ぽんこつポン子(沼津市戸田)【舞台探訪・聖地巡礼】
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ぽんこつポン子(沼津市戸田)【舞台探訪・聖地巡礼】
※以下はコミックス発売前に訪問した際の記事です。最新の記事は上記ですので、そちらをご覧ください。↑
「週刊ビッグコミックスピリッツ」2019年17号より連載が始まった矢寺圭太先生の『ぽんこつポン子』ですが、舞台となる日坂町(ひさかちょう)のモデルが沼津市の戸田地区となっています。第1話冒頭で「静岡」とはっきり書かれており、JR沼津駅南口が描写されていたので、ここから何処まで南下するんだろう…っと思っていたら、ギリギリ沼津市内の旧戸田村がメイン舞台でした。
ちなみにですが、連載の時点では「日坂町」と「日板町」の両方の表記が混在していて、どちらが正解なのか分からない…という状況になっています。

戸田は2005年4月1日に沼津市と合併する前までは田方郡戸田村という独立した自治体だったエリアで、沼津市でありながら沼津駅から車で1時間程掛かるという場所にあります。
伊豆半島にありますので、観光地には勿論なっていますが、西伊豆らしいのんびりとした空気が流れる鄙びた漁村です。本作ののほほんとした雰囲気には良くあった町だと思います。
【出逢い岬あたり】

作中の様に道路を走るバスと御浜岬、そして集落が同時に見えるという場所はありません。写真は出逢い岬という展望台などがある場所から撮影したものです。多少のデフォルメがありますが、戸田を知っている人が見れば、一瞬で戸田と分かる特徴的な風景です。
【戸田漁業協同組合直売所】

集落中心部を南北に走る県道17号線沿いにある漁協直営の直売所の前あたりです。
【港橋】

同じく主要地方道17号沼津土肥線の橋「港橋」です。横を流れているのは「大川」という川になります。
【お食事処かにや 戸田本店】

網元直営のお食事処です。これは再現度がかなり高くて、本当にそのまんまという感じです。
【の一食堂?】

戸田の名物、タカアシガニや深海魚などを出す食堂です。お店の前に水槽が設置してあり、高足ガニが沢山放り込まれていたので、作中のカットはこの水槽を参考したのではないかなぁ…と思います。
【小舟ヶ浜 桟橋】

御浜岬の先端側、諸口神社の赤い鳥居の横にある桟橋が手前に描かれています。奥に見えるのは、戸田の中心部です。
山の稜線も、何となく実際のものを再現しているように見えます。
【喫茶セピア】

作中では“海風”というお店になっています。外観には多少の改変が見られます。

写真では左側の方にあるためこの中には収まりませんでしたが、作中同様、なぜかカフェなのに「貸ボート」の看板が出ています。

外観だけかなぁ…と思って入ってみたところ、なんと内部もそのままモデルになっていました!

カウンター側も概ね、そのまま。

お店の方も知り合いから聞いたということで、本作に登場していることは承知をしており、雑誌コーナーに当該エピソードを掲載したスピリッツが設置されていました。

細かいところはアレンジされていますが、明らかに取材して書いている感じですね。

私はお店の売りだというセピアラーメンを頂いたのですが、喫茶店のラーメンと侮るなかれ。何故カフェにこんな本格的なラーメンが…というクオリティ。しかも600円(税込)という良心的な価格です。コーヒーも300円(税別)でして、とても伊豆の観光地にある喫茶店とは思えません。観光客は勿論ですが、地域の人がよく使うお店だからこそのメニューや価格設定なんだろうなぁ…と思いました。実際、私が訪問した際は常連さんと思しきお客さんが2組カウンターにおりました。

現在のところ、一番の“聖地”と云ってもいいようなスポットなので、是非、入店してみてもらいたいお店です。
※なお、お店から許可を頂いて写真撮影およびブログ掲載をしています。
というわけで、西伊豆のちょっと辺鄙な場所にある漁村、旧戸田村でした。最後になりますが、戸田は『へだ』と読みますので、お間違えなく。細い路地裏なんかもとても良い雰囲気の港町なので、またゆっくりと訪れてみたいと思います。

ぽんこつポン子(沼津市戸田)【舞台探訪・聖地巡礼】
※以下はコミックス発売前に訪問した際の記事です。最新の記事は上記ですので、そちらをご覧ください。↑
「週刊ビッグコミックスピリッツ」2019年17号より連載が始まった矢寺圭太先生の『ぽんこつポン子』ですが、舞台となる日坂町(ひさかちょう)のモデルが沼津市の戸田地区となっています。第1話冒頭で「静岡」とはっきり書かれており、JR沼津駅南口が描写されていたので、ここから何処まで南下するんだろう…っと思っていたら、ギリギリ沼津市内の旧戸田村がメイン舞台でした。
ちなみにですが、連載の時点では「日坂町」と「日板町」の両方の表記が混在していて、どちらが正解なのか分からない…という状況になっています。

戸田は2005年4月1日に沼津市と合併する前までは田方郡戸田村という独立した自治体だったエリアで、沼津市でありながら沼津駅から車で1時間程掛かるという場所にあります。
伊豆半島にありますので、観光地には勿論なっていますが、西伊豆らしいのんびりとした空気が流れる鄙びた漁村です。本作ののほほんとした雰囲気には良くあった町だと思います。
【出逢い岬あたり】

作中の様に道路を走るバスと御浜岬、そして集落が同時に見えるという場所はありません。写真は出逢い岬という展望台などがある場所から撮影したものです。多少のデフォルメがありますが、戸田を知っている人が見れば、一瞬で戸田と分かる特徴的な風景です。
【戸田漁業協同組合直売所】

集落中心部を南北に走る県道17号線沿いにある漁協直営の直売所の前あたりです。
【港橋】

同じく主要地方道17号沼津土肥線の橋「港橋」です。横を流れているのは「大川」という川になります。
【お食事処かにや 戸田本店】

網元直営のお食事処です。これは再現度がかなり高くて、本当にそのまんまという感じです。
【の一食堂?】

戸田の名物、タカアシガニや深海魚などを出す食堂です。お店の前に水槽が設置してあり、高足ガニが沢山放り込まれていたので、作中のカットはこの水槽を参考したのではないかなぁ…と思います。
【小舟ヶ浜 桟橋】

御浜岬の先端側、諸口神社の赤い鳥居の横にある桟橋が手前に描かれています。奥に見えるのは、戸田の中心部です。
山の稜線も、何となく実際のものを再現しているように見えます。
【喫茶セピア】

作中では“海風”というお店になっています。外観には多少の改変が見られます。

写真では左側の方にあるためこの中には収まりませんでしたが、作中同様、なぜかカフェなのに「貸ボート」の看板が出ています。

外観だけかなぁ…と思って入ってみたところ、なんと内部もそのままモデルになっていました!

カウンター側も概ね、そのまま。

お店の方も知り合いから聞いたということで、本作に登場していることは承知をしており、雑誌コーナーに当該エピソードを掲載したスピリッツが設置されていました。

細かいところはアレンジされていますが、明らかに取材して書いている感じですね。

私はお店の売りだというセピアラーメンを頂いたのですが、喫茶店のラーメンと侮るなかれ。何故カフェにこんな本格的なラーメンが…というクオリティ。しかも600円(税込)という良心的な価格です。コーヒーも300円(税別)でして、とても伊豆の観光地にある喫茶店とは思えません。観光客は勿論ですが、地域の人がよく使うお店だからこそのメニューや価格設定なんだろうなぁ…と思いました。実際、私が訪問した際は常連さんと思しきお客さんが2組カウンターにおりました。

現在のところ、一番の“聖地”と云ってもいいようなスポットなので、是非、入店してみてもらいたいお店です。
※なお、お店から許可を頂いて写真撮影およびブログ掲載をしています。
というわけで、西伊豆のちょっと辺鄙な場所にある漁村、旧戸田村でした。最後になりますが、戸田は『へだ』と読みますので、お間違えなく。細い路地裏なんかもとても良い雰囲気の港町なので、またゆっくりと訪れてみたいと思います。

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