氷菓(11.5話 市民プール編)【舞台探訪・聖地巡礼】

2013年9月8日、氷菓のファンイベントである「神山高校文化祭(カンヤ祭)」が昨年に引き続き開催され、前日の7日には関連催事として11.5話「持つべきものは」で登場したプールのモデルとなった高山市民プールの見学会が行われました。

本イベントは「カンヤ祭実行委員会・神山高校応援部」という地元の有志の方々によるもので、プール見学会は高山市スポーツ振興課、そして指定管理者であるハマダスポーツ企画の協力の元に実現したものです。
ファンの思いに応えて、こうしたイベントを催して頂けるというのは、大変有難い話ですね。
心より感謝申し上げたいところです。

このプールは屋外プールですので、当然夏場しか開場しておりません。今回、開場期間が終了直後ということで、水が張られたままの夏の状態に近いプールを見学させて戴くことが出来たというわけです。

当日は生憎の雨となってしまいましたが、実行委員会のHPによれば、40人もの参加者があったようです。
車で集合したのが20名弱、残りは高山駅から路線バスで来訪されたという感じでしょうか。
バス組を引率して来られた方は、私も存じあげている市の商工観光部の方でしたので、商工観光部も本イベントに絡んでいたのかもしれません。有志が定期的なイベントを開催しており、それを市町や観光協会・商工会などが後押ししてくれるというのは、“聖地”においては最も理想的な状態と云えるかと思います。
こういう場所が、舞台探訪・聖地巡礼をしていて一番愉しいところであります。

折しも、プール見学会の前日6日には、京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)のプレオープンで、角川書店の井上社長が「聖地巡礼」現象と地域活性化に関して講演をされましたが、聖地化と町興しの成功事例として、高山市の氷菓を例にお話をされておりました。さすがは氷菓です。気になります!

今回、見学会の時間は15時~16時の1時間でした。限られた時間の中、雨も降っていたため、なかなかうまく回収が進まず、キャプチャした画像の3分の1程度しか撮影できていません。また、再現度が低い絵もかなり多いですが、ご容赦ください。それに、水の中に入らないと撮れないようなアングルのものも多いのです。

ところで、京都アニメーションの作品では、帽子なしでプールを泳いでいるのですが、高山市民プールではどうなんでしょうか。私の地元では帽子着用は義務付けられていましたが。まあ、いっかw

さて、ということで、水着姿の千反田さんを近くに感じながら、作中のプールと実際の様子を比べてみようかと思います。
作中の登場順序通りに行きたいと思います。
ちなみに、11.5話はコミック版氷菓第3巻限定版の付録ブルーレイに収録されており、USTREAMにて先行配信が行われたオリジナルエピソードです。
【一本杉白山神社近く】

奉太郎の自宅です。ここは位置モデルなので、実際には建物はありませんが。
【川上川(市民プール近く)】

作中の白い大きなアパートみたいな建物ですが、無くなっていました。目印がなくなって、撮影場所がちょっとズレてしまいましたね。昨年の他の探訪者の方の記事を拝見すると、ちゃんと白い建物があるのが確認できるので、ここ最近に取り壊されたのかもしれません。
【高山市民プール】

プールの底には色々な生き物が描かれています。

山の稜線まで一致するあたりがさすが京アニって感じです。

プールの縦横比が何やら一致しません。

実際にはソフトクリームを売っている売店はありませんでした。

まんまです!

手前に突き出している部分の形状が微妙に作中とは違う感じです。

監視員の乗っている台は、ウォータースライダーの下に移動していました。

ウォータースイラダーの下です。

監視台は3つあったのですが、このように古ぼけたものもありました。

これは、もうちょっと後方からズームにするべきだったと思いますが、ピント合わせが難しいです

山と木々の感じも似ています。


これは、まあ、適当にw

山の形も一致。舞台探訪者が映り込みw



もっとフェンス際まで寄って撮影するべきでした。




実際にはテントはありませんでした。営業期間中はあったのかな?

ちゃんと手前に木々があって背景が山ってのを作画している。凄いなぁ。

あれ、先刻も似たようなカットがw

これは、何の魚なのでしょう。

こんなでかい排水口のようなものは見当たりませんでした。見落としかな。

プールとプールの間にあるベンチ。

プール中の構造物がフレームインしてしまう。

えるたそかわいいよ、えるたそ。

このむっちり感が、なんというかリアルですよねw

これはプールに入らないと撮れないアングル。

もっと低い位置にカメラを構えるべきだったか。



これも、ちょっと撮影位置が違う。

木の生え方は少し違う。



こんな高い位置から見下ろした絵は撮れません。


やはり、この突き出ている部分の形が作中とはちょっと違う。



実際より勾配が急に描かれているように感じる。


















この辺は撮影が適当な感じ。


自販機が忠実なのはいいとして。後ろに置いてある案内看板の文言まで一致するとか、京アニクオリティ、オソロシス。

みなさん、雨宿り。

事務所内。窓に貼ってあるものまで再現しているじゃん!




以上です。まだまだ回収しきれていないカットがあるので、また撮影会があれば参加したいなと思います。撮影の仕方がまずかったものも多いですし。
ところで、云うまでもありませんが、営業中のプールでの撮影は禁止行為です。上記の様なカットを収めるには、今後もあるかわ分かりませんが、今回のような撮影会に参加する他ありません。営業時間内にカメラをプールに向けるような行為は厳に慎んでください。
大きな地図で見る
営業時間外に、プール外から撮影しても、幾つかのカットは収められるかと思います。
そういえば、実際の職員のユニフォームと作中ではこんな感じに違うようです。

以上、高山市民プールの舞台探訪でした!
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