スーパーカブ(北杜市・韮崎市・甲府市・中央市)【舞台探訪・聖地巡礼】
=関連記事=
スーパーカブ(北杜市・韮崎市・甲府市・中央市)【舞台探訪・聖地巡礼】
スーパーカブ(山中湖村)【舞台探訪・聖地巡礼】
スーパーカブ(御殿場市)【舞台探訪・聖地巡礼】
スーパーカブ(箱根)【舞台探訪・聖地巡礼】
トネ・コーケン先生原作で、2017年12月から「コミックNewtype」において蟹丹先生作画による漫画版が連載されている『スーパーカブ』の舞台を訪ねて来ました。訪問時の最新話は19話です。本作のメイン舞台は山梨県北杜市となっており、その周辺部も含めて実在の風景がモデルとして描かれています。
結構な人気作で、アニメ化企画も進行中の本作ですが、日野春駅みたいなはっきり分かるようなモデル以外を訪ねたブログやツイートなどは存在しなかったので、とりあえず画像検索とストリートビューで片っ端からモデルを特定して地図をつくっていきました。
結果分かったのは、北杜市と云っても大半の登場箇所は合併前の旧武川村のエリアだということです。
小熊の家から高校のモデルまでは、実はカブで登校するほどの距離ではないのでは…という感じですね。高低差はありますが。
というわけで、現地との比較記事は「北杜市(武川地区)」「北杜市(武川地区外)「韮崎市」「甲府市」「中央市」の5つのエリアに分けています。
■北杜市(武川地区)
【日野春駅】

1話。実はここは旧武川村ではなく、旧長坂町ということになりますが、武川地区の最寄り駅でもありますし、便宜上、武川地区として扱います。このカットは本作の第一話の一番最初のカットになります。
【日野春隧道】

2話。日野春駅と高校のモデルがある旧武川村とは、かなりの高低差があり、旧武川村と駅の間にある曲がりくねった坂道の途中にあるトンネルです。小熊の高校への通学路の途中ということですね。

3話。実はこちらも旧長坂町ということになります。
【釜無川橋】

2話。日野春駅と旧武川村の間に流れる河川が釜無川です。こちらは川の左岸側で、釜無川橋ポケットパークという橋の東詰めにある小さな公園スペースみたいなところの東屋が奥に見えています。

17話。釜無川橋の少し上流で、釜無川と大武川が合流します。写真は、川の下流側の高台から撮ってみました。
【大武川橋】

2話。交通量の多い国道20号線沿いの橋です。
【山梨県民信用組合 武川支店】

5話。小熊がカブの部品を貰いにいくのがこちら。きちんとモデルとして描いていることが分かります。
【スーパーおの】

3話。ちょくちょく作中で登場する「スーパーおのだ」のモデルは「スーパーおの」です。

5話。武川村の中心エリアにある地元のスーパーですね。

6話。3話の描写では鉄骨が描かれていたのですが、なぜかこのカットでは鉄骨が排除されました。

7話。ほぼそのんまんまですね。
【県道612号線 むかわの湯北西あたり】

1話。いまいち一致しないのですが、家屋の形状からもこの辺りであることは確かという感じ。東から西に向かったカットです。

1話。右奥に見ている建造物は「甲斐駒センターせせらぎ」です。
【北杜市立武川中学校】

1話。小熊の通う高校のモデルです。実際には中学校がモデルになっています。

1話。旧武川村のエリアには高校がありませんので、中学校をモデルにしたってことですかね。

1話。こちらは校門を内側から見たカット。しっかりモデルになっていますね。学校敷地外から撮影してこんな感じ。

1話。校舎の時計です。

3話。照明の形状も一致しています。

6話。特徴的な校舎の側面も一致。

16話。こちらは校門前。「武川祭」と作中でもはっきり書いてありますので、武川の学校がモデルであることは疑いようがありません。

16話。校舎の裏側。こちらも敷地外からの撮影なので、完全には一致しません。

16話。ちょくちょく登場している学校の駐輪場。ちゃんと参考に作画されています。敷地外からの撮影だとこれが限界。
【県道612号線 武川中学校前あたり】

1話。学校のそばの道路です。

5話。奥に見えるのは「甲斐駒センターせせらぎ」。
【ハッピードリンクショップ武川山高店】

1話。山梨県といえば「ゆるキャン△」でもおなじみのハッピードリンクショップですよね。

17話。学校より西側なので、小熊の家と学校との往復では本来通過しない場所の筈。
【禅光美術館】

1話。小熊がカブを購入するバイクショップ「BEAR MOTORS」はこの付近にある設定です。周りの風景は一致しますが、そこにはお店はありません。
【駒城橋】

19話。椎の家から学校へ向かう時に登場。しかしながら、実際には学校よりも西側にあり、本来通過しない場所です。橋の欄干の形状や山の稜線からもこの橋がモデルで間違いなかろうと思います。
■北杜市(武川地区外)
【北杜市役所】

1話。市役所は合併前の須玉町のエリアにあり、学校からは結構、離れた場所になります。
【バックハウス インノ 八ヶ岳店】

17話。椎の実家のパン屋さん「BEURRE」のモデルです。

17話。お店の内部はまったく違う雰囲気です。外観だけがモデルになっている感じです。

17話。周辺の雰囲気はちょっとアレンジされていますね。

17話。こちらもインノ の一部なのか分かりませんが、お店の横にある水車小屋です。

19話。ちなみに椎の家と学校は直線距離で7km離れていて、それこそ自転車の通学だとそれなりに大変そうです。
■韮崎市
【国道20号線 穴山橋】

16話。ここからは韮崎市です。甲府東高校に文化祭の道具を仮に行く途中で登場する橋がこちら。基本、こういう道路のカットは歩道から撮影しますので、一致度は低めになってます。

11話。上記のカットと同じ方角(右岸)から見たものです。近くの歩道橋から撮影してみました。
【国道20号線 ネッツトヨタ山梨韮崎店付近】

6話。クーリエのアルバイトで甲府の高校との間を往復している時に登場します。
【国道20号線 薬師橋付近】

6話。こういう道路標識もしっかり一致するんですよね。

6話。
■甲府市
【山梨県立甲府東高校】

6話。小熊がクーリエのバイトでカブで向かった高校のモデル。

6話。16話では文化祭の道具を借りに向かったのもこの高校でしたね。なお、作中では距離20kmほどと云っていますが、実際には直線距離だけでも25km程度あり、かなり遠いです。
【甲府市医師会地域医療センター】

23話。医療検査物を運ぶアルバイトで小熊が訪問した医療機関。建物に謎の改変あり。
【甲府共立診療所】

23話。地域医療センターと同じく医療検査物を運ぶアルバイトで小熊が訪問した医療機関。作中では「甲府診療所」となっている。
■中央市
【アップガレージ山梨中央店&ライダース山梨中央店】

20話でウィンドシールドを買いに礼子と訪問したお店。
というわけで以上です。よかったらマップ参考にして下さい。
スーパーカブ(北杜市・韮崎市・甲府市・中央市)【舞台探訪・聖地巡礼】
スーパーカブ(山中湖村)【舞台探訪・聖地巡礼】
スーパーカブ(御殿場市)【舞台探訪・聖地巡礼】
スーパーカブ(箱根)【舞台探訪・聖地巡礼】
トネ・コーケン先生原作で、2017年12月から「コミックNewtype」において蟹丹先生作画による漫画版が連載されている『スーパーカブ』の舞台を訪ねて来ました。訪問時の最新話は19話です。本作のメイン舞台は山梨県北杜市となっており、その周辺部も含めて実在の風景がモデルとして描かれています。
結構な人気作で、アニメ化企画も進行中の本作ですが、日野春駅みたいなはっきり分かるようなモデル以外を訪ねたブログやツイートなどは存在しなかったので、とりあえず画像検索とストリートビューで片っ端からモデルを特定して地図をつくっていきました。
結果分かったのは、北杜市と云っても大半の登場箇所は合併前の旧武川村のエリアだということです。
小熊の家から高校のモデルまでは、実はカブで登校するほどの距離ではないのでは…という感じですね。高低差はありますが。
というわけで、現地との比較記事は「北杜市(武川地区)」「北杜市(武川地区外)「韮崎市」「甲府市」「中央市」の5つのエリアに分けています。
■北杜市(武川地区)
【日野春駅】

1話。実はここは旧武川村ではなく、旧長坂町ということになりますが、武川地区の最寄り駅でもありますし、便宜上、武川地区として扱います。このカットは本作の第一話の一番最初のカットになります。
【日野春隧道】

2話。日野春駅と高校のモデルがある旧武川村とは、かなりの高低差があり、旧武川村と駅の間にある曲がりくねった坂道の途中にあるトンネルです。小熊の高校への通学路の途中ということですね。

3話。実はこちらも旧長坂町ということになります。
【釜無川橋】

2話。日野春駅と旧武川村の間に流れる河川が釜無川です。こちらは川の左岸側で、釜無川橋ポケットパークという橋の東詰めにある小さな公園スペースみたいなところの東屋が奥に見えています。

17話。釜無川橋の少し上流で、釜無川と大武川が合流します。写真は、川の下流側の高台から撮ってみました。
【大武川橋】

2話。交通量の多い国道20号線沿いの橋です。
【山梨県民信用組合 武川支店】

5話。小熊がカブの部品を貰いにいくのがこちら。きちんとモデルとして描いていることが分かります。
【スーパーおの】

3話。ちょくちょく作中で登場する「スーパーおのだ」のモデルは「スーパーおの」です。

5話。武川村の中心エリアにある地元のスーパーですね。

6話。3話の描写では鉄骨が描かれていたのですが、なぜかこのカットでは鉄骨が排除されました。

7話。ほぼそのんまんまですね。
【県道612号線 むかわの湯北西あたり】

1話。いまいち一致しないのですが、家屋の形状からもこの辺りであることは確かという感じ。東から西に向かったカットです。

1話。右奥に見ている建造物は「甲斐駒センターせせらぎ」です。
【北杜市立武川中学校】

1話。小熊の通う高校のモデルです。実際には中学校がモデルになっています。

1話。旧武川村のエリアには高校がありませんので、中学校をモデルにしたってことですかね。

1話。こちらは校門を内側から見たカット。しっかりモデルになっていますね。学校敷地外から撮影してこんな感じ。

1話。校舎の時計です。

3話。照明の形状も一致しています。

6話。特徴的な校舎の側面も一致。

16話。こちらは校門前。「武川祭」と作中でもはっきり書いてありますので、武川の学校がモデルであることは疑いようがありません。

16話。校舎の裏側。こちらも敷地外からの撮影なので、完全には一致しません。

16話。ちょくちょく登場している学校の駐輪場。ちゃんと参考に作画されています。敷地外からの撮影だとこれが限界。
【県道612号線 武川中学校前あたり】

1話。学校のそばの道路です。

5話。奥に見えるのは「甲斐駒センターせせらぎ」。
【ハッピードリンクショップ武川山高店】

1話。山梨県といえば「ゆるキャン△」でもおなじみのハッピードリンクショップですよね。

17話。学校より西側なので、小熊の家と学校との往復では本来通過しない場所の筈。
【禅光美術館】

1話。小熊がカブを購入するバイクショップ「BEAR MOTORS」はこの付近にある設定です。周りの風景は一致しますが、そこにはお店はありません。
【駒城橋】

19話。椎の家から学校へ向かう時に登場。しかしながら、実際には学校よりも西側にあり、本来通過しない場所です。橋の欄干の形状や山の稜線からもこの橋がモデルで間違いなかろうと思います。
■北杜市(武川地区外)
【北杜市役所】

1話。市役所は合併前の須玉町のエリアにあり、学校からは結構、離れた場所になります。
【バックハウス インノ 八ヶ岳店】

17話。椎の実家のパン屋さん「BEURRE」のモデルです。

17話。お店の内部はまったく違う雰囲気です。外観だけがモデルになっている感じです。

17話。周辺の雰囲気はちょっとアレンジされていますね。

17話。こちらもインノ の一部なのか分かりませんが、お店の横にある水車小屋です。

19話。ちなみに椎の家と学校は直線距離で7km離れていて、それこそ自転車の通学だとそれなりに大変そうです。
■韮崎市
【国道20号線 穴山橋】

16話。ここからは韮崎市です。甲府東高校に文化祭の道具を仮に行く途中で登場する橋がこちら。基本、こういう道路のカットは歩道から撮影しますので、一致度は低めになってます。

11話。上記のカットと同じ方角(右岸)から見たものです。近くの歩道橋から撮影してみました。
【国道20号線 ネッツトヨタ山梨韮崎店付近】

6話。クーリエのアルバイトで甲府の高校との間を往復している時に登場します。
【国道20号線 薬師橋付近】

6話。こういう道路標識もしっかり一致するんですよね。

6話。
■甲府市
【山梨県立甲府東高校】

6話。小熊がクーリエのバイトでカブで向かった高校のモデル。

6話。16話では文化祭の道具を借りに向かったのもこの高校でしたね。なお、作中では距離20kmほどと云っていますが、実際には直線距離だけでも25km程度あり、かなり遠いです。
【甲府市医師会地域医療センター】

23話。医療検査物を運ぶアルバイトで小熊が訪問した医療機関。建物に謎の改変あり。
【甲府共立診療所】

23話。地域医療センターと同じく医療検査物を運ぶアルバイトで小熊が訪問した医療機関。作中では「甲府診療所」となっている。
■中央市
【アップガレージ山梨中央店&ライダース山梨中央店】

20話でウィンドシールドを買いに礼子と訪問したお店。
というわけで以上です。よかったらマップ参考にして下さい。
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よろずの候(浜松市)【舞台探訪・聖地巡礼】
新書館ウィングスにて連載中の“まるかわ”先生の漫画『よろずの候』の舞台である静岡県は浜松市の北部地域を訪ねて来ました(訪問時のコミックスは2巻が最新刊)。本作は公式や著者本人からの説明でも舞台を「浜松市」「遠州地方」「北遠」等と明確にしている作品となっており、作中に登場する地名等は全て実在のものとなっています。
そんなわけで、作中登場のカットはほぼ全てが実在の風景を元に描かれている感じなのですが、一部手がかりが薄く特定しきれていない場所もあります。何せ細かい描写まで含めると凄い量なので、延々とGoogleのストリートビューを彷徨い続け、特定作業をしながら舞台マップを作成するだけで、丸一日を要してしまいました。なんでもない住宅街の一角といった描写も多いので、舞台を特定する喜びというのは久々にかなりある作品でした。

まあ、浜松市といっても舞台になるのはその北部にあたる北遠地域、現在の浜松市の区割りで云えば天竜区に当たる部分となっており、メインと云える舞台地はその中心部たる二俣地区なので、作品の雰囲気を味わうには、この二俣地区だけ散策できれば十分ではないかと思います。登場箇所の8割以上は天竜浜名湖鉄道で二俣本町駅または天竜二俣駅で降車すれば、そこから徒歩圏内といった状況ですので、公共交通機関を使っても十分に舞台巡りを楽しめるかと思います。
二俣から離れた場所ですと佐久間・水窪なども登場していますが、水窪は2巻の表紙になっている場所がありますので、ここは訪問の価値はあるかもしれませんね。
直接本編とは関係ないですが、本作は北遠地区の観光スポットのイラストが掲載されており、コミックスにも挿絵的に収録されています。その舞台まで巡ろうとすると、一気にハードルがあがります。直線距離で南北35km、東西17kmに亘る距離を車で移動しながら回り切るには、山間部なので、それなりの時間を要します。いずれも観光スポットなので、じっくり回りたいですしね。
というわけで、今回は特定できた限りは現地を訪問してきましたが、コミックス収録のイラストは直接的には作品内容とは関係ないので、場所は散在していますが、ひとつにまとめました。本編登場舞台に関しては、訪問時に参考にしやすいように、エリア毎にまとめています。なお、基本的に南側の場所から北側という順序で記載しています。
■二俣地区<天竜二俣駅周辺>
【天竜二俣駅】

第五候。ミツルが新年会から帰って来て降り立つ駅がこちら。

第五候。ミツルは浜松市街地にでも勤務しているんでしょうかね。

第五候。駅の正面。趣きのある駅舎です。 転車台なんかは国の登録有形文化財ですしね。

第五候。きっぷ売り場。

第五候。駅前のロータリー。
【遠鉄バス「警察署入口」バス停付近】

第五候。ツチブミとミツルが歩いている時に登場するのがこの辺り。

第五候。作中ではサンクスになっているコンビニですが、現在はファミマになっているここで位置関係的に間違いないと思います。

第五候。ファミマの西隣にある3階建ての建物です。電気メーターが沢山並んでいるのが特徴的でそれを手掛かりに見つけました。
■二俣地区<二俣本町駅周辺>
【二俣本町駅前】

第六候。アキラが歩いていたところです。奥に見えるのが二俣本町駅です。実はこの駅の方が商店街とか二俣の中心部に近いんですよね。

第六候。前述のカットより少し駅から離れた交差点です。
【理容室ニシ駐車場横の空き地】

第六候。アキラが狸市に迷い込んでしまう場所。実際には砂利が敷かれた空き地になっていて、菜の花畑ではない。

第六候。菜の花畑の対面。私有地に入らない様に広角で撮影してこんな感じ。

第六候。南西の方角を見た図です。
■二俣地区<クローバー通り商店街周辺>
【芹沢歯科医院】

第一候。黒田動物病院のモデル
【松野生花店】

第十二候。ヨシノが勤めるお花屋さんです。

第一候。看板はなくなっていました…

第一候。花屋の南側。チュージがヨシノを待ち伏せしていた場所。

第十二候。花屋のある交差点の西側を見たカット。
【ふところ山】

第五候。生間ミツルとツチブミが匂いを消すために訪れた居酒屋「くろだ」のモデル。

第五候。提灯はありませんでした。営業中は掲げられるのかもしれませんが。
【中日新聞天竜通信部】

第九候。坊が発見された場所。
【クリーニング山中】

第一候。ツツガムシを取り除いた翌日にチュージがヨシノを待っていた場所。クリーニング屋側から東方向を向いたカットですが、この作品にしては珍しく、左手の建物が改変されています。いや、取材時は建物の形が違ったのか…
【二俣小学校東交差点】

第十候。生間サクと坊が歩いていた交差点
【大石薬店】

第九候。チュージが登場する屋台のあるシーン。
【天竜ファミリータウン】

1巻表紙。ここから北側方向を向いた絵。イケダヤはこの複合施設に入っている衣料品店の名称。
【東海堂薬局】

第九候。タツミとチュージが座っていた場所
【遠鉄バス「二俣仲町」バス停】

第九候。タツミとスミエが座っていたベンチ

第十二候。チュージの町中で花守の匂いがするとの説明で登場する。バス停から北西方面。
【ヤマタケの蔵】

第十一候。「蔵ぼっこ様握手会」の会場になっていた場所。商家の跡地に蔵だけが残っているスポット。
【マルカワの蔵】

第十一候。白根様が住んでいるお店。作中では「まるやま」となっている。

第十一候。もともと酒屋だった建物を利用した古民家ギャラリーになっている。

第十一候。趣きがあって、実に天竜二俣らしい観光スポット。

第十一候。そして、なんとなんと、外観だけでなく内部も一致。まるかわ先生が取材に来られたそうです。

第十一候。お店の側ももちろん、作中に登場していることを承知していて、お店にはコミックスも置いてありました。来店される人にこちらのお店がモデルになったことなど、説明しておられました。

第十一候。ある意味、現状では本作一の重要スポットとではないですかね。なお、レジの位置がまるかわ先生取材時とは変わっているそうで、レジ位置は一致しませんが、店内はそのまんま。

第十一候。なお本ブログの店内の写真は、お店から撮影および掲載の許可を得ています。そういえば、白根様がネットゲームをやっている場所は完全には一致しませんでした。こちらの旧家ですが、中まで見学させてもらうことができますので、どうぞ、白根様を探してみて下さい。
■二俣地区<周辺部>
【八幡神社】

第三候。青桐とノゾムが出会った神社。神社前通りも再現されています。

第三候。神社の南西側にある民家。

第三候。上記民家の前あたりから見た神社。

第三候。神社の正面。

第三候。まあ、そのまんまです。

第三候。ところが、拝殿の方はなんだか一致しません。新しい感じでしたし、こちらも取材時から建て替えがあったかも。

第三候。拝殿前から南側を。

第三候。正面の鳥居です。

第三候。

第三候。

第三候。そういえば鳥居の左側、作中では樹がありましたが、現在は切られて根本からなくなっていました。

1巻おまけ②。本社の右手にある摂末社。

1巻おまけ②。摂社なのか末社なのかは分かりません。というか、何を祀ってあるのかも分かりませんでした。
【阿多古川】

第二候。どこの表示か分からなかったので、とりあえず。
■佐久間地区
【佐久間中学校】

第七候。和田ミナホが勤務している学校。敷地外から撮るとこれがギリギリ。
■水窪地区
【スーパーやまみち】

2巻表紙。
【水窪駅】

第七候。ミナホが水窪に住む荒浪を訪ねる際に登場。
【水窪中心部】

第七候。ミナホが水窪に住む荒浪を訪ねる際に登場。
■浜松中心部
【JR浜松駅】

第八候。カツヤが偶然友達と会ったとのエピソードの回想で登場。
■コミックス収録イラスト
こちらは収録順に並べてあります。
【清滝寺の塩地蔵】

1巻見返し
【浜松ワインセラー】

1巻
【佐久間電力館】

1巻
【天浜線鉄道歴史館】

1巻
【春野 大天狗面】
1巻
【道の駅 いっぷく処横川】
2巻
【道の駅 くんま水車の里】

2巻
【道の駅 天竜相津花桃の里】

2巻
【春野いきいき天狗村】
2巻
【ドラゴンママ加工場】

2巻
【塩の道 国盗り】

2巻
以上、比較カットでした。
合計63カット、なかなかに場所の特定、記事化するのに骨が折れましたが、現地の訪問含め、とても楽しめました。
作品の世界観を体現するには、天竜二俣はうってつけの町だなというのも、現地を訪ね歩いて実感しましたし、作品の世界観に浸るにはすごくいい町だと思いますので、参考にして頂ければ幸いです。
そんなわけで、作中登場のカットはほぼ全てが実在の風景を元に描かれている感じなのですが、一部手がかりが薄く特定しきれていない場所もあります。何せ細かい描写まで含めると凄い量なので、延々とGoogleのストリートビューを彷徨い続け、特定作業をしながら舞台マップを作成するだけで、丸一日を要してしまいました。なんでもない住宅街の一角といった描写も多いので、舞台を特定する喜びというのは久々にかなりある作品でした。

まあ、浜松市といっても舞台になるのはその北部にあたる北遠地域、現在の浜松市の区割りで云えば天竜区に当たる部分となっており、メインと云える舞台地はその中心部たる二俣地区なので、作品の雰囲気を味わうには、この二俣地区だけ散策できれば十分ではないかと思います。登場箇所の8割以上は天竜浜名湖鉄道で二俣本町駅または天竜二俣駅で降車すれば、そこから徒歩圏内といった状況ですので、公共交通機関を使っても十分に舞台巡りを楽しめるかと思います。
二俣から離れた場所ですと佐久間・水窪なども登場していますが、水窪は2巻の表紙になっている場所がありますので、ここは訪問の価値はあるかもしれませんね。
直接本編とは関係ないですが、本作は北遠地区の観光スポットのイラストが掲載されており、コミックスにも挿絵的に収録されています。その舞台まで巡ろうとすると、一気にハードルがあがります。直線距離で南北35km、東西17kmに亘る距離を車で移動しながら回り切るには、山間部なので、それなりの時間を要します。いずれも観光スポットなので、じっくり回りたいですしね。
というわけで、今回は特定できた限りは現地を訪問してきましたが、コミックス収録のイラストは直接的には作品内容とは関係ないので、場所は散在していますが、ひとつにまとめました。本編登場舞台に関しては、訪問時に参考にしやすいように、エリア毎にまとめています。なお、基本的に南側の場所から北側という順序で記載しています。
■二俣地区<天竜二俣駅周辺>
【天竜二俣駅】

第五候。ミツルが新年会から帰って来て降り立つ駅がこちら。

第五候。ミツルは浜松市街地にでも勤務しているんでしょうかね。

第五候。駅の正面。趣きのある駅舎です。 転車台なんかは国の登録有形文化財ですしね。

第五候。きっぷ売り場。

第五候。駅前のロータリー。
【遠鉄バス「警察署入口」バス停付近】

第五候。ツチブミとミツルが歩いている時に登場するのがこの辺り。

第五候。作中ではサンクスになっているコンビニですが、現在はファミマになっているここで位置関係的に間違いないと思います。

第五候。ファミマの西隣にある3階建ての建物です。電気メーターが沢山並んでいるのが特徴的でそれを手掛かりに見つけました。
■二俣地区<二俣本町駅周辺>
【二俣本町駅前】

第六候。アキラが歩いていたところです。奥に見えるのが二俣本町駅です。実はこの駅の方が商店街とか二俣の中心部に近いんですよね。

第六候。前述のカットより少し駅から離れた交差点です。
【理容室ニシ駐車場横の空き地】

第六候。アキラが狸市に迷い込んでしまう場所。実際には砂利が敷かれた空き地になっていて、菜の花畑ではない。

第六候。菜の花畑の対面。私有地に入らない様に広角で撮影してこんな感じ。

第六候。南西の方角を見た図です。
■二俣地区<クローバー通り商店街周辺>
【芹沢歯科医院】

第一候。黒田動物病院のモデル
【松野生花店】

第十二候。ヨシノが勤めるお花屋さんです。

第一候。看板はなくなっていました…

第一候。花屋の南側。チュージがヨシノを待ち伏せしていた場所。

第十二候。花屋のある交差点の西側を見たカット。
【ふところ山】

第五候。生間ミツルとツチブミが匂いを消すために訪れた居酒屋「くろだ」のモデル。

第五候。提灯はありませんでした。営業中は掲げられるのかもしれませんが。
【中日新聞天竜通信部】

第九候。坊が発見された場所。
【クリーニング山中】

第一候。ツツガムシを取り除いた翌日にチュージがヨシノを待っていた場所。クリーニング屋側から東方向を向いたカットですが、この作品にしては珍しく、左手の建物が改変されています。いや、取材時は建物の形が違ったのか…
【二俣小学校東交差点】

第十候。生間サクと坊が歩いていた交差点
【大石薬店】

第九候。チュージが登場する屋台のあるシーン。
【天竜ファミリータウン】

1巻表紙。ここから北側方向を向いた絵。イケダヤはこの複合施設に入っている衣料品店の名称。
【東海堂薬局】

第九候。タツミとチュージが座っていた場所
【遠鉄バス「二俣仲町」バス停】

第九候。タツミとスミエが座っていたベンチ

第十二候。チュージの町中で花守の匂いがするとの説明で登場する。バス停から北西方面。
【ヤマタケの蔵】

第十一候。「蔵ぼっこ様握手会」の会場になっていた場所。商家の跡地に蔵だけが残っているスポット。
【マルカワの蔵】

第十一候。白根様が住んでいるお店。作中では「まるやま」となっている。

第十一候。もともと酒屋だった建物を利用した古民家ギャラリーになっている。

第十一候。趣きがあって、実に天竜二俣らしい観光スポット。

第十一候。そして、なんとなんと、外観だけでなく内部も一致。まるかわ先生が取材に来られたそうです。

第十一候。お店の側ももちろん、作中に登場していることを承知していて、お店にはコミックスも置いてありました。来店される人にこちらのお店がモデルになったことなど、説明しておられました。

第十一候。ある意味、現状では本作一の重要スポットとではないですかね。なお、レジの位置がまるかわ先生取材時とは変わっているそうで、レジ位置は一致しませんが、店内はそのまんま。

第十一候。なお本ブログの店内の写真は、お店から撮影および掲載の許可を得ています。そういえば、白根様がネットゲームをやっている場所は完全には一致しませんでした。こちらの旧家ですが、中まで見学させてもらうことができますので、どうぞ、白根様を探してみて下さい。
■二俣地区<周辺部>
【八幡神社】

第三候。青桐とノゾムが出会った神社。神社前通りも再現されています。

第三候。神社の南西側にある民家。

第三候。上記民家の前あたりから見た神社。

第三候。神社の正面。

第三候。まあ、そのまんまです。

第三候。ところが、拝殿の方はなんだか一致しません。新しい感じでしたし、こちらも取材時から建て替えがあったかも。

第三候。拝殿前から南側を。

第三候。正面の鳥居です。

第三候。

第三候。

第三候。そういえば鳥居の左側、作中では樹がありましたが、現在は切られて根本からなくなっていました。

1巻おまけ②。本社の右手にある摂末社。

1巻おまけ②。摂社なのか末社なのかは分かりません。というか、何を祀ってあるのかも分かりませんでした。
【阿多古川】

第二候。どこの表示か分からなかったので、とりあえず。
■佐久間地区
【佐久間中学校】

第七候。和田ミナホが勤務している学校。敷地外から撮るとこれがギリギリ。
■水窪地区
【スーパーやまみち】

2巻表紙。
【水窪駅】

第七候。ミナホが水窪に住む荒浪を訪ねる際に登場。
【水窪中心部】

第七候。ミナホが水窪に住む荒浪を訪ねる際に登場。
■浜松中心部
【JR浜松駅】

第八候。カツヤが偶然友達と会ったとのエピソードの回想で登場。
■コミックス収録イラスト
こちらは収録順に並べてあります。
【清滝寺の塩地蔵】

1巻見返し
【浜松ワインセラー】

1巻
【佐久間電力館】

1巻
【天浜線鉄道歴史館】

1巻
【春野 大天狗面】
1巻
【道の駅 いっぷく処横川】
2巻
【道の駅 くんま水車の里】

2巻
【道の駅 天竜相津花桃の里】

2巻
【春野いきいき天狗村】
2巻
【ドラゴンママ加工場】

2巻
【塩の道 国盗り】

2巻
以上、比較カットでした。
合計63カット、なかなかに場所の特定、記事化するのに骨が折れましたが、現地の訪問含め、とても楽しめました。
作品の世界観を体現するには、天竜二俣はうってつけの町だなというのも、現地を訪ね歩いて実感しましたし、作品の世界観に浸るにはすごくいい町だと思いますので、参考にして頂ければ幸いです。