様に配慮されているなという印象です。比較用の漫画のキャプは載せませんので、是非ご自分で舞台ガイドを手に入れて、大垣の地を巡ってみて下さい。
【1.大垣公園】


2巻134ページ。大垣城の横にある公園です。土日の日中は子供たちが遊んでいるので、カット回収は難しいです。作中で将也くんが座っている東屋は滑り台の裏側の方にあります。この2つのパーツを混ぜ込んだ感じですね。
【2.大垣公園南側歩道】

3巻135ページ。南側歩道というより、大垣城ホールの南側という感じですね。これも改変がかなりあります。
【3.新大橋】

3巻137ページ。駅前通りと水門川が交差する場所です。
【4.神田町1丁目交差点の歩道橋】

7巻99ページ。細かい部分は色々変更されていますが、間違いなくここですね。通学路を示すノボリが設置されていますが、作中でもノボリが描かれています。
【5.美登鯉橋北の街路樹】

2巻166ページ。ここから先は本作のメイン舞台となる水門川沿いにある“四季の広場”という場所の周辺となります。この辺り、色々なカットがあるのですが、なぜこのカットがチョイスされたんでしょうかね。
【6.美登鯉橋】


4巻180ページ(左)・1巻22ページ(右)。
作中で幾度も登場する大変重要な橋です。なお、美登鯉橋が登場する際に映り込んでいる、橋の南側にあった廃工場か倉庫といった雰囲気の建物は取り壊されてしまったようで、別の建物に変わっていました(現在は民家なので写真の掲載は避けます)。京アニの制作スタッフがいつロケハンをしたかは不明ですが、アニメではどの様に描かれるのか、気にかかるところです。

平成26年2月に訪問した際に撮影した写真です。この建物のカットはもはや回収不能になってしまいました…。
【7.滝のトンネル】


4巻122ページ。四季の広場にある滝です。
【8.虹の橋(ハーピアン)】


1巻135ページ。将也くんがボーン、ボーンと叩いてのはハーピアンという音のでる鍵盤です。
以上です。モデル地の内のほんの一部ではありますが、やはりメインの舞台とも言える四季の広場の周辺を訪れると、聲の形の舞台に来たっ!って感じになりますね。実際、紹介されている8ヶ所の内、半分に当たる4~8は四季の広場です。
大垣に聲の形の舞台探訪で訪れるのは今回で3回目ですが、やはり、また水路沿いに咲き乱れた桜を見に来たいなと思いました。


アニメの公開は間違いなく春以降でしょうが、2巻の表紙にもなっている、桜が満開の四季の広場は本当に美しいので、興味があるようでしたら、是非、訪れてみて欲しいなと思います。作品の雰囲気も相まって、涙が出てきそうになりますよ。
こちらのマップは大垣観光協会さん作成のものをリンクさせて頂いております。
スポンサーサイト
坂道のアポロン(黒島)【舞台探訪・聖地巡礼】
2007年から2012年まで、月刊フラワーズに連載され、2012年にはアニメが放送された「坂道のアポロン」の最終話に登場した九十九島にある黒島に行ってきました。
行方を暗ました千太郎が、聖職者として勤めていたのが、黒島に所在する黒島天主堂というカトリックの教会です。
原作の漫画では、第45話、アニメ版では第12話でいずれも最終話での登場となっています。

それでは比較画像です。
アニメ版でも同様に黒島天主堂がモデルとなっており、他の場所も登場したりしますが、先達の探訪者の分かりやすい記事がすでに存在しているので、こちらでは原作の漫画との比較だけアップいたします。
(参考:「坂道のアポロン 舞台探訪(聖地巡礼) 」 天狼星さん)
【黒島天主堂(黒島教会)】
長崎の景勝地、九十九島にある有人島のひとつ、黒島の中心部にある重要文化財にもなっている教会です。
比較画像は、徐々に教会に近づいていく形で並べてみました。

最終話、最終ページの印象的なカラーのカットです。演出上の意図だと思いますが、坂道の上にある設定になっています。実際は、教会の前に、作中の様な坂道はありません。

こちらはおおむね一致します。現在は駐車場になっています。

教会のデザインはもちろんですが、植込みの木の様子まで一致しています。
明らかに、実物の教会を参考に描かれていることが窺えます。

訪問したのが12月だったこともあるのでしょう、イルミネーションの装飾がありました。夜、見てみたかったですが、船の最終便の時間が黒島を15時30分発なので、島で1泊することになります。

教会の正面入り口です。

入り口に更に寄った絵です。

教会の左手側から見上げたところです。細かい部分に関しては一致しないところもあります。

もう少し手前に下がって撮影したいところなのですが、崖に阻まれて下がれないので、こういう仰角でしか撮影できません。

教会の側面です。左右、どちらの側面でもこういった絵にはなりますが、写真は左手から撮影しています。

今回、一番、興奮した場所です。千太郎が薫の弾くピアノの音に気付いて、教会に向かって坂道を駆け下りていくシーンです。
本作において、“坂道”は大きな意味を持っていますが、このシーン、実際にここに坂が存在しているとは思いもしませんでした。

ちなみにですが、内部はこんな感じです。内部に関しても、作中そのままです。いうまでもありませんが、撮影禁止ですので、比較画像はありませんし、「撮影禁止」の文言が仮になくても、信仰の場で内部の写真を撮ることは、基本的にマナー違反だと思います。
【黒島の風景】
天主堂に向かう途中の道ですが、実際の風景で一致しそうなものはありませんでした。

似ている場所で、このレベルです。教会から港は1.5kmほど離れていますが、途中で海が見える場所はあまりなく、緩やかに坂道を歩いていくイメージです。
教会の近くで海が見えるとすると、むしろ、船着き場のある港側ではなく、名切浜という島の南側にという感じです。
名切浜は船着き場とは正反対の場所にありますが、こちらから教会に向かうとすると、そこそこの坂道が教会手前まで続きます。

民家も人っ気もありませんし、名切浜と教会の間の道の方が、作中の雰囲気を味わえるなと思いました。
ということで、比較画像は以上です。
黒島にいる間は、坂道のメロディがずっと頭の中で流れ続けていました。放送から3年も経ってしまいましたが、ずっと果たせなかった黒島訪問をようやく敢行することができ、本当に良かったです。
なお、黒島ですが、フェリーが一日3往復しかありませんので、訪問の際はお気をつけ下さい。
現在運航中のフェリーは、平成27年に就航したばかりの新造船のため、残念ながら、作中ものとは一致はしません。

■フェリーくろしま 時刻表(平成27年12月現在の情報なのでご注意ください)
料金:相浦⇔黒島往復1370円
①10:00相浦港→10:25高島→10:50黒島 ①06:40黒島→07:05高島→07:30相浦港
②13:00相浦港→13:25高島→13:50黒島 ②11:00黒島→11:24高島→12:00相浦港
③17:00相浦港→17:25高島→17:50黒島 ③15:30黒島→15:55高島→16:20相浦港
※GW・年末年始・お盆などはもう1便増便されて一日4便になります。
相浦港は松浦鉄道相浦駅から徒歩5分程度。佐世保駅から相浦駅は30分程度です。
フェリーは、高島というもう一つの有人島を経由します。なお、アニメ版では高島の船着き場が、黒島の船着き場として、登場していますので(下の写真です)、立ち寄るのもいいかもしれません。自分は高島でも下船して、島中を歩き回ってみましたが、この船着き場以外の坂道のアポロンのモデルと思しきものは見つかりませんでした。

以上、坂道のアポロンの最終話の探訪でした。
今回は、高島に立ち寄ったこともあり、いそいそと回らざるをえませんでしたが、機会があれば、次はのんびりと作中の雰囲気に浸りたいなと思います。

行方を暗ました千太郎が、聖職者として勤めていたのが、黒島に所在する黒島天主堂というカトリックの教会です。
原作の漫画では、第45話、アニメ版では第12話でいずれも最終話での登場となっています。

それでは比較画像です。
アニメ版でも同様に黒島天主堂がモデルとなっており、他の場所も登場したりしますが、先達の探訪者の分かりやすい記事がすでに存在しているので、こちらでは原作の漫画との比較だけアップいたします。
(参考:「坂道のアポロン 舞台探訪(聖地巡礼) 」 天狼星さん)
【黒島天主堂(黒島教会)】
長崎の景勝地、九十九島にある有人島のひとつ、黒島の中心部にある重要文化財にもなっている教会です。
比較画像は、徐々に教会に近づいていく形で並べてみました。

最終話、最終ページの印象的なカラーのカットです。演出上の意図だと思いますが、坂道の上にある設定になっています。実際は、教会の前に、作中の様な坂道はありません。

こちらはおおむね一致します。現在は駐車場になっています。

教会のデザインはもちろんですが、植込みの木の様子まで一致しています。
明らかに、実物の教会を参考に描かれていることが窺えます。

訪問したのが12月だったこともあるのでしょう、イルミネーションの装飾がありました。夜、見てみたかったですが、船の最終便の時間が黒島を15時30分発なので、島で1泊することになります。

教会の正面入り口です。

入り口に更に寄った絵です。

教会の左手側から見上げたところです。細かい部分に関しては一致しないところもあります。

もう少し手前に下がって撮影したいところなのですが、崖に阻まれて下がれないので、こういう仰角でしか撮影できません。

教会の側面です。左右、どちらの側面でもこういった絵にはなりますが、写真は左手から撮影しています。

今回、一番、興奮した場所です。千太郎が薫の弾くピアノの音に気付いて、教会に向かって坂道を駆け下りていくシーンです。
本作において、“坂道”は大きな意味を持っていますが、このシーン、実際にここに坂が存在しているとは思いもしませんでした。

ちなみにですが、内部はこんな感じです。内部に関しても、作中そのままです。いうまでもありませんが、撮影禁止ですので、比較画像はありませんし、「撮影禁止」の文言が仮になくても、信仰の場で内部の写真を撮ることは、基本的にマナー違反だと思います。
【黒島の風景】
天主堂に向かう途中の道ですが、実際の風景で一致しそうなものはありませんでした。

似ている場所で、このレベルです。教会から港は1.5kmほど離れていますが、途中で海が見える場所はあまりなく、緩やかに坂道を歩いていくイメージです。
教会の近くで海が見えるとすると、むしろ、船着き場のある港側ではなく、名切浜という島の南側にという感じです。
名切浜は船着き場とは正反対の場所にありますが、こちらから教会に向かうとすると、そこそこの坂道が教会手前まで続きます。

民家も人っ気もありませんし、名切浜と教会の間の道の方が、作中の雰囲気を味わえるなと思いました。
ということで、比較画像は以上です。
黒島にいる間は、坂道のメロディがずっと頭の中で流れ続けていました。放送から3年も経ってしまいましたが、ずっと果たせなかった黒島訪問をようやく敢行することができ、本当に良かったです。
なお、黒島ですが、フェリーが一日3往復しかありませんので、訪問の際はお気をつけ下さい。
現在運航中のフェリーは、平成27年に就航したばかりの新造船のため、残念ながら、作中ものとは一致はしません。

■フェリーくろしま 時刻表(平成27年12月現在の情報なのでご注意ください)
料金:相浦⇔黒島往復1370円
①10:00相浦港→10:25高島→10:50黒島 ①06:40黒島→07:05高島→07:30相浦港
②13:00相浦港→13:25高島→13:50黒島 ②11:00黒島→11:24高島→12:00相浦港
③17:00相浦港→17:25高島→17:50黒島 ③15:30黒島→15:55高島→16:20相浦港
※GW・年末年始・お盆などはもう1便増便されて一日4便になります。
相浦港は松浦鉄道相浦駅から徒歩5分程度。佐世保駅から相浦駅は30分程度です。
フェリーは、高島というもう一つの有人島を経由します。なお、アニメ版では高島の船着き場が、黒島の船着き場として、登場していますので(下の写真です)、立ち寄るのもいいかもしれません。自分は高島でも下船して、島中を歩き回ってみましたが、この船着き場以外の坂道のアポロンのモデルと思しきものは見つかりませんでした。

以上、坂道のアポロンの最終話の探訪でした。
今回は、高島に立ち寄ったこともあり、いそいそと回らざるをえませんでしたが、機会があれば、次はのんびりと作中の雰囲気に浸りたいなと思います。
