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BUNGO -ブンゴ-(富士宮)【舞台探訪・聖地巡礼】

週刊ヤングジャンプで2015年から連載されてる二宮裕次先生の野球漫画「BUNGO -ブンゴ-」の舞台は、主人公の石浜文吾が所属するチームの名称が静央シニアで、静岡の地名や富士山などが出てくる静岡県が舞台の作品です。
その舞台として登場した場所を訪れてきました。

【富士宮市役所からの眺望】
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1話より。富士宮市役所7階にある展望ロビーから富士山を見たものです。完全に一致しています。

1話比較
こちらは私が撮影した写真ではありません。実は富士宮市が市役所の屋上から撮影した写真をフリー素材として、市のHPで提供しており、それを作中のカットと合わせてみたものです。
⇒富士宮市HP 富士宮市役所からの富士山
この描写はこの富士宮市が提供しているフリー素材を元に作画したという可能性もありますね。

第1話でこの通り富士宮市街と富士山が描写されているので、富士宮あたりが舞台なんだろう…ということは連載当初から分かっていたのですが、それ以降、あまり具体的なモデルがはっきり分かるような描写はあまりありませんでした(富士山と市街地の絵は幾度も出てきていましたが)。
富士宮の地名も出て来ないですし、ブンゴの通う中学校の名称は桜ノ宮中学になっており、富士宮をモジったもの?っといった感じで、富士宮あたりであることを匂わせながらも、どこか架空の都市での出来事のような描き方をしていたように感じます。
実際、まちの描写などは、富士宮のそれとはかけ離れた都市圏のものであるように思われます。

しかしながら、2018年に掲載された第139話に、ついに誰が見ても富士宮だ!と分かる絵が登場しました。
それが、JR身延線の富士宮駅です。

【富士宮駅】
139話比較
139話より。JR身延線富士宮駅の北口です。もうそのまんまですね。139話が掲載されたのは、折しも富士宮が舞台として登場している「ゆるキャン△」のアニメ版1期がOAされていた2018年3月の話でした。

2022年1月には二宮裕次先生がTwitterではじめて富士宮あたりが舞台であると初めて明かしました。
「舞台は新富士ー富士宮あたり。富士宮駅まで写真撮りにいったりしました。」とツイートしており、現地を取材したことも明らかにしています。

ということで、2カットだけでしたが、「BUNGO -ブンゴ-」の舞台、富士宮の訪問記でした。
ヤンジャンの中でも一番楽しみにしている漫画なので、今後もモデルがありそうな舞台が登場したら訪れてみたいと思っています。

2022年1月14日 再訪問の上、記事加筆修正
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終電ちゃん(伊豆箱根鉄道)【舞台探訪・聖地巡礼】

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モーニング2015年40号から月1連載中の藤本正二先生の漫画『終電ちゃん』。第37話「伊豆の終電ちゃん」にて、静岡県がついに初登場となったので、伊豆箱根鉄道の終電ちゃんに会いに伊豆に行ってきました。

本エピソードでは、伊豆急行線と伊豆箱根鉄道駿豆線の終電ちゃんが登場するわけなのですが、今回は伊豆箱根鉄道の沿線のみ巡りました。作中では“伊豆箱根鉄道の終電ちゃん”と表現されていましたが、大雄山線はどうなったのでしょう…。
本来なら“駿豆線の終電”ちゃんではないかという気もしますが、まあ、細かいことは忘れましょう。
それでは、比較画像です。

【韮山反射炉】
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世界文化遺産にも登録されている韮山反射炉です。

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駐車場の前辺りにあるお店です。簡易テントが設置されているのもそのまんま。再現度高めです。

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今回のエピソードは伊豆のクラフトビールを巡る話なのですが、反射炉の横に株式会社蔵屋鳴沢が運営する「反射炉ビヤ直営レストラン ほむら」があり、店内も作中そのまんまでした。今回は店内の写真は撮ってはおりません。登場するビール「大吟醸政子」もそのままでしたね。

【伊豆長岡駅】
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韮山反射炉の最寄り駅、伊豆長岡駅です。『ラブライブ!サンシャイン!!』の装飾でお馴染みの駅ですね。
こちらもそのまんまでした。

【修善寺駅】
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ついに伊豆箱根鉄道の終電ちゃんが登場なのだ。南口あたりの歩道はこんな感じの舗装がされているのだ。
いずっぱこの終電ちゃんの語尾は“~のだ”なのだ。

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南口にある「駅弁カフェたけし」というお店の前あたりです。
車道に出ないと同じアングルにならないので、カット合わせはこんなものんで。

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もうちょっと引いた辺りから。作中の描写が暗くて細かな部分が判別できなかったのですが、南口前であることは間違いないかと。

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改札前です。こちらもそのまんま。この手前には、「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR」で使用されたSLの模型が展示されています。

【修善寺温泉】
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修善寺温泉郷には、赤い欄干の橋がいくつかあるのですが、どの橋かまで判別できませんでした。
恋愛成就だと虎渓橋あたりでしょうか。

以上です。
伊豆急の終電ちゃんにも近く、会いにいきたいですね。
ちなみに、修善寺発三島行きの終発は23:07で、23:42に三島駅に着いても接続する列車はすでにないです・・・

きっと愛され女子になる!(沼津)【舞台探訪・聖地巡礼】

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ローカル女子の遠吠え(静岡県)【舞台探訪・聖地巡礼】

「まんがタイムオリジナル」にて連載中の瀬戸口みづき先生著『きっと愛され女子になる!』の舞台を訪ねて来ました。
本作は芳文社の公式HPや各種サイトの紹介でも主人公が“静岡東部で惣菜店を営む三十路女性”とされており、姉妹作の『ローカル女子の遠吠え』と同様、静岡県が舞台であることが明確にされています。

…というより明確に本編では沼津という設定があるのですが、あらすじ等では静岡東部という表現の仕方になっている感じですね。
しかし、『ラブライブ!サンシャイン!!』や『キャッチャー・イン・ザ・ライム』をはじめ、女性が主人公の沼津舞台の作品が集中する流れはいったい何なのでしょう。不思議です。

ということで、比較画像です…まあ、『ローカル女子の遠吠え』と比べると静岡ネタはやや薄目なので、ほとんど実在の場所は出てこないのですが。
【沼津駅】
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JR沼津駅の駅舎です。南口側です。ちょっと楯横の長さの比が違うので、完全には合わせられませんが。
冒頭では佐東惣菜店は“静岡県東部のとある商店街”にあると書かれているのですが、その後、このカットからも明らかな様に、静岡東部とは沼津であることが明らかになります。

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沼津駅の券売機ですが、まあ、基本的な構造はJR東海の券売機のそれですね。
4コマ漫画で、あまり細かい実在の風景の再現は必要ないので、あまり細かく追っても意味はありませんが。

佐東惣菜店は静岡市にも支店があるとのことなので、今後静岡市が出てこないかも楽しみですね。
それより、沼津の商店街とは一体、どこなのでしょう…
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もしかして、こんなところにあったりするんですかねw

キャッチャー・イン・ザ・ライム(沼津・御殿場)【舞台探訪・聖地巡礼】

週刊ビッグコミックスピリッツに連載されていた背川昇先生の百合×ラップ漫画『キャッチャー・イン・ザ・ライム』の舞台として登場した場所を訪ねて来ました。
監修に般若とR−指定が入っている異色の…そして本格的なフリースタイルラップ漫画だったのですが、作品の舞台となる高校は「沼津女子高」という設定で、『ラブライブ!サンシャイン!!』で絶賛盛り上がり中だった沼津に、さらなる聖地誕生!と思いながら、楽しみに読んでいた作品です。

といっても作中の大半の時間は学校内で流れていくため、それほどたくさん実在の場所が描かれるわけでもないのですが、低山ではあるものの軽くヤマノススメな登山も決行しないとカット回収不可な案件があったりで、何気にハイクラスな舞台探訪案件だったりもしました。
というわけで、登山と大混雑の商業施設の2カ所は避けてしまったので、比較画像はありませんが、その他で登場するのは以下くらいだったりするので、お楽しみください。

【香貫山公園香陵台】
10話1
第10話。沼津にある香貫山の中腹にある公園です。左後ろに見えているのは慰霊塔ですね。ここまでは車で来ることができます。作中でもここを起点にハイキングがスタートします。

11話1
第11話。この後、沼津アルプスを南に進んでいくことになるのですが、小鷲頭山にある通称「中将さん」という平重衡が隠れ住んだ洞窟の史跡が登場したりします。突然の降雨でここで雨宿りをするのですが、実際に登ったことがないと、作中でこういう描写しないだろうなぁ…って思いました。登山はつらいので、私は車で香陵台に来て終わりでした。

【御殿場駅箱根乙女口】
26話
26話は御殿場プレミアム・アウトレットに行く話でした。沼津からなら御殿場線で1本ですから、アクセスは悪くないです。
御殿場駅の東側の出口、箱根乙女口側ですね。

26話1
エレベーターの部分もしっかり再現されており、何かを参考に作画したことが窺えます。

26話1no5
乙女口からアウトレット行きの無料シャトルバスが運行しており、これもそのままです。
この後、実際にアウトレットでショッピングをする話になるわけですが、そちらもきちんと実在の風景を参考に作画されているように見えます。
人込みの中、カット回収するのも疲れるので、アウトレットにまでは行きませんでした。

ということで以上になります。
いつか沼津アルプスを縦走してカット回収してきたいです…

すのはら荘の管理人さん(静岡県)【舞台探訪・聖地巡礼】

ねこうめ先生原作の漫画で平成30年7月よりアニメ版の放送がスタートした『すのはら荘の管理人さん』の第一話で、静岡県の実在の場所等が登場しました。
中学進学を機に上京してきた主人公亜樹くんは静岡県出身という設定で、静岡の親父殿にムスコ(意味深)が元気な旨を伝えるポエム的なシーンで、静岡っぽい風景が挿し込まれます。
ほんのちょっと紙芝居で出てくるだけですが、うち二つは修善寺温泉と舘山寺温泉で間違いなかろうと思います。

拝啓、静岡のオヤジ殿、お変わりなくお元気でしょうか。息子はとても元気です。比較画像をアップしますので、ご確認下さい。

【富士山】
すのはら荘の管理人さん1話1
まずは静岡を代表するランドマーク、富士山です。この黄色い花、何処かに名所があるのかもしれませんが、自分はわかりませんでした。
富士山の形をみると、朝霧高原とか、富士山西麓エリアのように見えます。写真は富士山の南側のもので適当です。

【茶畑】
すのはら荘の管理人さん1話2
お茶畑ですね。広大な茶畑となると、一番有名なのは牧之原台地ですが、静岡県内ならその他、いくらでもあります。
とりあえず写真は牧之原台地のものです。

【修善寺温泉】
すのはら荘の管理人さん1話3
お次は伊豆の温泉地“修善寺温泉”のシンボル「独鈷の湯(とっこのゆ)」です。上述の2つと比べると、いきなり具体的な場所になったなという感じですね。おおむね、作中に合わせた写真を撮ることもできました。

【舘山寺温泉】
すのはら荘の管理人さん1話4
修善寺温泉が出てきたと思ったら、今度は一気に西の方へ移動して舘山寺温泉になりました。浜名湖も入り込むので、静岡っぽい感じは出る場所のひとつですね。東西を代表する温泉が出揃ったという感じでしょうか。なお、作中の風景は大草山から温泉郷を見下ろしたものでしょう。写真も大草山からのものですが、ちょっと場所が違いますね。

【うなぎ】
すのはら荘の管理人さん1話5
さて、東西の静岡のシンボリックな場所が4か所登場して、ここから2つは静岡の“食”です。
浜名湖や吉田町なんかが養鰻では有名ですが、三島なども有名なうなぎ屋さんがあったりします。
写真は、浜松の藤田さんでうな重を頂いた時のものです。

【おでん】
すのはら荘の管理人さん1話6
そして最後は“静岡おでん”です。
判然としないものも多いですが「うずらのたまご」「だいこん」「たこ」「ちくわ」「ごぼう巻」「たまご」「ウインナー」「厚揚げ」「こんにゃく」「牛スジ」っぽいものが見てとれます。私の知る静岡のおでんとはちょっと違う雰囲気ですね…煮汁も透明っぽいですし。
写真は掛川にある「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」でも登場していた“すいのや”さんのものですが、ご覧の通り真っ黒です。黒はんぺんも入ってないですし、静岡のおでんに対する知識がない人が描いたようにしか見えません、静岡の親父殿。

以上、静岡の名物でした。
プロフィール

スカイDJ

Author:スカイDJ
※2015年春頃までに作成した記事についているMAPがGoogleの何らかの仕様変更で現在閲覧不能になっております。申し訳ございません(_ _)作成者である私自身も地図にアクセスできない状態なのです。

アニメや漫画の舞台を巡って旅する旅行中毒者。B級スポット・離島・神社・水族館なども好物です。

・BTC舞台探訪者コミュニティ関西支部所属
・リンクはご自由に

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