スーパーカブ(北杜市・韮崎市・甲府市・中央市)【舞台探訪・聖地巡礼】
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トネ・コーケン先生原作で、2017年12月から「コミックNewtype」において蟹丹先生作画による漫画版が連載されている『スーパーカブ』の舞台を訪ねて来ました。訪問時の最新話は19話です。本作のメイン舞台は山梨県北杜市となっており、その周辺部も含めて実在の風景がモデルとして描かれています。
結構な人気作で、アニメ化企画も進行中の本作ですが、日野春駅みたいなはっきり分かるようなモデル以外を訪ねたブログやツイートなどは存在しなかったので、とりあえず画像検索とストリートビューで片っ端からモデルを特定して地図をつくっていきました。
結果分かったのは、北杜市と云っても大半の登場箇所は合併前の旧武川村のエリアだということです。
小熊の家から高校のモデルまでは、実はカブで登校するほどの距離ではないのでは…という感じですね。高低差はありますが。
というわけで、現地との比較記事は「北杜市(武川地区)」「北杜市(武川地区外)「韮崎市」「甲府市」「中央市」の5つのエリアに分けています。
■北杜市(武川地区)
【日野春駅】

1話。実はここは旧武川村ではなく、旧長坂町ということになりますが、武川地区の最寄り駅でもありますし、便宜上、武川地区として扱います。このカットは本作の第一話の一番最初のカットになります。
【日野春隧道】

2話。日野春駅と高校のモデルがある旧武川村とは、かなりの高低差があり、旧武川村と駅の間にある曲がりくねった坂道の途中にあるトンネルです。小熊の高校への通学路の途中ということですね。

3話。実はこちらも旧長坂町ということになります。
【釜無川橋】

2話。日野春駅と旧武川村の間に流れる河川が釜無川です。こちらは川の左岸側で、釜無川橋ポケットパークという橋の東詰めにある小さな公園スペースみたいなところの東屋が奥に見えています。

17話。釜無川橋の少し上流で、釜無川と大武川が合流します。写真は、川の下流側の高台から撮ってみました。
【大武川橋】

2話。交通量の多い国道20号線沿いの橋です。
【山梨県民信用組合 武川支店】

5話。小熊がカブの部品を貰いにいくのがこちら。きちんとモデルとして描いていることが分かります。
【スーパーおの】

3話。ちょくちょく作中で登場する「スーパーおのだ」のモデルは「スーパーおの」です。

5話。武川村の中心エリアにある地元のスーパーですね。

6話。3話の描写では鉄骨が描かれていたのですが、なぜかこのカットでは鉄骨が排除されました。

7話。ほぼそのんまんまですね。
【県道612号線 むかわの湯北西あたり】

1話。いまいち一致しないのですが、家屋の形状からもこの辺りであることは確かという感じ。東から西に向かったカットです。

1話。右奥に見ている建造物は「甲斐駒センターせせらぎ」です。
【北杜市立武川中学校】

1話。小熊の通う高校のモデルです。実際には中学校がモデルになっています。

1話。旧武川村のエリアには高校がありませんので、中学校をモデルにしたってことですかね。

1話。こちらは校門を内側から見たカット。しっかりモデルになっていますね。学校敷地外から撮影してこんな感じ。

1話。校舎の時計です。

3話。照明の形状も一致しています。

6話。特徴的な校舎の側面も一致。

16話。こちらは校門前。「武川祭」と作中でもはっきり書いてありますので、武川の学校がモデルであることは疑いようがありません。

16話。校舎の裏側。こちらも敷地外からの撮影なので、完全には一致しません。

16話。ちょくちょく登場している学校の駐輪場。ちゃんと参考に作画されています。敷地外からの撮影だとこれが限界。
【県道612号線 武川中学校前あたり】

1話。学校のそばの道路です。

5話。奥に見えるのは「甲斐駒センターせせらぎ」。
【ハッピードリンクショップ武川山高店】

1話。山梨県といえば「ゆるキャン△」でもおなじみのハッピードリンクショップですよね。

17話。学校より西側なので、小熊の家と学校との往復では本来通過しない場所の筈。
【禅光美術館】

1話。小熊がカブを購入するバイクショップ「BEAR MOTORS」はこの付近にある設定です。周りの風景は一致しますが、そこにはお店はありません。
【駒城橋】

19話。椎の家から学校へ向かう時に登場。しかしながら、実際には学校よりも西側にあり、本来通過しない場所です。橋の欄干の形状や山の稜線からもこの橋がモデルで間違いなかろうと思います。
■北杜市(武川地区外)
【北杜市役所】

1話。市役所は合併前の須玉町のエリアにあり、学校からは結構、離れた場所になります。
【バックハウス インノ 八ヶ岳店】

17話。椎の実家のパン屋さん「BEURRE」のモデルです。

17話。お店の内部はまったく違う雰囲気です。外観だけがモデルになっている感じです。

17話。周辺の雰囲気はちょっとアレンジされていますね。

17話。こちらもインノ の一部なのか分かりませんが、お店の横にある水車小屋です。

19話。ちなみに椎の家と学校は直線距離で7km離れていて、それこそ自転車の通学だとそれなりに大変そうです。
■韮崎市
【国道20号線 穴山橋】

16話。ここからは韮崎市です。甲府東高校に文化祭の道具を仮に行く途中で登場する橋がこちら。基本、こういう道路のカットは歩道から撮影しますので、一致度は低めになってます。

11話。上記のカットと同じ方角(右岸)から見たものです。近くの歩道橋から撮影してみました。
【国道20号線 ネッツトヨタ山梨韮崎店付近】

6話。クーリエのアルバイトで甲府の高校との間を往復している時に登場します。
【国道20号線 薬師橋付近】

6話。こういう道路標識もしっかり一致するんですよね。

6話。
■甲府市
【山梨県立甲府東高校】

6話。小熊がクーリエのバイトでカブで向かった高校のモデル。

6話。16話では文化祭の道具を借りに向かったのもこの高校でしたね。なお、作中では距離20kmほどと云っていますが、実際には直線距離だけでも25km程度あり、かなり遠いです。
【甲府市医師会地域医療センター】

23話。医療検査物を運ぶアルバイトで小熊が訪問した医療機関。建物に謎の改変あり。
【甲府共立診療所】

23話。地域医療センターと同じく医療検査物を運ぶアルバイトで小熊が訪問した医療機関。作中では「甲府診療所」となっている。
■中央市
【アップガレージ山梨中央店&ライダース山梨中央店】

20話でウィンドシールドを買いに礼子と訪問したお店。
というわけで以上です。よかったらマップ参考にして下さい。
スーパーカブ(北杜市・韮崎市・甲府市・中央市)【舞台探訪・聖地巡礼】
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スーパーカブ(御殿場市)【舞台探訪・聖地巡礼】
スーパーカブ(箱根)【舞台探訪・聖地巡礼】
トネ・コーケン先生原作で、2017年12月から「コミックNewtype」において蟹丹先生作画による漫画版が連載されている『スーパーカブ』の舞台を訪ねて来ました。訪問時の最新話は19話です。本作のメイン舞台は山梨県北杜市となっており、その周辺部も含めて実在の風景がモデルとして描かれています。
結構な人気作で、アニメ化企画も進行中の本作ですが、日野春駅みたいなはっきり分かるようなモデル以外を訪ねたブログやツイートなどは存在しなかったので、とりあえず画像検索とストリートビューで片っ端からモデルを特定して地図をつくっていきました。
結果分かったのは、北杜市と云っても大半の登場箇所は合併前の旧武川村のエリアだということです。
小熊の家から高校のモデルまでは、実はカブで登校するほどの距離ではないのでは…という感じですね。高低差はありますが。
というわけで、現地との比較記事は「北杜市(武川地区)」「北杜市(武川地区外)「韮崎市」「甲府市」「中央市」の5つのエリアに分けています。
■北杜市(武川地区)
【日野春駅】

1話。実はここは旧武川村ではなく、旧長坂町ということになりますが、武川地区の最寄り駅でもありますし、便宜上、武川地区として扱います。このカットは本作の第一話の一番最初のカットになります。
【日野春隧道】

2話。日野春駅と高校のモデルがある旧武川村とは、かなりの高低差があり、旧武川村と駅の間にある曲がりくねった坂道の途中にあるトンネルです。小熊の高校への通学路の途中ということですね。

3話。実はこちらも旧長坂町ということになります。
【釜無川橋】

2話。日野春駅と旧武川村の間に流れる河川が釜無川です。こちらは川の左岸側で、釜無川橋ポケットパークという橋の東詰めにある小さな公園スペースみたいなところの東屋が奥に見えています。

17話。釜無川橋の少し上流で、釜無川と大武川が合流します。写真は、川の下流側の高台から撮ってみました。
【大武川橋】

2話。交通量の多い国道20号線沿いの橋です。
【山梨県民信用組合 武川支店】

5話。小熊がカブの部品を貰いにいくのがこちら。きちんとモデルとして描いていることが分かります。
【スーパーおの】

3話。ちょくちょく作中で登場する「スーパーおのだ」のモデルは「スーパーおの」です。

5話。武川村の中心エリアにある地元のスーパーですね。

6話。3話の描写では鉄骨が描かれていたのですが、なぜかこのカットでは鉄骨が排除されました。

7話。ほぼそのんまんまですね。
【県道612号線 むかわの湯北西あたり】

1話。いまいち一致しないのですが、家屋の形状からもこの辺りであることは確かという感じ。東から西に向かったカットです。

1話。右奥に見ている建造物は「甲斐駒センターせせらぎ」です。
【北杜市立武川中学校】

1話。小熊の通う高校のモデルです。実際には中学校がモデルになっています。

1話。旧武川村のエリアには高校がありませんので、中学校をモデルにしたってことですかね。

1話。こちらは校門を内側から見たカット。しっかりモデルになっていますね。学校敷地外から撮影してこんな感じ。

1話。校舎の時計です。

3話。照明の形状も一致しています。

6話。特徴的な校舎の側面も一致。

16話。こちらは校門前。「武川祭」と作中でもはっきり書いてありますので、武川の学校がモデルであることは疑いようがありません。

16話。校舎の裏側。こちらも敷地外からの撮影なので、完全には一致しません。

16話。ちょくちょく登場している学校の駐輪場。ちゃんと参考に作画されています。敷地外からの撮影だとこれが限界。
【県道612号線 武川中学校前あたり】

1話。学校のそばの道路です。

5話。奥に見えるのは「甲斐駒センターせせらぎ」。
【ハッピードリンクショップ武川山高店】

1話。山梨県といえば「ゆるキャン△」でもおなじみのハッピードリンクショップですよね。

17話。学校より西側なので、小熊の家と学校との往復では本来通過しない場所の筈。
【禅光美術館】

1話。小熊がカブを購入するバイクショップ「BEAR MOTORS」はこの付近にある設定です。周りの風景は一致しますが、そこにはお店はありません。
【駒城橋】

19話。椎の家から学校へ向かう時に登場。しかしながら、実際には学校よりも西側にあり、本来通過しない場所です。橋の欄干の形状や山の稜線からもこの橋がモデルで間違いなかろうと思います。
■北杜市(武川地区外)
【北杜市役所】

1話。市役所は合併前の須玉町のエリアにあり、学校からは結構、離れた場所になります。
【バックハウス インノ 八ヶ岳店】

17話。椎の実家のパン屋さん「BEURRE」のモデルです。

17話。お店の内部はまったく違う雰囲気です。外観だけがモデルになっている感じです。

17話。周辺の雰囲気はちょっとアレンジされていますね。

17話。こちらもインノ の一部なのか分かりませんが、お店の横にある水車小屋です。

19話。ちなみに椎の家と学校は直線距離で7km離れていて、それこそ自転車の通学だとそれなりに大変そうです。
■韮崎市
【国道20号線 穴山橋】

16話。ここからは韮崎市です。甲府東高校に文化祭の道具を仮に行く途中で登場する橋がこちら。基本、こういう道路のカットは歩道から撮影しますので、一致度は低めになってます。

11話。上記のカットと同じ方角(右岸)から見たものです。近くの歩道橋から撮影してみました。
【国道20号線 ネッツトヨタ山梨韮崎店付近】

6話。クーリエのアルバイトで甲府の高校との間を往復している時に登場します。
【国道20号線 薬師橋付近】

6話。こういう道路標識もしっかり一致するんですよね。

6話。
■甲府市
【山梨県立甲府東高校】

6話。小熊がクーリエのバイトでカブで向かった高校のモデル。

6話。16話では文化祭の道具を借りに向かったのもこの高校でしたね。なお、作中では距離20kmほどと云っていますが、実際には直線距離だけでも25km程度あり、かなり遠いです。
【甲府市医師会地域医療センター】

23話。医療検査物を運ぶアルバイトで小熊が訪問した医療機関。建物に謎の改変あり。
【甲府共立診療所】

23話。地域医療センターと同じく医療検査物を運ぶアルバイトで小熊が訪問した医療機関。作中では「甲府診療所」となっている。
■中央市
【アップガレージ山梨中央店&ライダース山梨中央店】

20話でウィンドシールドを買いに礼子と訪問したお店。
というわけで以上です。よかったらマップ参考にして下さい。
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コメントの投稿
甲府東?甲府一高でないのかな?
Re: タイトルなし
ハギちゃん様
コメント、ありがとうございます。
ご指摘の意味が理解できなかったのですが、これは甲府東高校ではない、という意味なんでしょうか!?
コメント、ありがとうございます。
ご指摘の意味が理解できなかったのですが、これは甲府東高校ではない、という意味なんでしょうか!?
甲府東高等学校ではなくて、甲府第一高等学校ではないでしょうか?
Re: タイトルなし
どう見ても甲府東高校です。よく記事と写真をご覧いただければと思います。
恐らく作中で登場した高校名は「一高」で、モデルとなった高校は「東高」?