京騒戯画(1話編)【舞台探訪・聖地巡礼】
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※9~10話はモデルのありそうな京都の風景が出てこなかったので記事はありません。
2013年10月より放送がスタートした『京騒戯画』のテレビアニメ版の第一話に登場した舞台を訪ねに京都に行って来ました。
訪問日は2013年10月13日・10月26日・10月27日の3日間です。

【高雄山】
嵐山のさらに10㎞ほど北にある紅葉で有名な山です。
第一話によれば、明恵上人は“都会の喧騒を離れ高雄の山中に居を構えた”とのこと。


現在の高雄山の山中には、当然こんな場所に建築物などありません。あるとすると、山の南側に「神護寺」というお寺がある位です。
一応、訪問してみましたが、全くもって一致しませんでした。
明恵上人と云えば「鳥獣人物戯画」で有名な高山寺の開基です。
本作も当然ながら鳥獣人物戯画もモチーフの一つとしているわけでして、だとすると、高雄山の山中ではなく、栂尾山では?(栂尾山は山号なので、実際の山としては峰山の南麓に当たる感じ)と思うのですが、京都辺りでは、この辺りの山地をまとめて高雄山と云ったりするのでしょうか。
実際に一家の住んでいた場所のモデルになっているのは、普通に下記に紹介する高山寺した。
高雄山は言葉として、作中に出てくるだけのようです。
【高山寺】
一家の住んでいた場所のモデルは高山寺の石水院というところです。国宝ですよw
高山寺は史実の明恵上人が開山したお寺でして、この設定は納得ですね。

桜の木はなかったっぽいけど。紅葉はキレイです。

軒を合わせたら床が水平になりません。どうやって撮ればこうなるんでしょう・・・

結構すぐ側まで木が生えているので、作中みたいに解放感がある感じじゃないですね。

お庭です。雰囲気は近いものがあります。庭に下りられないので、撮影できる位置は限られています。似た感じになるように写真は反転させてます。

襖の位置は開け方で変わります。

ここは改変が大きいですね。モデルとは言い難いです。

この方向の襖は全て外されていました。

これは、もうちょっと低い位置から撮るべきだったな。

石水院は庭に下りることが出来ないので、これが精一杯の写真です。そのため、下記の様な外から見た図は撮れないのです。

【辰巳大明神】
明恵が女の子を口説いていた場所です。改変が多いですが、作中でも「辰巳大明神」の文字が読み取れるので、ここがモデルなのでしょう。




【源光院】
「悟りの窓」「迷いの窓」で有名な源光院です。いい演出ですよね、ここ。




【鞍馬寺】


これは、鞍馬寺の仁王門なのでしょうか?お寺の山門の形はそんなに寺によってかけ離れているわけではないので、似ていると云われれば似ているような気もしますが…
実はここは、3話以降で下記の本殿などが登場し、きっちり一致します。

【八瀬の集落】

八瀬は、京都の東側、左京区にある地名です。
最初は何故、八瀬なんて微妙な場所が・・・なんて、思っていたのですが、「八瀬童子」と称する一族が鬼の子孫という伝承が残っており、次女・八瀬の元ネタはまさにそれですね。
さて、肝心の作中に出てくる洋館は一体なんなのでしょう。八瀬と付く地名の辺りを走りまわってみましたが、こんな洋風なものはありませんでした。強いて言うならエクシブがある位のものです。


「八瀬の集落」の写真を実際撮ったら、普通に家が並んでアスファルト舗装の道路があるだけでしたw
洋館のモデルに関してですが、背景坊主(high__k)さんが横浜にある山手西洋館の外交官の家であることを発見されました。

※2014年1月20日写真追加
以上でテレビ放送用アニメ版1話分の探訪は終了です。
なお、辰巳大明神と源光院は忘れられた庭の静かな片隅のlos_endosさんより教えて抱きました。
より大きな地図で 京騒戯画(舞台探訪・聖地巡礼) を表示
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訪問日は2013年10月13日・10月26日・10月27日の3日間です。

【高雄山】
嵐山のさらに10㎞ほど北にある紅葉で有名な山です。
第一話によれば、明恵上人は“都会の喧騒を離れ高雄の山中に居を構えた”とのこと。


現在の高雄山の山中には、当然こんな場所に建築物などありません。あるとすると、山の南側に「神護寺」というお寺がある位です。
一応、訪問してみましたが、全くもって一致しませんでした。
明恵上人と云えば「鳥獣人物戯画」で有名な高山寺の開基です。
本作も当然ながら鳥獣人物戯画もモチーフの一つとしているわけでして、だとすると、高雄山の山中ではなく、栂尾山では?(栂尾山は山号なので、実際の山としては峰山の南麓に当たる感じ)と思うのですが、京都辺りでは、この辺りの山地をまとめて高雄山と云ったりするのでしょうか。
実際に一家の住んでいた場所のモデルになっているのは、普通に下記に紹介する高山寺した。
高雄山は言葉として、作中に出てくるだけのようです。
【高山寺】
一家の住んでいた場所のモデルは高山寺の石水院というところです。国宝ですよw
高山寺は史実の明恵上人が開山したお寺でして、この設定は納得ですね。

桜の木はなかったっぽいけど。紅葉はキレイです。

軒を合わせたら床が水平になりません。どうやって撮ればこうなるんでしょう・・・

結構すぐ側まで木が生えているので、作中みたいに解放感がある感じじゃないですね。

お庭です。雰囲気は近いものがあります。庭に下りられないので、撮影できる位置は限られています。似た感じになるように写真は反転させてます。

襖の位置は開け方で変わります。

ここは改変が大きいですね。モデルとは言い難いです。

この方向の襖は全て外されていました。

これは、もうちょっと低い位置から撮るべきだったな。

石水院は庭に下りることが出来ないので、これが精一杯の写真です。そのため、下記の様な外から見た図は撮れないのです。

【辰巳大明神】
明恵が女の子を口説いていた場所です。改変が多いですが、作中でも「辰巳大明神」の文字が読み取れるので、ここがモデルなのでしょう。




【源光院】
「悟りの窓」「迷いの窓」で有名な源光院です。いい演出ですよね、ここ。




【鞍馬寺】


これは、鞍馬寺の仁王門なのでしょうか?お寺の山門の形はそんなに寺によってかけ離れているわけではないので、似ていると云われれば似ているような気もしますが…
実はここは、3話以降で下記の本殿などが登場し、きっちり一致します。

【八瀬の集落】

八瀬は、京都の東側、左京区にある地名です。
最初は何故、八瀬なんて微妙な場所が・・・なんて、思っていたのですが、「八瀬童子」と称する一族が鬼の子孫という伝承が残っており、次女・八瀬の元ネタはまさにそれですね。
さて、肝心の作中に出てくる洋館は一体なんなのでしょう。八瀬と付く地名の辺りを走りまわってみましたが、こんな洋風なものはありませんでした。強いて言うならエクシブがある位のものです。


「八瀬の集落」の写真を実際撮ったら、普通に家が並んでアスファルト舗装の道路があるだけでしたw
洋館のモデルに関してですが、背景坊主(high__k)さんが横浜にある山手西洋館の外交官の家であることを発見されました。

※2014年1月20日写真追加
以上でテレビ放送用アニメ版1話分の探訪は終了です。
なお、辰巳大明神と源光院は忘れられた庭の静かな片隅のlos_endosさんより教えて抱きました。
より大きな地図で 京騒戯画(舞台探訪・聖地巡礼) を表示
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