夢見る男子は現実主義者(浜松市)【聖地巡礼・舞台探訪】
2023年夏放送のアニメ『夢見る男子は現実主義者』の舞台モデルとなっている静岡県浜松市を訪問して来ました。
といっても、訪問時はまだアニメ放送は始まっておらず、PVが2本公開されているだけの状態でしたので、本放送の内容ではなく、PVに描かれている場所と、モデルになったと明らかにされている場所などを巡ったものです。

本作は、おけまる先生によるライトノベルが原作で、HJ文庫から小説が刊行。2021年には漫画化され、今回、2023年夏からアニメが放送されることになりました。
浜松市によると、原作は特定の地域がモデルになっているわけではないそうですが、アニメ化に際して浜松市が舞台になることになったとのことでした。その辺りは、2022年11月の浜松市の市長定例記者会見で発表されていて、浜松市のHP(2分30秒辺りからです)でも確認できます。自治体の公式チャンネルが発信した広報用動画で、高度の公共性があり、引用は許容範囲と考えるので説明のため動画から画像を引用します。

引用:YouTube はままつ動画チャンネル「2022年11月 浜松市長定例記者会見」より
浜松市担当者からの説明によれば、アニメの製作(制作?)スタッフ側から浜松市に問い合わせがあり、市内のロケーションを気に入ってもらい、アニメ化に際して舞台になることになったそうです。フィルムコミッションがスタッフに同行して市内を案内したそうですが、その際、弁天島海浜公園やアクト通りを訪れたことが明らかにされています。ただし、市の方は、訪れたどの場所が実際にアニメに描かれるのは、少なくともこの時点では、把握していないと回答していました。
同じに日に発表された浜松市のプレスリリースでは、主人公らの通う学校のモデルが浜松市立高校であることが明かされていますが、6月4日時点では、2本発表されているPVで確認できる具体的な舞台モデルは、アクト通り位という状況となっています。
というわけで、比較画像です。
【アクト通り】

PV第1弾および第2弾より。 静岡県で最も高い建造物であり、浜松市を代表するランドマークである「浜松アクトシティ」から北に延びる通りです。描写を見ると主人公・佐城渉やヒロイン・夏川愛華らが通う高校への通学路のモデルになっているようです。前述した通り、学校のモデルは浜松市立高校ですが、実際の市高生らが距離や立地的にこの通りを歩く可能性は低いでしょう。
また、こちらのモデルになったのは国道152号線の少し北辺りと思われますが、周囲の建造物や竹槍のような特徴的な白いオブジェ(管楽器をイメージしているんでしょうか?)と街路樹の位置関係など、細かい部分はあまり一致しません。あくまで、作画の際に参考にしたといったような描き方ですね。

浜松市とのコラボビジュアルより。こちらは弁天島海浜公園に設置されているパネルなどに描かれている同じくアクト通りですが、PVとは少し描き方が異なっています。奥に見える建造物をみると、確かにモデルになっているらしいことがわかりますが、これはアクト通りの北端の向こう側にあるマンションと店舗兼住宅で、上述の国道152号線の少し北辺りからだと、左側の建物は見えません。写真は、アクト通りを一番北のエリアまで行って撮影したものですが、そのエリアでは竹槍のようなオブジェは設置されていません。

PV第1弾および第2弾より。白い竹を斜めに切ったようなオブジェをみるに、ここがアクト通りであろうことは疑いがないのですが、やはり周囲の建造物は探してみたのですが、それらしきものはありませんでした。1枚目の比較画像では、左手の建物などは、この建物だよな…という感じの描き方はしていますが、かなり改変されています。
あくまでアクト通りをイメージしたカットといった形で、実際の浜松市の風景を精緻に描こうとしているといった感じではないように見受けられます。少なくともアクト通りの描写を観る限りは。
【浜松市立高校】

浜松市が設置した男女共学の高等学校です。女子高として設立され2004年度までは女子高でした。2022年11月29日に浜松市から発表されたリリースで、この学校が主人公らの通う高校のデザインのモデルになったと明らかにされています。
何風の建築というのかよく分かりませんが、講堂(写真左)が西洋風の外観でかなり特徴的なので、作中に登場したりしそうですね。

というわけでまだ殆ど登場カットはありませんが、弁天島海浜公園にはパネルが設置されていますし、市内各所にポスターや冊子が設置されるなどしていて、アニメ放送に向けた盛り上げりが感じられる浜松市の訪問記でした。
といっても、訪問時はまだアニメ放送は始まっておらず、PVが2本公開されているだけの状態でしたので、本放送の内容ではなく、PVに描かれている場所と、モデルになったと明らかにされている場所などを巡ったものです。

本作は、おけまる先生によるライトノベルが原作で、HJ文庫から小説が刊行。2021年には漫画化され、今回、2023年夏からアニメが放送されることになりました。
浜松市によると、原作は特定の地域がモデルになっているわけではないそうですが、アニメ化に際して浜松市が舞台になることになったとのことでした。その辺りは、2022年11月の浜松市の市長定例記者会見で発表されていて、浜松市のHP(2分30秒辺りからです)でも確認できます。自治体の公式チャンネルが発信した広報用動画で、高度の公共性があり、引用は許容範囲と考えるので説明のため動画から画像を引用します。

引用:YouTube はままつ動画チャンネル「2022年11月 浜松市長定例記者会見」より
浜松市担当者からの説明によれば、アニメの製作(制作?)スタッフ側から浜松市に問い合わせがあり、市内のロケーションを気に入ってもらい、アニメ化に際して舞台になることになったそうです。フィルムコミッションがスタッフに同行して市内を案内したそうですが、その際、弁天島海浜公園やアクト通りを訪れたことが明らかにされています。ただし、市の方は、訪れたどの場所が実際にアニメに描かれるのは、少なくともこの時点では、把握していないと回答していました。
同じに日に発表された浜松市のプレスリリースでは、主人公らの通う学校のモデルが浜松市立高校であることが明かされていますが、6月4日時点では、2本発表されているPVで確認できる具体的な舞台モデルは、アクト通り位という状況となっています。
というわけで、比較画像です。
【アクト通り】

PV第1弾および第2弾より。 静岡県で最も高い建造物であり、浜松市を代表するランドマークである「浜松アクトシティ」から北に延びる通りです。描写を見ると主人公・佐城渉やヒロイン・夏川愛華らが通う高校への通学路のモデルになっているようです。前述した通り、学校のモデルは浜松市立高校ですが、実際の市高生らが距離や立地的にこの通りを歩く可能性は低いでしょう。
また、こちらのモデルになったのは国道152号線の少し北辺りと思われますが、周囲の建造物や竹槍のような特徴的な白いオブジェ(管楽器をイメージしているんでしょうか?)と街路樹の位置関係など、細かい部分はあまり一致しません。あくまで、作画の際に参考にしたといったような描き方ですね。

浜松市とのコラボビジュアルより。こちらは弁天島海浜公園に設置されているパネルなどに描かれている同じくアクト通りですが、PVとは少し描き方が異なっています。奥に見える建造物をみると、確かにモデルになっているらしいことがわかりますが、これはアクト通りの北端の向こう側にあるマンションと店舗兼住宅で、上述の国道152号線の少し北辺りからだと、左側の建物は見えません。写真は、アクト通りを一番北のエリアまで行って撮影したものですが、そのエリアでは竹槍のようなオブジェは設置されていません。

PV第1弾および第2弾より。白い竹を斜めに切ったようなオブジェをみるに、ここがアクト通りであろうことは疑いがないのですが、やはり周囲の建造物は探してみたのですが、それらしきものはありませんでした。1枚目の比較画像では、左手の建物などは、この建物だよな…という感じの描き方はしていますが、かなり改変されています。
あくまでアクト通りをイメージしたカットといった形で、実際の浜松市の風景を精緻に描こうとしているといった感じではないように見受けられます。少なくともアクト通りの描写を観る限りは。
【浜松市立高校】

浜松市が設置した男女共学の高等学校です。女子高として設立され2004年度までは女子高でした。2022年11月29日に浜松市から発表されたリリースで、この学校が主人公らの通う高校のデザインのモデルになったと明らかにされています。
何風の建築というのかよく分かりませんが、講堂(写真左)が西洋風の外観でかなり特徴的なので、作中に登場したりしそうですね。

というわけでまだ殆ど登場カットはありませんが、弁天島海浜公園にはパネルが設置されていますし、市内各所にポスターや冊子が設置されるなどしていて、アニメ放送に向けた盛り上げりが感じられる浜松市の訪問記でした。
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