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となりの妖怪さん(静岡県西部)【聖地巡礼・舞台探訪】

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静岡県西部、遠州地域を舞台とした漫画『となりの妖怪さん』に登場するモデル地を訪ねてきました。本作は“縁ヶ森町”という山あいにある架空のまちを舞台としており、基本的には具体的な実在の場所を参考に描いたような書き方はしていませんが、作者のnoho先生は静岡県出身で、遠州地域を舞台として本作を描いたと単行本の後書きに記していますし、実在の場所がモデルになっているカットが複数出てきます。

静岡県西部で「町」なのは周智郡森町のみですし、縁ヶ森町なんていう名前をみると森町を連想してしまいますが、特にそういうわけではなく、モデルとして登場する場所は静岡県西部全体に広がっている感じです。天狗といえば、旧春野町を思い浮かべますし、中日新聞によればnoho先生は磐田市出身となっていて、磐田市には取材協力にクレジットされている店舗もあったりと、特定の場所ではなく、なんとなく遠州地域の田舎といった雰囲気の描き方になっています。現在訪問した場所だけで4市町に広がっています。

以下、比較カットです。概ね西側から順に並べています。

【道の駅潮見坂(湖西市)】
猫又フレンズ3
3巻「猫又フレンズ」。ぶちおとワーゲンくんがドライブでやってきた場所。食事をしていたのはテラス席だが、設置されているテーブルの向きが違うのか、作中の再現はできない感じ。

猫又フレンズ4
3巻「猫又フレンズ」。たこやき。

猫又フレンズ5
3巻「猫又フレンズ」。木製のテーブルと椅子自体はそのままモデルになってますね。

猫又フレンズ6
3巻「猫又フレンズ」。これをみると、やはり作中のテーブルは海に対して並行に設置されている。作者の取材時にはこういう配置だったか、アレンジしたかというところでしょうか。

猫又フレンズ7
3巻「猫又フレンズ」。一番奥の座席で撮ってみたもの。

猫又フレンズ8
3巻「猫又フレンズ」。こちらは道の駅の施設内。道の駅のような一定程度公共性がある場所で、商品や人が写り込んだりしないアングルで撮れるこの程度の写真であれば、許容範囲と考えたので掲載。ほかにも券売機や食事の受け渡し口が登場しモデルになっている感じですが、そういうわけでそちらは写真はありません。

猫又フレンズ10
3巻「猫又フレンズ」。こちらはアレンジあり案件。バイパスではなく下道側の駐車場から道の駅の建物を見上げたものなのですが、駐車場からは建物の側面しか見えません。目の前の道路側から見たものですが、再現は難しいですね。

猫又フレンズ9
3巻「猫又フレンズ」。こちらもアレンジあり案件。普通に考えればここは道の駅の駐車場ということになりますが、フェンスの前は歩道で、その歩道の手前に垂直方向に駐車スペースがありますから、このような場所に車は停められません。ワーゲンくんと夫婦をセットで描くための演出ですね。

猫又フレンズ13
3巻「猫又フレンズ」。ここからは足湯です。

猫又フレンズ12
3巻「猫又フレンズ」。結構アレンジがあるので、細かいところまで合わせようとしても仕方ないかなというところです。

猫又フレンズ11
3巻「猫又フレンズ」。作中でも冬でしたが、訪問時も冬だったのでちょうど良かったです。

猫又フレンズ14
3巻「猫又フレンズ」。訪問日は冬でありながら静岡県は15度ほどまで気温のあがる暖かめの日で風も強くはなかったので、足湯は結構な人気でした。人が皆無になるタイミングを待って撮りましたが、土日祝だと日中はしんどいかもですね。

【白須賀海岸(湖西市)】
猫又フレンズ17
3巻「猫又フレンズ」。道の駅潮見坂から徒歩で行ける海岸。

猫又フレンズ18
3巻「猫又フレンズ」。奥に見えるのは潮見バイパス。

猫又フレンズ19
3巻「猫又フレンズ」。結構きれいな海岸で、散策している人が何組かいました。

猫又フレンズ15
3巻「猫又フレンズ」。ひとつ上までのカットとは反対側、西側を向いたカット。

猫又フレンズ16
3巻裏表紙。愛知県が見えます。

【浜名バイパス浜名大橋(湖西市)】
猫又フレンズ2
3巻「猫又フレンズ」。道の駅潮見坂に向かう途中に登場。つまり下り(東側)方面に走行。浜名バイパスは自動車専用道路のため助手席に三脚でカメラを固定し動画を回しっぱなしにして、後から静止画で切り出すという方法で撮影しています。

【浜名バイパス馬郡IC(浜松市)】
猫又フレンズ1
3巻「猫又フレンズ」。エピソード冒頭の合流部がある道路。道の駅潮見坂に向かう途中に登場する。上記と同じ方法で撮影。

【串カツくまた(浜松市)】
猫又コンサルト1
3巻「猫又コンサルト」:飲み会の会場になっていた。巻末の取材協力にもクレジットされている。そのうちここで飲んでみたい。夜しか営業していない。

【ミュゼ肴町ビル(浜松市】
猫又コンサルト2
3巻「夢と呑みとその先」。ジローとベトベトサンがサシ飲みしていたバーの入居するビルの前部分。

猫又コンサルト5
3巻「夢と呑みとその先」。こちらは南側から北側方面を見たもの。

猫又コンサルト3
3巻「夢と呑みとその先」。ビルの前の部分。なお、ジローとベトベトサンがサシ飲みしていたバーで巻末に取材協力でクレジットされている「ダイニングバーPORCO ROSSO」はすでに閉業した模様です。呑みに来てみたかったのですが残念…。

猫又コンサルト4
3巻「夢と呑みとその先」。肴町の街灯。

【浜松駅南口(浜松市)】
あの日と今までとこれからと1
4巻「あの日と今までとこれからと」。

【浜松駅新幹線乗換改札(浜松市)】
あの日と今までとこれからと2
4巻「大石くんの休暇」。新幹線から下りたあとに在来線側に抜けるところ。

【浜松駅コンコース(浜松市)】
大石くんの休暇1
4巻「大石くんの休暇」。この表示でいいとは思うのですが…

【さぎの宮駅(浜松市)】
駅と次元のはざま1
2巻「駅と次元のはざま」。ネット初の都市伝説として有名な“きさらぎ駅”をモチーフにしたエピソード。作中では遠州鉄道ではなく天竜浜名湖鉄道沿線にきさらぎ駅が存在していた。一般にきさらぎ駅はこのさぎの宮駅ではないかとされている。参考まで。

駅と次元のはざま2
2巻「駅と次元のはざま」。さぎの宮駅で撮影した通称“赤電”。作中では天浜線に乗り入れていたが、もちろんそんなことはない。

【松下モータース磐田店(磐田市)】
或る車の言葉4
外伝(上)「或る車の言葉」。ぶちおが中古車を見に来た店。巻末の取材協力にクレジットされており、写真を元に作画した感じになっています。お店から許可を得て撮影していますが、敷地外から撮れる範囲のものだけ掲載します。

或る車の言葉10
外伝(上)「或る車の言葉」。ずらっと並んだ中古車。

或る車の言葉1
外伝(上)「或る車の言葉」。こちらは実際には即効の蓋の部分ですね。

或る車の言葉2
外伝(上)「或る車の言葉」。敷地の外からだとこんな感じです。

或る車の言葉3
外伝(上)「或る車の言葉」。こちらはお店の道路を挟んで反対側の景色。しっかり参考に作画されていることが分かります。

或る車の言葉5
外伝(上)「或る車の言葉」。店の東側から店舗事務所側を撮ったものです。敷地外から撮影しています。

或る車の言葉7
外伝(上)「或る車の言葉」。店舗事務所の前の部分。

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外伝(上)「或る車の言葉」。屋根のある作業スペースのようなところの前あたりです。

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外伝(上)「或る車の言葉」。

或る車の言葉6
外伝(上)「或る車の言葉」。

【小國ことまち横丁(森町)】
或る車の言葉13
外伝(上)「或る車の言葉」。ワーゲンくんとぶちおが団子を食べていた場所は、遠州の一宮“小國神社”の参道入口にある飲食店や土産店が集まった小國ことまち横丁。作者取材時には、この屋根はなかったのかもしれません。それかあえて省いて描いた?

或る車の言葉16
外伝(上)「或る車の言葉」。このベンチは横丁の入口正面にあります。

或る車の言葉14
外伝(上)「或る車の言葉」。ベンチの寄り。そのまんまですね。

或る車の言葉12
外伝(上)「或る車の言葉」。イマジナリーラインを少しだけ超えた描写。

或る車の言葉11
外伝(上)「或る車の言葉」。奥の建物などをみても精緻に再現されている感じですね。店舗関係者の車なのかもしれませんが、停まっている車まで同じに見えます。

或る車の言葉15
外伝(上)「或る車の言葉」。なお、色々な種類の団子を扱っているお店があります。

【茶畑】
となりの妖怪さんテイザーPV9比較
こちらは参考までです。作中では幾度も茶畑が登場し、アニメ版のPVでも茶畑が登場しています。こちらは磐田市で撮影したものですが、静岡県の中西部であれば防霜ファンが茶畑に並ぶこうした風景はどこでも見ることのできる風景です。

【又一庵】
猫又エボリューション3
1巻「猫又エボリューション」。磐田市に本店を構え遠州地域に6店舗を展開する老舗菓子店。きんつばで有名です。総本店でお土産に購入したのですが、袋はデザインが違うものでした。ネットで検索すると、作中と同じタイプのものも見つかります。店舗や大きさなどによって違うのか、或いはデザインが変わったということかもしれません。

猫又エボリューション1
1巻 「又猫ファーストコンタクト」。実物はきんつばの詰め合わせ。作中と似たタイプの詰め合わせを探したのですが、訪問時の総本店にはありませんでした。

猫又エボリューション2
アニメのPVでも同様に又一庵の袋が登場しています。

訪問した場所は以下を参考にして下さい。

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=アニメ版= 星屑テレパス(富士市・富士宮市)【聖地巡礼・舞台探訪】

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=原作漫画= 星屑テレパス(静岡市)【聖地巡礼・舞台探訪】
=アニメ版= 星屑テレパス(静岡市)【聖地巡礼・舞台探訪】
=アニメ版= 星屑テレパス(富士市・富士宮市)【聖地巡礼・舞台探訪】

「まんがタイムきらら」に連載中の大熊らすこ先生の漫画『星屑テレパス』がアニメ化され、2023年10~12月に放送されました。アニメ版の舞台モデルは原作の静岡市駿河区の安倍川右岸側から清水区側に移っており、モデルロケットの大会の会場もはっきりと富士宮市の朝霧高原が描かれるなど、多少舞台モデルに変更があります。
本記事は、アニメにおいて登場した静岡市以外の場所について取り上げています。静岡市内についてはこちらをご覧下さい。

【富士市立少年自然の家】
星屑テレパス5話17比較
5話。宿泊学習でバスに乗って赴いた施設。アレンジはあるが、宿泊・管理棟をモデルにしものと考えて間違いなさそう。敷地外から撮影しているので合わせはこんなものです。

【あさぎりフードパーク】
6話4
6話。モデルロケット大会の会場になっていた「富士山スカイグラウンド」の脇にあるのが「あさぎりフードパーク」・・・というより、 「道の駅 朝霧高原」「富士山スカイグラウンド」「あさぎりフードパーク」は一体となった施設といった感じです。富士山スカイグラウンドはドローンの練習場として2023年3月まで営業していましたが、今はただの原っぱとなっています。

6話5
6話。奥に見えるのが富士山スカイグラウンドです。

星屑テレパスアニメ8話5
8話。 「道の駅 朝霧高原」側から「あさぎりフードパーク側」に入る入口あたりにこの看板があります。

6話26
6話。看板より少し進んだあたりです。

6話24
6話。ということは、反対向きなので、こうなるはず。

6話36
6話。さらに歩道を進んだところ。富士山の手前にある建造物は「芋工房 かくたに」です。

6話37
6話。「ビュッフェレストランふじさん」の前あたりを歩いています。駐車場に向かって歩いている感じですかね。

6話38
6話。。「ビュッフェレストランふじさん」と一体になったあさぎりフードパークのインフォメーション・売店の間あたりにある溶岩樹型のオブジェです。

6話39
6話。右手に見えるのはインフォメーション・売店。

6話40
6話。あさぎりフードパークのインフォメーション・売店前あたりの通路。

6話41
6話。同じく。フードパーク内は6話で秋月彗先輩と話していた場所だけいまいち一致せずよくわかりませんでした。

【富士山スカイグラウンド】
6話20
6話。6話・8話・9話に登場するのがこの「富士山スカイグラウンド」という旧ドローン練習場です。

6話22
6話。富士山が見える側から紹介します。

星屑テレパスアニメ8話10
8話。あの左奥の構造物はこの照明?

星屑テレパスアニメ8話12
8話。

星屑テレパスアニメ8話20
8話。富士山が実際よりもかなり急峻な山になってますね。

星屑テレパスアニメ8話22
8話。ちらは北側を向いたもの。写真では分かりにくいですが、作中同様、建造物が奥に見えており、参考にしているのが分かります。

星屑テレパスアニメ8話23
8話。こちらは逆に南東側だと思います、多分。

星屑テレパスアニメ8話24
8話。冬に訪問したのですが、作中では雪の一切ない夏富士ですね。

星屑テレパス9話19
9話。かつてドローン練習場が営業していたときはこういう柵があったと思いますし、利用者しか入れなかったような記憶です。ロケハン時にはあったのだと思います。

星屑テレパス9話20
9話。こちらは南側を向いたもの。

6話21
6話。ここからは、あさぎりフードパークの建造物が見える側、つまり西側方面を向いたカットになります。

星屑テレパスアニメ8話14
8話。右に見えるのが「お茶工房富士園」、左にみえるがの「芋工房かくたに」となります。

星屑テレパスアニメ8話18
8話。「お茶工房富士園」、アレンジはありますが、しっかりと参考に作画されています。

星屑テレパス9話4
9話。「芋工房かくたに」の方はかなりアレンジが強めです。

星屑テレパス9話15
9話。こちらも「芋工房かくたに」と考えられます。

星屑テレパス9話16
9話。こちらも「芋工房かくたに」。

星屑テレパス9話21
9話。こちらは「お茶工房富士園」です。

以上、富士市・富士宮市に登場のカットでした。
訪問場所については下記のマップを参考にして下さい。

キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編(静岡市)【聖地巡礼・舞台探訪】

アニメ版キャプテン翼の第4作目の2期にあたる『キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編』に実在の静岡県静岡市の風景をモデルにしたとみられるカットが登場したので、現地に赴いてみました。

キャプテン翼7話0比較
8話。キャプ翼といえば、当時はサッカー王国と呼ばれた静岡県を舞台にした作品として有名です。しかしながら、主人公・大空翼の住むのは「南葛市」という架空の名称のまちとなっており、富士山は大きく描かれているものの、静岡のどこなのかは判然としないような描き方をされていました。写真はサッカーのまちとして有名な旧清水市(静岡県静岡市清水区)の高台から撮影したものですが、富士山の手前に別の山々が写り込むという点では、やはり静岡市付近が雰囲気としては近いかもしれません。宝永山もきちんと右手にあります。

キャプテン翼7話2比較
7話。本作でもそれは同様で、基本的に南葛市は具体的な静岡県内のモデルがあるような描き方はされていなかったのですが、7話冒頭で、静岡鉄道日吉町駅前と思われるカットが突然、登場しました。アレンジはありますが、この駅を参考にして描いたことには疑いはないでしょう。

キャプテン翼8話比較
8話。富士山は幾度も出て来るのですが、こちらは岬太朗の父親、岬一郎が富士山を描くことについて言及した際に登場した富士山です。写真は静岡市清水区と富士市の境界あたりから撮影したものですが、剣ヶ峰が中央辺りに描かれており、どうも静岡市側からの富士山ではなさそうですね。中央の山腹にあるのは宝永火口なのでしょうか。だとすると、富士山の東側のまちということになります。

というわけで静岡県静岡市がアニメ4作目の南葛市のモデルなのかという検証でした。あくまで、架空のまちという設定で良いと思うのですが、なぜ日吉町駅だけ突如、実在の静岡市の風景が参考にされたのか謎ですね。今後も静岡市がちらほら登場するのか、注目です。
プロフィール

スカイDJ

Author:スカイDJ
※2015年春頃までに作成した記事についているMAPがGoogleの何らかの仕様変更で現在閲覧不能になっております。申し訳ございません(_ _)作成者である私自身も地図にアクセスできない状態なのです。

アニメや漫画の舞台を巡って旅する旅行中毒者。B級スポット・離島・神社・水族館なども好物です。

・BTC舞台探訪者コミュニティ関西支部所属
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