坂道のアポロン(黒島)【舞台探訪・聖地巡礼】
2007年から2012年まで、月刊フラワーズに連載され、2012年にはアニメが放送された「坂道のアポロン」の最終話に登場した九十九島にある黒島に行ってきました。
行方を暗ました千太郎が、聖職者として勤めていたのが、黒島に所在する黒島天主堂というカトリックの教会です。
原作の漫画では、第45話、アニメ版では第12話でいずれも最終話での登場となっています。

それでは比較画像です。
アニメ版でも同様に黒島天主堂がモデルとなっており、他の場所も登場したりしますが、先達の探訪者の分かりやすい記事がすでに存在しているので、こちらでは原作の漫画との比較だけアップいたします。
(参考:「坂道のアポロン 舞台探訪(聖地巡礼) 」 天狼星さん)
【黒島天主堂(黒島教会)】
長崎の景勝地、九十九島にある有人島のひとつ、黒島の中心部にある重要文化財にもなっている教会です。
比較画像は、徐々に教会に近づいていく形で並べてみました。

最終話、最終ページの印象的なカラーのカットです。演出上の意図だと思いますが、坂道の上にある設定になっています。実際は、教会の前に、作中の様な坂道はありません。

こちらはおおむね一致します。現在は駐車場になっています。

教会のデザインはもちろんですが、植込みの木の様子まで一致しています。
明らかに、実物の教会を参考に描かれていることが窺えます。

訪問したのが12月だったこともあるのでしょう、イルミネーションの装飾がありました。夜、見てみたかったですが、船の最終便の時間が黒島を15時30分発なので、島で1泊することになります。

教会の正面入り口です。

入り口に更に寄った絵です。

教会の左手側から見上げたところです。細かい部分に関しては一致しないところもあります。

もう少し手前に下がって撮影したいところなのですが、崖に阻まれて下がれないので、こういう仰角でしか撮影できません。

教会の側面です。左右、どちらの側面でもこういった絵にはなりますが、写真は左手から撮影しています。

今回、一番、興奮した場所です。千太郎が薫の弾くピアノの音に気付いて、教会に向かって坂道を駆け下りていくシーンです。
本作において、“坂道”は大きな意味を持っていますが、このシーン、実際にここに坂が存在しているとは思いもしませんでした。

ちなみにですが、内部はこんな感じです。内部に関しても、作中そのままです。いうまでもありませんが、撮影禁止ですので、比較画像はありませんし、「撮影禁止」の文言が仮になくても、信仰の場で内部の写真を撮ることは、基本的にマナー違反だと思います。
【黒島の風景】
天主堂に向かう途中の道ですが、実際の風景で一致しそうなものはありませんでした。

似ている場所で、このレベルです。教会から港は1.5kmほど離れていますが、途中で海が見える場所はあまりなく、緩やかに坂道を歩いていくイメージです。
教会の近くで海が見えるとすると、むしろ、船着き場のある港側ではなく、名切浜という島の南側にという感じです。
名切浜は船着き場とは正反対の場所にありますが、こちらから教会に向かうとすると、そこそこの坂道が教会手前まで続きます。

民家も人っ気もありませんし、名切浜と教会の間の道の方が、作中の雰囲気を味わえるなと思いました。
ということで、比較画像は以上です。
黒島にいる間は、坂道のメロディがずっと頭の中で流れ続けていました。放送から3年も経ってしまいましたが、ずっと果たせなかった黒島訪問をようやく敢行することができ、本当に良かったです。
なお、黒島ですが、フェリーが一日3往復しかありませんので、訪問の際はお気をつけ下さい。
現在運航中のフェリーは、平成27年に就航したばかりの新造船のため、残念ながら、作中ものとは一致はしません。

■フェリーくろしま 時刻表(平成27年12月現在の情報なのでご注意ください)
料金:相浦⇔黒島往復1370円
①10:00相浦港→10:25高島→10:50黒島 ①06:40黒島→07:05高島→07:30相浦港
②13:00相浦港→13:25高島→13:50黒島 ②11:00黒島→11:24高島→12:00相浦港
③17:00相浦港→17:25高島→17:50黒島 ③15:30黒島→15:55高島→16:20相浦港
※GW・年末年始・お盆などはもう1便増便されて一日4便になります。
相浦港は松浦鉄道相浦駅から徒歩5分程度。佐世保駅から相浦駅は30分程度です。
フェリーは、高島というもう一つの有人島を経由します。なお、アニメ版では高島の船着き場が、黒島の船着き場として、登場していますので(下の写真です)、立ち寄るのもいいかもしれません。自分は高島でも下船して、島中を歩き回ってみましたが、この船着き場以外の坂道のアポロンのモデルと思しきものは見つかりませんでした。

以上、坂道のアポロンの最終話の探訪でした。
今回は、高島に立ち寄ったこともあり、いそいそと回らざるをえませんでしたが、機会があれば、次はのんびりと作中の雰囲気に浸りたいなと思います。

行方を暗ました千太郎が、聖職者として勤めていたのが、黒島に所在する黒島天主堂というカトリックの教会です。
原作の漫画では、第45話、アニメ版では第12話でいずれも最終話での登場となっています。

それでは比較画像です。
アニメ版でも同様に黒島天主堂がモデルとなっており、他の場所も登場したりしますが、先達の探訪者の分かりやすい記事がすでに存在しているので、こちらでは原作の漫画との比較だけアップいたします。
(参考:「坂道のアポロン 舞台探訪(聖地巡礼) 」 天狼星さん)
【黒島天主堂(黒島教会)】
長崎の景勝地、九十九島にある有人島のひとつ、黒島の中心部にある重要文化財にもなっている教会です。
比較画像は、徐々に教会に近づいていく形で並べてみました。

最終話、最終ページの印象的なカラーのカットです。演出上の意図だと思いますが、坂道の上にある設定になっています。実際は、教会の前に、作中の様な坂道はありません。

こちらはおおむね一致します。現在は駐車場になっています。

教会のデザインはもちろんですが、植込みの木の様子まで一致しています。
明らかに、実物の教会を参考に描かれていることが窺えます。

訪問したのが12月だったこともあるのでしょう、イルミネーションの装飾がありました。夜、見てみたかったですが、船の最終便の時間が黒島を15時30分発なので、島で1泊することになります。

教会の正面入り口です。

入り口に更に寄った絵です。

教会の左手側から見上げたところです。細かい部分に関しては一致しないところもあります。

もう少し手前に下がって撮影したいところなのですが、崖に阻まれて下がれないので、こういう仰角でしか撮影できません。

教会の側面です。左右、どちらの側面でもこういった絵にはなりますが、写真は左手から撮影しています。

今回、一番、興奮した場所です。千太郎が薫の弾くピアノの音に気付いて、教会に向かって坂道を駆け下りていくシーンです。
本作において、“坂道”は大きな意味を持っていますが、このシーン、実際にここに坂が存在しているとは思いもしませんでした。

ちなみにですが、内部はこんな感じです。内部に関しても、作中そのままです。いうまでもありませんが、撮影禁止ですので、比較画像はありませんし、「撮影禁止」の文言が仮になくても、信仰の場で内部の写真を撮ることは、基本的にマナー違反だと思います。
【黒島の風景】
天主堂に向かう途中の道ですが、実際の風景で一致しそうなものはありませんでした。

似ている場所で、このレベルです。教会から港は1.5kmほど離れていますが、途中で海が見える場所はあまりなく、緩やかに坂道を歩いていくイメージです。
教会の近くで海が見えるとすると、むしろ、船着き場のある港側ではなく、名切浜という島の南側にという感じです。
名切浜は船着き場とは正反対の場所にありますが、こちらから教会に向かうとすると、そこそこの坂道が教会手前まで続きます。

民家も人っ気もありませんし、名切浜と教会の間の道の方が、作中の雰囲気を味わえるなと思いました。
ということで、比較画像は以上です。
黒島にいる間は、坂道のメロディがずっと頭の中で流れ続けていました。放送から3年も経ってしまいましたが、ずっと果たせなかった黒島訪問をようやく敢行することができ、本当に良かったです。
なお、黒島ですが、フェリーが一日3往復しかありませんので、訪問の際はお気をつけ下さい。
現在運航中のフェリーは、平成27年に就航したばかりの新造船のため、残念ながら、作中ものとは一致はしません。

■フェリーくろしま 時刻表(平成27年12月現在の情報なのでご注意ください)
料金:相浦⇔黒島往復1370円
①10:00相浦港→10:25高島→10:50黒島 ①06:40黒島→07:05高島→07:30相浦港
②13:00相浦港→13:25高島→13:50黒島 ②11:00黒島→11:24高島→12:00相浦港
③17:00相浦港→17:25高島→17:50黒島 ③15:30黒島→15:55高島→16:20相浦港
※GW・年末年始・お盆などはもう1便増便されて一日4便になります。
相浦港は松浦鉄道相浦駅から徒歩5分程度。佐世保駅から相浦駅は30分程度です。
フェリーは、高島というもう一つの有人島を経由します。なお、アニメ版では高島の船着き場が、黒島の船着き場として、登場していますので(下の写真です)、立ち寄るのもいいかもしれません。自分は高島でも下船して、島中を歩き回ってみましたが、この船着き場以外の坂道のアポロンのモデルと思しきものは見つかりませんでした。

以上、坂道のアポロンの最終話の探訪でした。
今回は、高島に立ち寄ったこともあり、いそいそと回らざるをえませんでしたが、機会があれば、次はのんびりと作中の雰囲気に浸りたいなと思います。

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